熟年夫婦でセックスを楽しめないせつなさ

日本結婚教育協会 性のプロジェクト今枝朱美です。

 

私も十分すぎる熟年ですが、講座などでも「セックスは最高に安らぐコミュニケーション」という話をよくさせていただいています。

先月東京で開かれた日本家族計画協会の「性の健康セミナー」での早乙女智子先生のお話の中には同感させていただくことが多く、産婦人科の先生に言っていただけてスカッとすることばかりでした。

食事や睡眠と同じように、「疲れているからする」など大人の女性として性を日常に取り入れてもいい

 

セックスは射精することだけではなく、女性も「私はこうしたい」と主張してもいい。

 

男性の快楽が女性の苦痛の上に成り立つものはコミュニケーションとは呼べず、「性の搾取」「好きの搾取」。ふたりでじゃんけんしていく日を決めてもいい。

 

先日もラブラブ夫婦の妻側とお話ししていて

「セックスは最高に安らぐコミュニケーションとは思えないんだよね~~~ダウン

「夫のことは大好きなんだけど苦痛だから、イヤなの。」

「前は良かったんだよ、疲れててイヤだなと思うことはあったけど、ここまで苦痛じゃなかったショボーン

理由を聞くと

「だって痛いんだもん。毎回出血するし、、、夫は処女膜が傷ついたみたいなもので、やるうちに治るって言うし、、、」

 

!? !? !? !? !?

 

「それはセックスがキライとか、苦痛とかっていう話じゃないでしょあせる診てもらったら!?

「だって恥ずかしいもんショボーン

 

「じゃないわぁーーーードンッ

「こども3人産んどいて。40年間〇〇の仕事してきてパンチ!パンチ!パンチ!

 

こんなことでは知識のない相談者の皆さまがセックスレスや性交痛で悩むはずです。

医療関係者だけに任せてはおけません。

 

セックスレスにもさまざまな原因があります。

肉体的精神的病気群のこともあれば、環境的なこともあれば、気持ちの問題もあります。

 

ふたりが無しでかまわなければ問題ありませんが、愛し合っているのにできないとか、片方が望んでいるのにできない、片方が拒否しているのに応じなければいけないなど、我慢を強いられることはたいへんせつないです。

 

問題があるのならば取り除き、問題が分からないのであれば明らかにして、熟年になっても挿入射精だけではなく何かしらの性を楽しめるパートナーでいてほしいと思います。

 

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「大人のための結婚教育講座」第2回終了しました

日本結婚教育協会 相談員 今枝朱美です。

 

5回シリーズで開催している「大人のための結婚教育講座」 第2回終了しました。

 

前半は桃沢相談員が結婚教育協会婚育100年プロジェクト®の1期芽生えの時期、2期希望の時期、3期挑戦の時期を自分の人生と重ね合わせ話しました。

ご自身のブログでこのように話しています。

今回の5回シリーズが講師デビューですが、活舌良く笑顔で話す姿には感心します。

自分の人生を振り返りながらの様々な葛藤や親との関わりは、参加の皆さまも自分のことに置き換え考えることができたのではないでしょうか。

人にはそれぞれの9期があり、1.2.3期は親との関わりが重要なポイントとなり、その後それぞれの3期(青年期まで)を過ごしてきた者同士が知り合いパートナーとなり4期へと続いていきます。

自分の3期までを見つめなおすことは、パートナーを理解するためにも大変意味のあることで、パートナーにもパートナーの3期があったというあたりまえのことに気づきます。

 

後半は私が担当の「一生につながる家族の性」でした。

生まれてから思春期までの性は一生の性を左右すると言っても過言ではありません。

そこに一番影響するのが親であり夫婦の姿です。

性を大切なものと考えること、安定した夫婦関係の中で、子どもの成長に応じたいっぱいの愛情で育てること、親が正しい性の知識を持つことが家族の性教育で重要なことです。

 

