2020年 新年明けましておめでとうございます

2020年 新年明けましておめでとうございます。

 

夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

今年もよろしくお願いいたします。

 

三が日が明け皆様いかがお過ごしでしょうか。

私の今年のお正月は、元旦に子ども家族が新年の挨拶に集まってくれました。

 

 

長男、次男、長女の家族です。

全員顔を合わすことができてありがたいことです。

 

 

私の作ったお節料理をみんなに食べてもらい、お年玉を渡して、お正月!おばあちゃん!!って感じを味合わせてもらっています。

 

子育てを頑張っているパパとママたちにも毎年お年玉をあげているのですが、毎年の「新年くじ引き運試しお年玉争奪戦」をやめて、今年は「ゲームで真剣勝負お年玉争奪戦」にしました。

盛り上がりましたね~~~!

息子たちの影は薄く、嫁と婿の闘争心の強いこと強いこと。

頼もしい限りです。

 

今回初めて息子と娘に「お母さんにもっとこうして育ててほしかったってことある?」と聞いてみました。

3人とも口をそろえ「もっと勉強しろって言ってほしかった」「もっとサッカー頑張れって言ってほしかった」ような発言をしました。

びっくりです。

「勉強しろ」「サッカー頑張れ」って中学生のころまでは環境だって整えて自己嫌悪に陥るほど言ってきたのに。

どういうことだろう?

しばらく考えてしまいました。

あれ以上どうしたらよかったんだろう?

一生懸命勉強教えて、3歳からずっとサッカーの送り迎えを続けお金の工面をして応援したのに。

・・・・・・・・・。。。

私、押したり引っ張ったりばかりしていたかも。

子どものころは手を出し過ぎて環境を整えすぎて、子どもが自らどん欲になる必要を感じなかったのかもしれません。

 

一生懸命頑張って子育てしている自分に満足していただけだったのかな。

きっと「やれ!やれ!」って強く言われたかったんじゃなくって、もっと励ましてほしかった、もっと褒めてやる気にさせてほしかった、やった先の明るい未来を想像させてほしかったんだってことに気づきました。

 

子どもたちを褒めてやる気を出させるってできなかったなぁ。

正月から少々落ち込みましたが、反省して気づけて良かったです。

 

それぞれが良いパートナーを見つけてくれたもんだと喜んでいます。

家族になってくれた嫁や婿たちには感謝しています。

 

夫婦それぞれの良いところを褒め合って、相手の苦手なところを補い合い、お互いに励まし合って、自分たちに見合う素晴らしい人生を築き上げてくれることを信じています。

 

かわいい孫たちが健やかに育ちますように♡

発達障害の特性への理解とわたしたちができること

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

私の所属するNPO法人日本結婚教育協会主催の年一回の講演会「いのちつなぐ」が10月13日奈良県文化会館で開催されました。

講師は笹森理絵先生。

笹森先生は発達障害の当事者であり、3人の発達障害の保護者、社会福祉士など専門援助職という3つの視点から発達障害と関わっておられます。

ご自身の体験などから、発達障害の具体的な特性や対処法をお話しいただきました。

 

できないことはその人の特性なので、頑張りが足らないとか怠けているわけではないのです。

会社で「言われなくても臨機応変に自分で仕事を見つけてやるように。」と言われても不安になるだけ。

家で夫に「お風呂みてきて。」と言われしばらくお風呂を眺め戻ってきて呆れられ。

子どもは小学生になっても字が書けなくて暗号のようになり母親が責められたり。

 

子どもが生まれ発達の違いに気づき、初めて自分も診断を受けてみたら

「できないのは自分のせいではなく、脳の構造の問題。」

と言われ、全身から力が抜けるほどびっくりしたそうです。

「目の前に一条に光が差す思いをしたことを覚えている、人生が反転した瞬間だった。」と手記に書かれています。

笹森先生は数学以外のお勉強が良くできたことと、ご両親も診断は受けてないものの同じなので、余計に気付くのが遅れたそうです。

 

