卒業された相談者さまから長文メールをいただきました

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

12月で卒業した会員さんからメールをいただきました。

たくさんの会員さんの中でも、3年10か月は過去最長です♡

 

彼女は感情を表面に出すことが苦手なタイプで、小手先の「男が喜ぶ女のさしすせそ」が超へたくそでした。

しかし、芯がとても強く何があってもへこたれず、持久力は誰にも負けません。そして素直で自分に正直です。

会社でもその安定力で同僚にも慕われているようです。

 

そんな彼女にできる彼女ならではの修復方法を一緒に考えました。

いくら万人にとって良いことでも彼女が自分で「できる」「やりたい」と心底思い、楽しんで実行しないと結果は現れません。

また、目標をしっかり定めても、状況が変われば変更点も出てきますので、毎回毎回確認と作戦の立て直しもしました。

 

結果、彼女は自分にとって「幸せだなぁ」と思える夫婦関係を手に入れることができたのです。

私もたくさんのことを教えていただき、共に成長することができたことに感謝します。

 

「今枝さんのところに1人でも多くの夫婦問題に悩むひとが来ますように」と、メールを公開することをOKいただきましたのでご紹介させていただきますね。

 

今枝さん

先日まで3年10か月、カウンセリングをありがとうございました。

これまで受けたカウンセリングを振り返ってメールをさせて頂きます。

 

初め伺った時の状況は、夫から切り出された離婚は取り下げられたものの、まだ夫には脇の存在があり、一人不妊治療の病院に通うものの、それを夫に言えない状態でした。

 

初めのカウンセリングは、夫の脇の存在がチラつき、自分も鬱々していた気持ちでいっぱいで数回は泣いていた記憶があります。

夫とも心休まらない関係だったような気がします。

今枝さんからこれをしたら?これはまだ早い等適切なアドバイスを頂き、カウンセリングの帰り道、カフェに寄って、アドバイスの内容を振り返り、とったメモを読み返してスマホで調べたり、次のカウンセリングまでできることを実行していました。

 

そのうち今枝さんから勧められたウィンドーショッピング、夫へお土産買う、春は桜がきれいなスポット、ファッションセールなどに行き、カウンセリングの帰り道を歩くことが実はとても楽しみになりました。

このあたりから自分を整え、楽しむことで、少しずつ夫との関係性も良くなったような気がします。

 

カウンセリング3年目の頃は、こうあるべきという自分の思考のくせがわかりかけ、夫や周りの人にあわせて楽しい時もあり、当初の希望はすべては叶っていないかもしれないけれどなんだか幸せだなと心から湧き上がっていることが増えてきました

このころからカウンセリング時とっていたメモの量も減ってきていました。

 

今、今枝さんに最後に頂いたプレゼントを身に着けています。

大変綺麗なもので一層自分磨きしたくなりました。

 

今枝さんにはお母さん、お姉さんのようにも接してもらい

大変お世話になりました。ありがとうございます。

まだ道半ばでまたもしかしたらお世話になるかもしれませんがその際は宜しくお願いします。

 

暖かい気持ちに感謝です。ありがとうございました!!

卒業祝いに見ているだけでもうっとりしちゃうような、Saluteの商品をプレゼントしました。

たくさん努力した彼女が輝くのにふさわしいものです。

これからも内から外から輝く素敵な女性でいてくださいね。

 

 

結婚に対する金銭的価値観の違い

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今月の卒業会員さんは初回相談から2か月、離婚成立での卒業の男性です。

結婚して二人でコツコツ財産を築き、老後を見据えた穏やかな生活を夢見ていた夫。

片や結婚することで金銭的な負担が減り、自分の自由になるお金と自分の貯金が増えると思っていた妻。

 

夫から見れば夜な夜な遊びまわり使いたい放題の妻。

約束した生活費も入てもらってもまだ足らず夫の持ち出し分が出る始末。

 

妻から見れば金に細かく数字で追い詰めてくる経済的モラハラ夫。

夫のマンションのローンを払わされている気分。

 

結婚前によく話し合い、確認し合ったはずなんですけどね。

 

共に生活を楽しむことは無く、気持ちはすっかり離れ、問題は金銭だけ。

別居だ離婚だ家庭内別居だと揉めながら、無駄に同居期間を延ばすことは財産分与をわかりづらくします。

 

婚姻期間中にどっちがたくさん稼いだか、どっちがたくさん使って、どっちがたくさん貯めたかは関係ありません。

結婚したら夫婦のお財布は一つです。

ざっくり言って、別居時の財産から同居時の財産を引いて半分に分けるだけの話です。

個人的にどう分けようと自由ですが、もめて家庭裁判所に委ねると最終的にはそうなります。

 