LGBT、プライベートゾーン、子どもからの性の質問、入浴方法、初経・精通、性器の悩み、オナニーについてなども話しました。

夫婦の性の相談を受ける中で、子どもの頃に正しい性を知っていたらこうはならなかったのにということも講座の中に入れました。

 

「こんな講座があるんだと驚いた。」

「もう少し時間をかけて聞きたい。」

「知っていると思っていたことも、自分の思い込みだったかもしれない。」

などの意見をいただきました。

 

話しきれなかった妊娠、避妊、性感染症、デートDV、そしてセックスの素晴らしさについては次回第3回でお話ししたいと思います。

第3回告知記事はコチラ

結婚教育協会認定相談員 桃沢勢子、今枝朱美

 

参加ご希望の方は、お問い合わせフォーム、メール、ライン、フェイスブックイベント参加ボタンなどからお申し込みください。

 

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性の健康セミナー受講してきました

 

日本結婚教育協会 性のプロジェクト今枝朱美です。

 

今日は結婚教育協会性のプロジェクトメンバー村島相談員と東京秋葉原まで行き、セミナーを受講してきました。

「知っているようで知らない~性の健康セミナー」

リューブゼリーとコンドーム装着用モデル(指導用)は受講者へのプレゼント。

コンドームはサンプルでいただきました。

 

講師の北村邦夫先生、早乙女智子先生、永井敦先生、大好きです。

 

「性の問題の最新情報」は即夫婦問題カウンセリングに役立つ情報です。

北村先生のデータ報告では、いつもセックスレスの問題で感じていることを確信させていただきました。

 

早乙女先生のお話からは、女性もセックスに対して主体性を持つことが必要なことを強く感じさせられました。

やはり女性も快楽を求めることをあたりまえとし、自分のからだを知り主張することが大切です。

そのためにも望まない妊娠のリスクをなくし、セックスを楽しむ必要があります。

21世紀の避妊はピルでもコンドームでもなく、IUS(ミレーナ 子宮内避妊システム)で、

早乙女先生は経産婦さんには一か月検診後にお勧めしてみえるそうです。

 

永井先生は、アンチエイジングには勃起と射精が大切だと話されました。

EDは死の四重奏(高血糖、高血圧、脂質異常、肥満)の危険要素なので、前立腺肥大の症状のある永井先生はPDE5阻害薬を毎日服用し、毎朝健康に朝立ちするそうです。

そして勃起すれば若いころの記憶で射精したくなり、セックスしたくなり、健康が保てるそうです。なるほど。

一般社団法人日本家族計画協会理事長 家族計画研究センター所長 北村邦夫先生

京都大学大学院医学研究科客員研究員 倖生会身原病院産婦人科 早乙女先生

川崎医科大学付属病院 副院長 永井敦先生

 

まだまだお伝えしたいことがたくさんありますので次回お話ししますね。

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マリッジサポーターに必要な性の知識 性教育の講師でした

日本結婚教育協会 性のプロジェクト今枝朱美です。

 

昨日はわたしにとって初めての行政のお仕事でした。

 

奈良県上牧町のかんまき未来創造マリッジサポーター養成事業は、上牧町の思いと棚橋代表が結婚教育を通して望む思いがひとつになり実現となりました。

 

おせっかいOBACHANをたくさん増やし人間関係の循環をよくしたい、それにより少子化晩婚化対策や離婚率を低下させること、高齢化社会に向け誰もが生涯現役で社会のお役に立つことができることとなり、結果として考えられることは盛りだくさんです。

 

そのためには一時的な流行りにとらわれることなく、腰を落ち着け腹を決め取り組まなければいけません。

 

全国初のスクール形式で行われるマリッジサポーター養成授業の中で、私が受け持たせていただいたのは「男女の性について、性に関する課題の様々」マリッジサポーターに必要な性の知識です。

夫婦相談をしていていつもいつも思うことがあります。

「結婚前に知っていたらこんなことにならなかったのに。」

私はそれを正しく伝えるために結婚教育を学びました。

そしてその中でも今回は私の一番伝えたいパートナーとののお話を行政の事業の場でさせていただける機会を与えていただきました。

上牧町の関係者の皆さま、棚橋代表、ありがとうございました。

 