夫婦の場合。

自分が、パートナーが、発達障害だとわかったら。

わかって良かったと思う場合もあれば、困ったと思う場合もあるかもしれません。

しかし、どこかしら好きで結婚した相手です。

発達障害だからダメだということは全くありません。

特性を理解し、対処法を見つければ大丈夫。

 

私はたくさんの悩めるご夫婦を見てきていますが、発達の凸凹も性格の凸凹も同じように考えています。

お部屋を片付けられない人はたくさんいますし、人の気持ちを察することが苦手な人なんて言ったらほとんどがそうだからケンカしてるんです。

こだわりが強い人もいっぱいいるし、苦手なことだって無い人なんていません。

ほら、一緒でしょ?

 

まずは自分の特性、価値観、性格をよく理解する。

それと同じようにパートナーのことも理解する。

そして共に生活することでペースをつかみ、わからないことは言葉を交わしすり合わせていく。

「何でできないの!!」って怒ってもできないことはできない。(できないというより、あなたの思うようにはできないって感じです)

時に我慢することも譲り合うことも必要ですよね。

自分の苦手なことは助けてもらえばいいし、得意なことは頑張ればいい。

同じ性格だから、同じ価値観だからってうまくいくわけではありません。

違うからこそ新たな発見もあり日々の何気ない生活が楽しいのです。

 

でも、なんかわからない、生活しづらい、ケンカが続いてしまう、毎日が苦しい。

そんな時は相談に来てくださいね。

みんなには見えないあなたの特性やパートナーの特性が私には見えることってよくあるんです。(特殊能力があるってわけではなく、ベテラン相談員だからなんですけどね。)

対処法を一緒に考えましょう。

息子娘夫婦の夫婦問題のみならず、息子娘夫婦との親子問題に悩む親世代へ

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

私には3人の子どもがいてそれぞれに2人ずつ子どもがいます。

お盆と正月には子ども夫婦と孫、私を加え13人全員で集まっています。

 

遠く離れたところで頑張っている息子娘夫婦。

なんだかうまくいっていないような雰囲気が帰省で伝わってくる方もあるでしょう。

そこで、悩むおじいちゃんおばあちゃん世代とお話ししようと考えていました。

しかし何件か受けた相談はそういったことではありませんでした。

 

・嫁や嫁の実家から金銭的や行動的フォローのないことを責められる。

・息子夫婦が私たちの生活に入り込み孫の面倒でくたくた。

・嫁の家事育児がなってないので息子がかわいそう。

・息子夫婦の仲裁を頼まれたが問題が両家を交えて複雑化した。

などなど。

がっつり自分たちの悩みになってるのです。

 

人生100年時代。

二世代が関わる年数も長くなっています。

 

親世代は専業主婦が多く、子世代は共稼ぎが多い。

親世代は年金や資産があり、子世代は低賃金。

子世代が高齢出産で、親世代も高齢で孫の面倒がみられない。

 

そんな社会背景がありながら、

親が子どもに指示し続けてきたので、子どもが自立できていない。

母親が夫婦関係をないがしろにし子どもに依存してきたので、子どもが気になって仕方ない。

 

言い方が悪意に満ちていますね。

よく言えば、皆さん子どもがかわいくて仕方ないのです。

 

お互いに関わりが強すぎて自分で自分の首を絞めています。

難しいけど子離れしましょう!

 

お互いに自分たちの生活を自分のできるレベルで整え、そしてお互いに助け合いましょう!

共倒れしないように。

 

私も親と同年代。

この年になるとなかなか自分の考えを変えられないこともわかります。

周りが見えなくて、自分たちでは気づいていないこともあります。

この機会に息子や娘の気持ちに寄り添える親になりましょう!