たった2か月で二転三転しましたが、最後には二人の協議で話はまとまり離婚が整いました。

二人とも職を持ち、婚姻期間も比較的短く、子どももいなかったため離婚を選択することとなり短期間で決着しました。

 

しかし、もし私のところに相談に来ていなかったらと思うと、夫は気持ちの切り替えができず金銭の話がまとまることはなく、怒りは執念となり問題は長引いたことだと思います。

 

調停となると相手のあらを探し言いたくないことで長期間争い、楽しかった思い出も全部消え、相手を一生恨んで過ごすこととなったかもしれません。

 

最後まで「相手はそんなことしてきた?!」と思うこともありましたが、年内で決着し心機一転新しい年を迎えてもらうことができて良かったです。

 

どんな結果であろうとも、あなたにとっての最善の方法を一緒に見つけましょうね。

 

 とはいっても、相談に乗ってくれるのはどんな人?と思ったら。

ほらこんな感じ。クリックしてみてニコニコ

夫婦関係修復で涙の卒業

夫婦問題相談室リボーン 今枝です。

 

一年間夫婦関係修復に向けて頑張ってきた月謝会員さんが、今月のカウンセリングを最終にめでたく卒業されました。

 

 

ちょうど1年前、夫の浮気が発覚し、「離婚の話し合いが夫婦でできない」と、夫婦でカウンセリングにみえました。

 

夫は、「悪いことをしてしまったので離婚はしかたがない、自分の気持ちがわからない、一緒に居られないので実家に行く。」と言って帰ってこなくなり(帰れなくなり?)ました。

 

妻は、浮気が発覚しても何も言わない夫に対し、「いなくなってくれたことに少しほっとする自分もいるし、頑張ってくれていたこともわかるし。このまま離婚してもかまわないのかなとも思います。」と怒りよりは戸惑いが強いので、話し合わずしては何も決断できません。

 

 

離婚の話し合いをと言いながらも、自分たちでは離婚することさえも決断できていない訳で、迷っている様子が伝わってきます。

 

自分に気持ちをうまく言葉にできない夫と、正しいことを的確に話せる妻。

 

浮気は悪いことですので、一般論から考えると離婚という罰を受けると判断するのかもしれません。

 

しかし、一般論では決められないのが夫婦関係です。

 

妻が修復に向けて進む決断をしました。

 

 

毎月毎月たくさん話しました。

 

どうなっていくことが家族にとって良いことなのか、それは妻が望むことなのか。

 

そのためにできること、したいことは何なのか。

 

嫌なことを無理に我慢してやっても、修復や幸せにはつながりません。

 

日々の日常を過ごしながらですので、結果を急いではいけません。

 

思うように事が進まないと気持ちが折れそうになりますが、それに寄り添い伴走することがカウンセラーの役目です。

 

良い悪いではなく、「自分の価値観に気づき考え行動する」を繰り返します。

 

気が付けば夫が家に来るようになり、泊まるようになり、実家に帰らなくなりました。

 

順調に進んでいるようにみえました。

 

しかし、無理をしないようにと言っても、優等生気質の妻は頑張りすぎていたのですね。

 

キレて逆噴射したこともありましたが、それも時に必要なこと。

 

一度はちゃぶ台をひっくり返すように、自分の気持ちを吐き出さなければ先に進めません。

 

一年たち、お互いに離婚なんて考えてもいないことを確認し合い、ライフプランの話になり、夫婦で家を建てる相談ができるようになりました。

 

妻は4月からは新しいことをいくつか始め、忙しくなるようです。

 

余裕が出てきた証拠です。

 

「じゃあ今月で卒業だね。」

 

「もう今枝さんと毎月あえなくなっちゃうんですね。それはそれで寂しいな。本当に大丈夫かな。」

 

「大丈夫だって!」

 

最後の最後、玄関で握手でお見送り。

 

「あ~~~ 涙が出ちゃう(涙、涙、涙)」

 

「ダメ~~~私も~~~(涙、涙、涙)」

 

「ありがとうございました。(涙)」

 

「何かあったらいつでも連絡してね。(涙)」

 

嬉しいけど寂しい。でも良かった。私を信じて心を合わせてくれて本当にありがとう!!

 

私も頑張る力をもらいました。

 

(相談者から、「私の経験が悩んでいる人の役に立つなら、どんどん伝えてください。」と言っていただきブログに書かせていただきました。)

 

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