マリッジサポーターの皆様に知っていただきたい

「結婚前に知っていたらこんなことにならなかったのに。」

をふんだんに取り入れ、

・性の素晴らしさ

・性の知識

・コミュニケーションをとることの大切さ

・現代の若者の時代背景

・サポーターとしてのアドバイス

のお話をさせていただきました。

 

休憩時間に入ってもたくさんの質問をいただきました。

「これって、結婚前の人にきちんと教えないといけないですよね。」

「こういう話、聞く機会なかったです。」

「知らないことがたくさんありました、これは何ですか?」

「この場合はどのように伝えたらいいですか?」

男女共皆様が、性について学ぶことの必要性を強く感じてくださいました。

 

夫婦相談の現場で起きている性の問題は、皆様にとっても関係のないことではなく、知っておきたいことなのに知る機会のなかったことだったようです。

喜んでいただき、本当に良かったです。

 

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奥さん、男性はセックスに何を求めると思いますか?

日本結婚教育協会 性のプロジェクト今枝朱美です。

 

セックスレスというと、夫が育児に疲れた妻に断わられそのまま何となく…という図を想像されると思います。

ということは男性が相談に来るのかと思いきや、私のところには女性もたくさん相談にみえます。

 

もちろん私が女性だから相談しやすいことはあると思いますが、その他考えられることは、男性の性欲は精神的なことよりも肉体的なことの方が強いため、風俗とか自己処理で解決できる部分もありますが、女性の場合セックスレスは精神的に満たされない部分が多いので自己処理では解決しないからではないかと思います。

 

女性だってセックスしたいですよね。

そこで、ご主人とのセックスレスを何とか解消したいと思っているあなたへ。

 

男性は射精したいだけだと思っていませんか?

「そんなこと思っていません。愛情だって必要でしょ。」

「そもそも性欲が無いから困ってるんです~。」

そうでしょうそうでしょう。

でもそれだけではなかなか理解し合えません。

 

女性に比べると分かりやすくて単純と言われる男性ですが、男性にもいろいろな思いがあるです。

 

そこでセックスレスを何とかしたいと思っている奥さんに質問です。

「男性はセックスに何を求めると思いますか?」

 

男性のセックスは性欲の解消ではありますが、性欲と言っても射精したいだけではなく、征服感(従わせたい)、背徳感(やってはいけない)、充実感(感じさせた)などの満足も求めます

それらが満足することで、その相手に愛情を感じます。

つまり、それらが思うようにならない相手では性欲が解消しないし満たされないので愛情も感じないのです。

ですから繰り返しセックスする気にはならないのです。

 

あなたはそこを満足させてあげていますか?ご主人に満足してもらっていますか?

付き合い始めは好奇心もあり、恋愛時代は征服感・背徳感・充実感も満足して結婚したのですが、結婚生活何年もたつと徐々に無くなってきてしまうのです。

 

どうして無くなってしまうのでしょう?

 

征服感:結婚したのだから自分のものにして思いがかなってしまったわけですよね。その上に妻の方もそれに甘んじて専業主婦なのに家事もしないで「養って~」って感じではいけません。逆に忙しいからと毎日毎日ギャーギャー怒ってばかりでもいけません。SM嗜好でもない限りそんな妻を従わせる気力は起きません。

「こんな素敵な女性が妻になってくれて幸せ、どこにもいかないようにさらに大切にしなければ」と思ってもらえるようになりましょう。

 

背徳感:見てはいけないから見たくなる、してはいけないからしたくなるわけですから、だらしないことをしていてはいけません。下着が丸見えとか足を開いて座るとかお風呂上りに裸でウロウロするとかはダメです。見えそうで見えない、チラッと見えるはOK。

浮気することで背徳感を満たそうとする発想に及ばないようにも気をつけたいところです。

 