 

子どもたちの幸せを願うのであれば。

依存しあう関係ではなく、困ったときに助け合える関係を作りましょう。

息子娘の夫婦問題や結婚問題に悩む親の相談

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

いくつになっても子どもは子ども。

過保護だと言われようが、マザコンだと言われようが、心配なものは心配です。

口や手を出しすぎることはよくありませんが、助けを求められたら何か良いアドバイスをしたいと思うのが親心。

 

しかし、この多様性を認める時代に自分たち昭和の考えは通用しません。

通用しないどころか、親世代の考えを押し付けることで、息子や娘夫婦の関係を悪化させることは容易に想像できます。

 

若者とギャップがある親と言えば団塊の世代から高度成長期にイケイケで育てられた世代。

就職すれば給料はどんどん上がり、終身雇用、年金もギリ需給されています。

将来に対する不安が半端ない若者に、「男は働いて稼いで、でんと構えていればそれでいいんだ!」なんて言っても「昭和か!」と言われてしまいます。

 

短大を出て2~3年OLとして働き、「電話、お茶、コピー!」を経験したのち、売れ残りのクリスマスケーキになる前にと言われ、24歳での結婚を目指した専業主婦の母親たち。

正社員で働く嫁に「家事と子育ては妻の仕事よ。」なんて望んでいたら、孫の顔も見せてもらえないでしょう。

 

パターンが決まっていた昭和の夫婦スタイルとは違い、多様性が認められる平成そして令和では、様々な可能性を考えての問題解決が求められます。

夫婦が我慢して頑張れば幸せになれる時代ではないのです。

 

けれども夫婦の数だけ幸せの形も用意されています。

まずは親世代の価値観(自分自身のこと)に気づき、子どもたち世代が何に苦しんでいるのか知りましょう。

そのうえで、家庭によって違う考え方があることを認めたうえで、的確なアドバイスができると少しは子どもから頼りにされるかもしれません。

 

親世代の皆さま、息子や娘から助けを求められたら、ぜひとも力になってあげてくださいね。

家族は助け合って暮らしていきたいものです。

 

息子や娘の夫婦問題や結婚問題を相談しに来ていただけると嬉しいです。

まさか結婚しても○○だとは思わなかった!!

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

48歳で離婚して丸10年経ちました。

パートで離婚し、50歳でリボーンを立ち上げ、4年半で専業で生活できるようになりました。

誰の援助もなく生活できているのは、自分はもちろんですが、親も子どもたちも元気で自立しているからこそだと思い、みんなに感謝しています。

 

結婚生活に疑問を持ち悩んでいる皆様。

「まさか結婚しても○○だとは思わなかった!!」

という悩みはありませんか?

 

私は新婚の時に人生最大のピンチだと思うくらい悩んでいたんですよ。

 

新婚旅行から新居に帰ると、家に電気がついているのです。

なんと!舅が住んでいたのです!!

舅が建てた家ではあるんです。

6年以上家族が誰も引っ越さないので、それまでも舅が一人で泊りには来ていたのです。

でも空いているから新婚夫婦に住んでいいと言ってくれたんです。

1階奥の6畳の和室と応接間と仏間は、自分の荷物をそのままにしてほしいとは言われていました。

2階6畳2部屋と、ダイニングキッチン風呂トイレの水回りは使っていいと言われていました。

 

でも、でも、まさか新婚旅行から帰り新婚生活が始まっても、奥の和室に舅が住み続けるとは思っていませんでした。

 

舅は家族のいる家で夕飯とお風呂を済ませ、車で20分かけてわざわざやって来るのです。

夜寝て朝起きるとそこから仕事に行くのです。

トイレは使いますが、ガスは使わず6畳の和室に電気ポットを持ち込みお茶を飲んでいるので、「お前たちに何も迷惑はかけていない」というのです。

 

逆に、私の入れたお茶や用意した朝食は「いらん」と拒否するのです。

チャイムを鳴らして玄関からではなく、勝手口のカギを自分で開けて、声もかけずにキッチンを通り自分の部屋に入るのです。

そして3日に1回の息子(夫)の当直の日でも嫁だけの家に一人で泊りに来るのです。

20数年の人生で、私の周りで、そんな生活をしている人はいなかったので想像もつきませんでした。

 

「まさか結婚しても毎晩舅が泊りに来るとは思わなかった!!」です。

 

夫や姑にやめてほしいと訴えましたが、「お父さんはいうことを聞かないから、今までもずっとそうだったから」で相手にしてもらえません。

 

