こんにちは
名古屋夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。
ナイナイ岡村さんの風俗発言について。
コロナ関連のニュースに隠れてあまり大きく取り上げられていませんが、夫婦問題を扱う身としてはかなり注目しています。
女性蔑視、性の搾取というところも見逃せませんが、大きくとらえて女性に対して「謝る」というところに注目しました。
そこで岡村隆史本人が直接謝罪した 4月30日(木)25:00~27:00の岡村隆史のオールナイトニッポンをradikoで聴いてみました。
最初の30分間はご自身の言葉で丁寧に心を込めて繰り返し
「本当に申し訳ありませんでした。」
を繰り返しました。
何がいけなかったかというと
「僕の発言によって、たくさんの人たち、とくに女性の皆さんに不快感を与えたことについて、心から謝罪します。」
だそうです。
30分謝罪を聞いても私には伝わらなかった。
考えてみました。
夫婦問題でもよくあることです。
夫のふとした発言に妻がひどく傷つき、激怒したり心を閉ざしてしまうことが。
妻の態度で初めて「しまった!」と気づき、これはまずいことを言ってしまったと思い「本当に申し訳なかった」と夫が謝ったとします。
「ごめんなさい」「悪かった」「反省してる」と何度も何度も繰り返し謝っても妻は許してくれません。
夫が妻に何か取り返しがつかないことを言ってししまう前には、だいたい妻から注意をされたり、自分とは反対の意見を言われているようです。
妻を自分より下に見ている夫は、目下のものが自分に逆らってきたと思って過剰反応してしまいます。
そこで夫は何を言ったかというと
「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ!」
「子ども産むくらいしか能がないくせに」
「お前がそんなんだから浮気されても仕方ないだろ」
「お前みたいなやつと結婚してやったんだ、ありがたいと思え」
などなど。
これを後になって「失言でした。ごめんなさい。」と言われても
「いやいや、失言ではなくて本音が出たんですよね。」
「おまえをバカにしていますごめんなさいって、それで謝ったつもり?!」
となってしまいます。
話が飛躍してしまったでしょうか?
実際過去に矢部さんが岡村さんに対し
「妻には『ありがとう』と『ごめんなさい』の言葉が大切だ」
と言った時
「白旗上げたんか!」
と返してきたので、引いてしまい話を広げることをしなかったと言っていました。
矢部さんは
「岡村さんは女性を敵として見ている」
「結婚して子どもがいたらチーム。お母さんは監督。」
「結婚して自分に合わせてくれて、子どもができてさらに妻(女性)を尊敬するようになった。」
とも話していました。
矢部さんは岡村さんに対し、
「芸歴も長くなり偉くなって甘えている。謝ったからって、そういう考えを持った岡村隆史は変わらない。変わらなければいけないから性格変えろ。」
「そんな自分を注意してくれる人はありがたいんだ」
「こんなことになって良い機会かもしれない」
と言っていました。
岡村さんのどんな考え方が今回の発言をさせたのか、相方だからわかる過去の言動で話し伝えていました。
岡村さんの相づちから本当にに伝わっているかな?と少し不安になりましたが。。。
立場上公開処刑することで岡村さんを助けた矢部さんを私は優しいなと思います。
今後の岡村さんに注目です。
私は夫婦相談にみえる方にいつも思っています。
我慢の積み重ねで何事もないかのようにお互いが無理して過ごすより、ケンカをして問題が浮き彫りになって良かったねって。
その時は混乱して、何が何だかわからなくて、どう解決してよいのか悩むけど、命さえあればやり直せない事なんかない。
どこが悪かったのかわかれば直すことができるし、直すことができればもう一度仲良くなることだってできる。
「ごめんなさい」って謝ることはもちろん大切だけど、何が悪かったか何にパートナーが傷ついているかに気づくこと、そして変わろうとする行動が伴えば絶対相手に伝わるって。
その結果、前よりも良い関係になることだってあります。
コロナで人生観が変わるような経験をされている方もたくさん見えると思います。
このチャンスに浮き彫りになる、今まで目を背けていた夫婦の関係に真正面から向き合ってみてはいかがですか?
こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。
最近多いのが、DVやモラハラで離婚したいと思っているというご相談。
これは男女にかかわらずです。
女性支援センターの方たちと何度かお話したことがありますが、皆さん口をそろえて「DV男は絶対に変わらない。今すぐ離れて離婚するしか方法はない!」と言われます。
殴って倒れている女性をボコボコにするような男性は問題外で、病的であり危険すぎるのですぐさま離れて非難するべきです。
しかし、皆さんがどう対応したら良いか迷うパターンがいくつかあります。
口げんかの収拾がつかなくなったとき、ものを投げつけてきた。(身体的DV)
暴言を吐いたり無視をしてくる。(精神的DV)
何をしているのか、一日に何度もラインで聞いてくる。(社会的DV)
お金の管理をさせてくれず、お金に細かい。(経済的DV)
セックスを拒んでいると、身体を触ってきたりセクハラ発言をしてくる。(性的DV)
やることを否定したりバカにしてくる(モラハラ)
などなど、なんかモヤモヤする、DVと言えばそうなんだけど、、、
モラハラなのかよくわからない???