充実感:結婚前はあんなに嬉しそうだったのに…、実際嬉しかったと思います。セックスレスになる前、だんだん相手に会わせるのも面倒になってきて「早く終わらないかな。」「いまいちだな。」と思っていませんでしたか?伝わりますよね。

セックスレスの状態で伝えるとするならば「あなたがしてくれて嬉しかった~」「あなたって上手~」「すご~い」を積み重ねましょう。

 

女性は「愛しているから抱かれたい」「セックスで自分の魅力を証明したい」「心がつながっていることをセックスで確認したい」と考えます。

つまり愛情の確認をするためにセックスをして快楽を得ます。

男性いろいろな快楽を満足させてくれる相手に愛情を感じます。

 

この違いを知ることがセックスレス解消の第一歩になるのではないでしょうか。

「私の事好きじゃないから求めてこないんだ。」ではないかもしれません。

あなたの頭と心でご主人の気持ちを判断してセックスレスの原因を決めつけないでくださいね。

 

セックスレスの原因はその他にもいろいろあります。

ですから対策もあなたたちご夫婦の状況によって違ってきます。

ちょっとした一言でコロッと解決する場合もあれば、原因を見定めどの方法が効果が出るのかじっくり時間をかけて取り組まなければならない場合もあります。

自分一人では難しくて心折れてしまうと思ったらいつでも相談に来てくださいね。

想いがかなうまで一緒に頑張りましょう!!

 

 

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ナイナイ岡村さんの風俗発言謝罪からおもう事

こんにちは

名古屋夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

ナイナイ岡村さんの風俗発言について。

コロナ関連のニュースに隠れてあまり大きく取り上げられていませんが、夫婦問題を扱う身としてはかなり注目しています。

 

女性蔑視、性の搾取というところも見逃せませんが、大きくとらえて女性に対して「謝る」というところに注目しました。

 

そこで岡村隆史本人が直接謝罪した 4月30日(木)25:00~27:00の岡村隆史のオールナイトニッポンをradikoで聴いてみました。

最初の30分間はご自身の言葉で丁寧に心を込めて繰り返し

「本当に申し訳ありませんでした。」

を繰り返しました。

 

何がいけなかったかというと

「僕の発言によって、たくさんの人たち、とくに女性の皆さんに不快感を与えたことについて、心から謝罪します。」

だそうです。

 

30分謝罪を聞いても私には伝わらなかった。

 

 

 

考えてみました。

夫婦問題でもよくあることです。

夫のふとした発言に妻がひどく傷つき、激怒したり心を閉ざしてしまうことが。

 

妻の態度で初めて「しまった!」と気づき、これはまずいことを言ってしまったと思い「本当に申し訳なかった」と夫が謝ったとします。

 

「ごめんなさい」「悪かった」「反省してる」と何度も何度も繰り返し謝っても妻は許してくれません。

 

夫が妻に何か取り返しがつかないことを言ってししまう前には、だいたい妻から注意をされたり、自分とは反対の意見を言われているようです。

 

妻を自分より下に見ている夫は、目下のものが自分に逆らってきたと思って過剰反応してしまいます。

 

そこで夫は何を言ったかというと

「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ!」

「子ども産むくらいしか能がないくせに」

「お前がそんなんだから浮気されても仕方ないだろ」

「お前みたいなやつと結婚してやったんだ、ありがたいと思え」

などなど。

 

これを後になって「失言でした。ごめんなさい。」と言われても

「いやいや、失言ではなくて本音が出たんですよね。」

「おまえをバカにしていますごめんなさいって、それで謝ったつもり?!」

となってしまいます。

 

話が飛躍してしまったでしょうか?