 

夫婦相談をしていると、

「まさか結婚しても○○だとは思わなかった!!」

という相談がかなりあります。

 

「まさか結婚しても1ルームマンションから引っ越さないとは思わなかった。医者なのに、、、」

「まさか結婚しても毎日嫁の母が遊びに来るとは思わなかった。」

「まさか結婚して転勤になったのに妻がついてこないとは思わなかった。」

「まさか結婚したのにセックスをしないとは思わなかった。」

「まさか結婚したのに生活費が折半だとは思わなかった。」

「まさか結婚したのに休日一度も一緒に出掛けないとは思わなかった。」

 

育った環境が違う、親が違う、価値観が違うと言ってしまえばそれまでですが、我慢できないこともあります。

何とか手を尽くし、違いをすり合わせていかなければ共に生活できません。

 

私はというと、訴え続け絶対に何とかしなければと思っていました。

夫は親をとるか妻をとるか。

家を出て社宅に住む案も出たころに妊娠、切迫流産で入院。

初孫だったこともあったのかな?精神的な不安をなくすという方向で、だんだん泊りの回数が減っていきました。

出産したころには私も母として強くなり、舅の泊りはなりました。

 

一番の解決は夫婦のコミュニケーションですが、暖簾に腕押し、ヌカに釘の場合も多く、伝え方によってはよりこじれます。

最初に我慢して、すれ違いを見逃すと、どんどん大きなすれ違いを認めざるを得なくなります。

 

同じ価値観の親や友達に相談しても、解決案が出てこないことってありませんか?

悩んでいるなら少しでも早く、こじれる前に私のところに相談に来てください。

違った視点でのアドバイスができるかもしれませんし、すっきりと見極めができるかもしれません。

 

やれるだけのことをやって自分の人生を選択しましょう!!

お盆は実家問題で憂鬱になりますね

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

実家問題、嫁姑問題、小姑問題など、夫婦どちらにかかわらず、実家にまつわる問題をかかえている人にとって、お盆のことを考えると憂鬱になりますね。

 

お盆休みなんてないのに家族で帰って来いと言われても。

行くと気を使うばかりで、何にも楽しくないのに。

交通費だけでも10万円!

あごでこき使われ、マウンティングされに行くだけ。

親戚中でお土産交換会。無駄なお金を使うのはつらい。

娘と嫁の扱いが違いすぎ、私は何なの?

夫が私の実家でゴロゴロしすぎ。逆は許されないのに。

実家なんて帰りたくないのに高価なお土産を託されても。

小姑たちがわんさかとやってくるお盆が恐怖でしかない。

 

逆もしかり

 

家族間の常識の違いが表面化するこの季節カキ氷風鈴

 

思いつめて体調が悪くなるほどの悩みだとは思いますが、これをチャンスととらえ、相手の実家あるあるを楽しんで音譜みませんか?

 

観察した結果は必ず夫婦問題の理解ひらめき電球につながります。

 

この機会に実家苦手意識を「怖いもの見たさ、面白あるある発見チャンス」に変えましょう!

 

これからも付き合っていくしかないのであれば。

なぜ愛知県は離婚して実家に戻る人が多いのか

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

先日大学の先生と弁護士の先生から面会交流支援についての取材を受けていました。

そこで。「愛知県の離婚の特徴はありますか?」と尋ねられました。

 

愛知県と言えば、離婚後実家に戻る人が多いように感じます。

それはなぜか

愛知県は地元大学進学率全国1位で中京圏全体に求人倍率が高いです。

地元の大学に進学し、地元で就職、実家から通勤。

 

結婚相手の1位は職場、2位は友人や兄弟姉妹を通じて、3位学校関係。

(国立社会保障・人口問題研究所)

当然地元同士で結婚することも多くなります。

結婚しても実家から近いところに住むことになり、親との結びつきが強く、実家に帰る頻度や親が訪問する頻度が高いです。

 