よくある夫婦喧嘩っていえばそんな気もするし、、、
友達に相談すると「DVだから別れたほうがいい!」と言われるし、、、
こんな時は私に相談してくださいね。
DVやモラハラは悪いことで、すぐやめてほしいです。
しかし、離婚するしか解決方法がないと決めないでください。
良かれと思ってやっている場合や、その方法しか知らない場合、やっている本人が別のことで苦しんでいる場合などもあります。
逆に、すぐにでも離れなければいけないのに、正しい判断ができず一歩が踏み出せない大変危険な場合もあります。
ひとりで判断しないで、ひとりで我慢しないで、無責任な意見に惑わされないで、ぜひ相談に来てください。
また、自分はDVだモラハラだと言われるけど本当にそうなんだろうか?と不満に思っている人も、夫婦関係を良くしたいと思う気持ちがあるのであれば相談に来てください。
夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。
先週の土曜日は豊橋市役所市民協働推進課から依頼された、セミナー講師で男女共同参画センターに行ってきました。
なぜ私に依頼があったかというと、若い担当職員さんが、講座の目的にあう講師ということで、夫婦相談の現場の声を聞かせてくれる講師をHPやブログを検索し探してくださったそうです。
これは紹介や講師一覧から選んでいただくことよりも嬉しいことです。
一生懸命企画され、講座タイトルも考えてくださいました。
とても立派な講師控室までご用意くださり感激です。
前半はDVとモラハラを知る。
そして、どうしてするのかされるのか。
後半は幸せな関係になるにはどうしたら良いか。
そして事例からと事前質問からお話しました。
ちょっとぼけていますが、楽しそうに話していますね。
DVやモラハラは自分の思い通りにならないことを、相手を暴力や嫌がらせでコントロールすることでかなえようとする言動です。
当事者にとってはつらい話で、涙ぐんで見える人もありましたが、この先もずっと泣いているわけにはいきません。
原因と対策がわかれば怖くありませんし、助けてくれる場所や人もいます。
「DVは治らないから離婚するしかありませんよね。」とよく言われます。
二人が何も変わらず今のままなら、その関係は変わらず今のまま続きます。
しかし、関係性や考え方、言動が少しでも変われば、今のままではありません。
酷いDVでケガをしたり精神が病むようなときはすぐに離れる必要がありますが、つらいとか我慢しているとかモヤモヤするといった状況なら、必ず改善できます。
講座後相談のある方が何人も並ばれ、少しの時間でしたが答えさせていただきました。
皆さんつらそうな表情がふっと明るくなり、「少しラクになりました。」「間違ったことしてました。」「それならできそうです。」と元気が出てきて私も嬉しかったです。
アンケートにも講座と講師に多くの方が「大変満足」少しの方が「満足」と回答。
感想としては
「事例を交えてお話しくださり、とても分かりやすかったです。」
「後半の夫婦関係を円滑にしていくためのアドバイスはとても役に立ちそうです。」
といただきました。
お役に立てたことを大変うれしく思います。
豊橋名産ヤマサのちくわ
ありがとうございました。
夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
モラハラをしてしまう妻
私は誰よりも頑張っている人だと思います。
しかしストレスの発散の仕方が間違っている。
モラハラ妻は、世の中的にはできの良い人が多いように感じます。
しかし、自尊感情は驚くほど低い。
子どものころから良くできて、学校ではほめられ、学級委員もやった。
でも母親はほめてくれなかった。
100点でがあたりまえで、95点で怒られた。
「また?なんで一問間違えるの!」
どんどん辛くなってくる。
何が辛いのか?