 

 

 

実際過去に矢部さんが岡村さんに対し

「妻には『ありがとう』と『ごめんなさい』の言葉が大切だ」

と言った時

「白旗上げたんか!」

と返してきたので、引いてしまい話を広げることをしなかったと言っていました。

 

矢部さんは

「岡村さんは女性を敵として見ている」

「結婚して子どもがいたらチーム。お母さんは監督。」

「結婚して自分に合わせてくれて、子どもができてさらに妻(女性)を尊敬するようになった。」

とも話していました。

 

矢部さんは岡村さんに対し、

「芸歴も長くなり偉くなって甘えている。謝ったからって、そういう考えを持った岡村隆史は変わらない。変わらなければいけないから性格変えろ。」

「そんな自分を注意してくれる人はありがたいんだ」

「こんなことになって良い機会かもしれない」

と言っていました。

 

岡村さんのどんな考え方が今回の発言をさせたのか、相方だからわかる過去の言動で話し伝えていました。

 

岡村さんの相づちから本当にに伝わっているかな?と少し不安になりましたが。。。

 

立場上公開処刑することで岡村さんを助けた矢部さんを私は優しいなと思います。

 

今後の岡村さんに注目です。

 

 

 

私は夫婦相談にみえる方にいつも思っています。

 

我慢の積み重ねで何事もないかのようにお互いが無理して過ごすより、ケンカをして問題が浮き彫りになって良かったねって。

 

その時は混乱して、何が何だかわからなくて、どう解決してよいのか悩むけど、命さえあればやり直せない事なんかない。

 

どこが悪かったのかわかれば直すことができるし、直すことができればもう一度仲良くなることだってできる。

 

「ごめんなさい」って謝ることはもちろん大切だけど、何が悪かったか何にパートナーが傷ついているかに気づくこと、そして変わろうとする行動が伴えば絶対相手に伝わるって。

 

 

その結果、前よりも良い関係になることだってあります。

 

コロナで人生観が変わるような経験をされている方もたくさん見えると思います。

 

このチャンスに浮き彫りになる、今まで目を背けていた夫婦の関係に真正面から向き合ってみてはいかがですか?

 

 

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妻が夫としたいのは情報の交換ではなく情緒の交換です

こんにちは 愛知県名古屋市の夫婦問題相談室

リボーン 今枝朱美です。

 

緊急事態宣言で「名古屋飛ばし」されています。

対象であっても無くても同様に気を付け、心して生活したいと思います。

 

そこで家にいる時間が多いので、テレフォン人生相談を聞いています。

私は弁護士の大迫恵美子先生が好きです。

優しい口調ですが、その人のことを想うからこそはっきりと現実を突きつけます。

今はつらいかもしれないけど、気持ちを切り替えるきっかけとなり、背中を押してくれます。

 

そして今日お話しする「弾む会話は情報の交換だけではなく情緒の交換です」を教えてくれたのは加藤諦三先生です。

 

子どもが生まれ徐々に妻との会話が盛り上がらなくなってきたことを指摘され思い悩む夫からの相談です。

 

会社では何の問題もなくコミュニケーションが取れる。

妻と一緒に映画を見てストーリーについての話もできる。

でも、どう思ったかの感情の話になるとうまく言葉にできない。

それでいつしか顔色を見ながらの会話になってしまう。

 

加藤先生はすぐに状況が呑み込めました。

 

「あなた小さい時にけがをしてね、医者に連れて行ってケガを治してくれる人はいたけど、『痛かったね、痛いの痛いのとんでけぇ~』っていってくれる人はいなかったんじゃないの?感情を共有してくれる人が。」

 

この男性の家庭では喜怒哀楽を表現しぶつけ合うような関係が無かったんですね。

 

「そっか~悲しいね~」

「すっご~いおいしい!幸せ!!」

 

女性がただただ思いに共感してほしいだけで話すことを、男性はアドバイスしよう、結論付けようとしてがっかりされることが多いです。

 

男性にありがちなことですが、そうでなくても今までに経験していないことは男女に関係なく誰でもできません。

 

最後に加藤先生はこう言われました。

 

「合理性は知的合理性だけじゃないんです。

知的合理性からみると無駄なこと、それは実に深い意味があるんだと。

 

無駄というのは一つの視点から見て無駄なんですよ。

感情的合理性というのがあるんです。

それは無駄じゃない。

だから、それが生きるってことなんです。

 