愛知県の持ち家率は全国40位と高くはないですが、名古屋市以外の市町村は持ち家率が高いです。

また、名古屋に就職していても、隣県の岐阜や三重に家がある人も多いです。

ですから、離婚しても十分な間取りの帰る家があり、そこから仕事に通うことだってできるわけです。

こんなことからも、離婚後実家に戻る人が多いのだと思います。

 

家賃無し、光熱費無し、食事付き、ベビーシッター付き。

 

 

仕事が大好きならすればいいし、働かなくたって生活には困りません。

 

母親としても、定年後の夫と二人っきりになり付きまとわれるより、娘とかわいい孫と一緒に暮らした方が楽しいのです。

母と娘でウィンウィンの関係が成り立ちます。

 

養育費より婚姻費用分担金の方が多いからと言って、離婚せず別居状態で、仕事と子育てを両立させアパートで必死に暮らす必要はないのです。

 

良いこともあれば悪いこともあります。

たとえば、

親からは金を出しているからと口も出される。

仲のいいときはいいが、親子でこじれると縁を切るまでに発展し、二度と戻ることができない。

親はいずれ自分より先にいなくなる、そのあとに自立していない自分だけが残り子どもに依存する。

別れた後、子どもにとっては唯一の父親も必要としなくなるため、会わせる必要性を感じない。

ほかの兄弟と折り合いが悪くなり、ひとりで両親の介護をすることになる。

などなど。

 

実家がありご両親がいることは離婚のときの一番の安心材料ですが、本来は自立した自分となり、困ったときの頼りどころとするぐらいがよいでしょう。

里帰り出産から離婚問題に突入する方たちも多くみられます。

実家の居心地が良いことはよくわかりますが、結婚で新しい家庭を作ったことを忘れないでほしいです。

 

あなたは親離れできていますか?

あなたのお母様は子離れできていますか?

親から虐待を受けても優しいお母さんになれます

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

3年続けて通ってくれている相談者がいます。

最初は「姑にいじめられて辛い」という問題でした。

その姑というのも本家に嫁ぎ、姑に押さえつけられ苦労していたそうです。

 

それなのに嫁を自分と同じ目に合わせるなんて…

と思いますが、よくある話です。

 

姑は夫を早くに亡くし、また身体の不調もありすべてが不安なんですね。

財産をとられ捨てられてしまうのではないかと内心びくびくしている気持ちが不安を増幅させ、嫁いびりをすることで自分の存在意義を確認しているかのようでした。

相談者である嫁は、同居を境に料理や子育てに文句をつけられるようになりました。

 

気の強い姑に言い返すことができず、過呼吸や手の震えといった症状が出るようになり相談に来ました。

よくよく話を聞いていくと、幼いころ両親が離婚し母親に虐待されて育ったようでした。

幼い子どもにとって、母に逆らうことは家も食事も失う、つまり生きていけないことと同じです。

詳しいお話はできませんが、ただひたすら耐えるしかなかった頃のことがフラッシュバックしてしまいます。

母と姑が重なります。

 

夫は比較的良い人で、間に入ってくれたりもすることが唯一の救いです。

そんな過酷な状況の中、ふたりの子どものことはとても大切に育てています。

何年もかかりましたが、強くたくましくなりました。

夫の妹のことまで心配できるくらい余裕も出てきました。

 

先日ふときいてみました。

「母親が子どもを大切に育てること、どこで習ったの?」

 

「私、子どものころひとりでいつもテレビ見てたんです。

一番好きだったのはアメリカのホームドラマで『大草原の小さな家』でした。

それを見ていつも大人になったらこんな家庭を作りたいと思っていました。」

テレビでみた幸せな家庭を自分の理想のイメージとすることもできるのですね。

いろんな家庭があり、自分は自分の思う家庭を作ることができるんだと思ってくれると嬉しいです。

 

「親が離婚したから自分も結婚がうまくいかない。」

「親に虐待されたから自分も子どもを虐待してしまう。」

と心配する人もいますが、決してそんなことはありません。

 

親子の問題、嫁姑の問題もご相談ください。

 

 

 

ページの先頭へ戻る