勉強することが辛いのではなく、やってもやっても認めてもらえないこと、母親に認めてもらえないことが辛いのです。
家事や子育てに100点はありません。
頑張っても頑張っても終わりがないし、どこが100点なのかわからない。
それなのに自分の完璧を目指して頑張って、できないとイラつく。
子どもにイラついているんじゃなくて、思い通りにできない自分にイラつきます。
自分は何でもできるのに(優秀なのに)思い通りにできない、つらいのはどうしてだろうと悩みます。
私はこんなに頑張っているのに、夫は全然認めてくれない、ほめてくれない、労ってくれない。
そこで「そうだ。私がこんなにつらいのは夫のせいだ!」と思い込む。
家の中のことは誰も評価してくれません。
ただ一人、見てくれているのは夫だけ。
家事や子育てが辛いのではなく、やってもやっても認めてもらえないこと、夫にほめてもらえないこと、労ってもらえないことが辛いと思っている。
「大変なのによく頑張ってるね。すごいよ。」
夫は給料という形で成果をお金でもらっている。
上司にほめられている。
お得意様に喜ばれている。
部下に尊敬されている。
それなのにこんなに頑張っている私を夫は普通だと思っている。
夫「そんなに辛いならやらなくていいよ。」
妻「私が毎日必死にやっていることを、やらなくても済むくらいのことだと思っているんだ。」
夫「大変だったら僕がやるよ。」
妻「私では下手で遅い、自分ならもっとうまくできると馬鹿にしているんだ。」
これを妻は「夫はモラハラです。」と表現する場合があります。
妻「夫は私を認めてくれず、上から目線で馬鹿にします。」
このように訴えてくる妻はたくさんいます。
そんな思考になるほど追い詰められています。
そこである日突然シフトチェンジし、夫を自分をされていることと同じ目にあわせようとします。
これで自分の不満を満たそうとします。
夫が子どもの面倒をみたり家事をしても、認めず文句をつける。
お金も行動も管理し自由にさせない。
もちろんからだには指一本ふれさせないセックスレス。
無視、口を聞けば暴言、収まらないと暴力。
きっかけは産前産後からだのきつい時の夫の心無い一言だったり、態度だったり。
(産後のホルモンバランスが乱れているときは特に注意。授乳や夜泣きで睡眠不足の時も)
子どもに関係なくモラハラ妻になる場合は、結婚や夫の転勤による転職、引っ越し、親の介護で退職
などで環境が大きく変わり、自分の力ではどうにもならないようなストレスがかかっているとき。
プラス、自分はできる女だったはずなので、家事が苦手だと認めたくない場合。
どちらも頑張りすぎずにSOSを出して。
これは夫の問題ではなく、妻自身の問題です。
いくら夫が家事育児をしても、
どれだけ夫が認めてほめて労って感謝して、「ありがとう」を連発しても、
自分で自分に
「大変なのによく頑張ってるね。すごいよ。」
と言えなければ、モラハラに終わりは来ません。
「まあいっか。」「こんなもんでしょ。」「テキトーでいいよね。」
テキトーとは適当でちょうどよいことです。
モラハラ妻の皆さん、頑張りすぎていませんか?
家事も子育てもテキトーがちょうどいい。
それができれば苦労はしない。
でもそれができないから苦しんでいる。
そういう性分だから。
わかるわぁ~
自分自身の辛い気持ち、夫がムカつく気持ちを一度全部吐き出してください。
吐き出すと心が少し移動します。
自分の立ち位置や視線が変わると、ちがう景色が見えてきます。
ひとりで悩んでないで、私のところに話に来てくださいね。
夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
純烈の友井さんのDV問題が大きく取り上げられています。
夫婦間や恋人間の暴力をDV(ドメスティックバイオレンス)と言いますが、傷害罪ですよね。
絶対にダメです!
今回は身体への暴力だけにとどまらず、精神的暴力、避妊をしない性的暴力、経済的暴力もありDVオンパレードです。
これはさすがに離れることが正解なパターンだと思います。
怪我など形になって表れるものだとわかりやすいのですが、精神的DVは徐々に痛めつけられ苦しむので困ります。
精神的DVで怒鳴ったり屈辱的な言葉を吐けばまだわかりやすいのですが、一番厄介なのは良かれと思って否定する場合や指示する場合です。
「(俺は会社で認められているんだから)俺の考えは正しくてお前がわかってないんだよ。俺の言うことを聞いていればうまくいくんだ。」
直してあげよう教えてあげようと思う気持ちが一方的だと、相手にとっては否定や指示になっていることに気づかない人は本当に多いです。
(DVは緊張期、爆発期、ハネムーン期を繰り返すので本当に気づきにくいです。)
繰り返す中でも、最初は否定したり怒ったりします。
次に泣いて悲しむようになります。
そして反応が無くなり、無視しているかのようになります。
最後にいなくなります。
被害者の方は何とか解決しようと思い、DVの情報などをたくさん集めて準備しています。(病んでしまうとこれもできなくなりますので最も心配です。)
加害者の方は自覚症状が無いので対応が遅れます。
決して嫌いなわけでもなく、ましてや離婚したいわけでもなかったはずなのに、本人たちはDVだと気づかずサイクルから抜け出せず、離婚を選択せざるを得ない事が起きます。
ふたりで対等にケンカしているうちに、
一方的な支配の関係になる前に、
この夫婦関係なんかイライラするわぁーーー!!
モヤモヤが消えないわぁ~~~。
ケンカの段階で夫婦相談に来ていただくことをお勧めします。
ひとりで悩まず、私に話に来てくださいね。
お待ちしています。