このことで自分を責めないで、自分の個性だと思って、今の改めることとしては、無駄の中に人生の本質もあると。

 

今まで立派だと思っていた人ばかりから学ぶのではなく、なんだこの人たち、無駄な人だと思っていた、そういう人の中に本当に生きる真実があるかもしれないと、視野を広げてみてください。」

 

感情を読むことが苦手なことは個性。

確かに。

 

しかし、それを知って過ごすか知らないで過ごすかは大違い。

知ることで見えてくるものは大きく変わります。

 

妻が夫としたいのは、情報の交換だけではなく情緒の交換です。

 

それがむずかしいと感じたら、まずは気持ちへの共感から始めてくださいね。

 

自分も同じような感じがする。

けど、どうしていいかわからない。

具体的な言葉が思いつかない。

妻からの攻撃を受けると固まってしまう。

 

そんな時は少しでも早めに相談に来てください。

あなたの状況に応じた具体的な方策を私と一緒に考えましょう!

 

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コロナの影響って夫婦問題に関係ある?無い?ピンチはチャンス!

こんにちは 愛知県名古屋市の夫婦問題相談室

リボーン 今枝朱美です。

 

事務所から徒歩10分のところに名古屋能楽堂があります。

 

加藤清正像の横の桜は大木で枝が地面すれすれまで張ってとても立派できれいです。

 

少し早めに咲くので毎年とても楽しみ。

 

29日に散歩してきました。

 

 

満開一歩手前で一番きれいな時です。

 

 

コロナウィルスの影響で、お花見宴会の人はいませんでしたよ。

 

 

 

コロナと言えば、3月の初めは突然学校が休みになり、小さいお子さんのいる方の相談キャンセルが相次ぎました。

 

このまましばらくはひっそりと過ごすことになるのかと思っていると、すぐに夫婦同席相談がバンバン入ってきました。

 

・子どもが毎日家にいて親にもストレスがたまり夫婦関係に悪影響を及ぼす。

 

・不安をあおるニュースばかり流れ、悪い方悪い方に考えを持っていかれる。

 

・こんな時こそ自分の人生について改めて考え、夫婦関係を見つめなおす良い機会となる。

 

このような原因で改善したいと考え、相談したいと思ってくれたようです。

 

こんな時だからこそ夫婦で力を合わせ、ウィルスという外敵から家族を守らなければいけません。

 

究極の時こそ、その人の本心が見えます。

 

辛い時にひどいことをされると一生残る傷となり、

 

困ったときに助けられると一生忘れない思い出となります。

 

そう!

ピンチがチャンスなんです!!

 

この人について行こう

この人を守っていこう

 

と思うか

 

こいつとはやっていけない

こんな奴は地獄に落ちろ!

 

と思うかは紙一重です。

 

たった一言の言葉のチョイスが、、、

 

返事をしなかった、言葉をかけなかったばっかりに、、、

 

やっているからいいと思ったら、、、

 

 

「なんかかみ合わない」

そんなことはありませんか?

 

男性と女性は発想が全く違います。

 

育った家庭でも常識が大きく変わります。

 

それなのに、夫婦だから、好きで結婚したんだからって価値観が一緒になるわけがありません。

 

あなたの言動が相手の思うところと大きくずれているのです。

 

それはあなたの目線で何度見ても見えません。

 

第三者の目線は問題点を見つけることに役に立つと思いますので、ぜひ一度相談に来てください。

 

 

 

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「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」ですね

こんにちは 名古屋の夫婦問題相談室

リボーン今枝朱美です。

 

中国最古の兵法書「孫子」の一節に

「彼を知り己を知れば百戦殆う(危う)からず」があります。

その先は

「彼を知らずして己を知れば 一勝一負す、

彼を知らず 己を知らざれば 戦う毎に必ず殆し」

と続きます。

パートナーの価値観をよく理解し自分の価値観もよく知っていれば、夫婦ゲンカしても離婚なんてことにはなりません。

 

自分のことだけわかっていても、パートナーのことをよくわかっていなかったら、うまくいくときがあったとしても、いかないときもあります。

 

パートナーのことも自分のこともどっちもわかっていなかったら、いつもいつも同じことで大喧嘩を繰り返さなければいけませんよ。

 

 

「知る」ということがとても大切なのです。

 

喧嘩をするとついつい相手のムカつくところに目が行きます。

 

そして、

それが悪い。

それをしなければ問題は起きない。

おまえが直すべきだ!

相手を非難します。

 

でも、なんでそうなんだろう?と少し考えてみましょう。

 

実家のご両親の関係性、親子関係は?

 

どんな学生時代を送っていたんだろう?

勉強は?友人は?部活は?

 

望む仕事につけているのかな?

仕事でストレスたまっていないかな?

 

最近体調はどうかな?

疲れはたまっていないかな?

 

会社で嫌なことでもあったのかな?

子どものことで心配事でもあるのかな?

 

お腹すいてない?

暑くない?

毎日眠れてる?

痛いところない?

 

 

その人その人によって、大切にしていることは違います。

 

例えば私は、

自分のことなら我慢できますが、他人に迷惑をかけている人を見ると我慢できません。

 

嫌なことがあったら、誰かに聞いてもらうだけでスッキリし、ばらくすると忘れてしまいます。

 

お腹がすくと元気がなくなり不機嫌になりますが、食べるとケロッと回復します。

 

他人に迷惑をかけない、嫌なことは吐き出す、食事をしっかりとる、ということを大切にしているんですね。

 

私とは逆に、嫌なことがあったら思い出したくないから黙ってそっとしておいてほしい、一人の時間を大切にしたいという人もいると思います。

 

 

好きで気が合って結婚したパートナーだと思いますが、決して同じ価値観ではありません。

 

大切にしていることだって違って当然です。

 

相手の手の内を知らずに、起きている出来事だけを取り上げてケンカをしていても、なかなか理解し合うことはできないと思いませんか?

 

相手の戦略を知るということではなく、その前に相手の大切にしていることをもっとよく知ろうとちゃんと真正面から向き合ってくださいね。

 

ずいぶん前になりますが、ご主人の不倫が発覚して精神的にまいってしまった奥様をどうしていいかわからず困ったご主人が奥様を連れ夫婦で相談にみえました。

 

その奥様が言っていました。

 

「こんなことになって久しぶりにケンカをしました。

そしたら主人の顔にしわがいっぱい増えていたんです。

すごく驚きましたが、気づいたんです。

ずいぶん長い間主人の顔なんて見ていなかったんですね。

浮気されても仕方ないです。」

 

ご主人も自分のことに興味が無いと思っていた奥様がこんなにも取り乱す姿を見て、心底反省してみえました。

 

顔を見なくなってからの10年以上、お互いに相手のことを「知りたい」という気持ちで向き合っていたらと思います。

 

事件により相手と自分の本心をお互いに知ることができ、10年以上の空白という溝を埋めることができました。

 

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

 

 

 

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夫婦の幸せの形ってどんな形ですか?

こんにちは 名古屋の夫婦問題相談室

リボーン 今枝朱美です。

 

コロナの影響でお子さんが家にいるために相談予約がキャンセルになり、時間が空いています。

 

読めていなかった本を読んでいますが、今日はアマゾンプライムビデオで「東京ラブストーリー」を6話までを一気に見てしまいました。

 

ファッション、電話、タバコ、懐かしいわぁ~

(私の方が少しお姉さんだけど、、、)

 

 

コロナの影響でたくさんの夫婦関係にも影響が出ています。

 

私の友人の奥さんはドラッグストアにお勤め。

お客様からのクレームと過去最高の売り上げとで騒乱中、「今までで一番疲れた」そうです。

 

非常事態の時こそ夫婦の関係が問われるときです。

ピンチをチャンスとするか、溝がさらに深まるか。

 

友人は夕飯を作って労ったそうですが、はたしてそれが正解かどうかはそのご夫婦にしかわかりません。

「ありがとう!あなたも忙しいのに嬉しいわぁ!」

 

「おいしい!一日の疲れも吹き飛ぶわ!」

 

「帰ってきてご飯ができてるなんて夢みたい」

 

「あなたが旦那様で本当に幸せ」

 

となるか

 

「ドヤ顔で感謝を期待されても、こっちは疲れとんじゃ!」

 

「つくるだけ作ってキッチンぐちゃぐちゃ。やめて欲しいわ」

 

「食欲もないから食べられない。残すと怒るし。。。」

 

「もうこんな時間なんだからお風呂に入って眠りたい」

 

「どう?どう?って聞かれても、おいしい以外の答えは受け付けないくせに」
 

吉と出るか凶と出るかは、毎日どれくらい相手のことを想っているかにかかってきます。

 

こんな時は何がしたいのだろう?

 

何を大切に考えているのだろう?

 

言葉より行動だよな。

 

まずぎゅっとハグして「お疲れ様」。

 

空腹が一番の敵だから。

 

体力がないから疲れただろうな。

 

部屋が散らかってると嫌だろうな。

 

静かにしたいよね。

 

おもしろい話して元気づけてあげよう!

 

ドライブでスイーツでも食べに行って気分転換したいかな。

 

 

自分のことしか考えていない人は、良かれと思ってしたことで相手をドット疲れさせる結果となります。

 

間違った結果となっている人でも、意地悪でしているわけではありません。

良かれと思ってしているのでたちが悪いです。

 

わからなかったら聞くのが一番なのですが、いつもいつも同じことを聞いていてはまたそれも地雷となります。

 

 

夫婦の幸せの形はそれぞれです。

 

にぎやかな笑いの絶えない夫婦漫才みたいなのを幸せと感じる夫婦もいれば、会話が無くても空気のような存在でいることを幸せだと感じる夫婦もいます。

 

 

よその夫婦とくらべてはいけません。

 

自分たち夫婦の幸せの形は、自分を知りパートナーを尊重し、少し我慢して少し譲って、二人ですり合わせていきましょうね。

 

何年もかけて二人だけの素敵な幸せの形を作ってください。

 

 

 

ちなみに友人は奥さんから何の感想も労いの言葉もなく、後片付けに細かいダメ出しをされてしまいました。

 

さすがにへこんでいると、「おいしかったよ」とフォローがあったようですあせる

 

その一言で明日も頑張れる優しい旦那さんです。

 

 

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ムカつくところは好きだったところではありませんか?

こんにちは 名古屋の夫婦問題相談室

リボーン今枝朱美です。

 

昨日は暖かかったですね。

ちょっとの空き時間に1㎞泳いできました。

歩いて3分のところにプールがあるので便利です!

 

ところで

「釣った魚にえさをやらない」ってよく言いますよね。

でもそれってあったりまえじゃないですか?

 

恋愛時代はエサまきまくりですよね。

ほら、あなただって。

 

デートだと言えば早起きしてお弁当つくりましたよね。

朝シャンして髪巻いて念入りにお化粧して、彼の好きそうなひらひらした服着たりして。

 

付き合いたい、好かれたい、結婚したい。

ですから我慢もすれば頑張りもしますよね。

 

で結婚したらおにぎりすらコンビニで買い、

休みの日にはフリース上下に髪はボサボサでノーメイク。

 

そんなもんですよ。

リラックスした感じでいいんです。

 

それはそうとして、

今旦那さんのムカつくところは好きだったところではありませんか?

恋愛中はグイグイ引っ張っていってくれるところが男らしくて好きだったのに、結婚したら「あなた一人で暮らしてるんじゃないのになんて自己中なの?!」ってなったり。

 

恋愛中は何でも言うことを聞いてくれる優しいところが好きだったのに、子どもができたら「子どもに手がかかるのにおまえは何もひとりで決めれんのか!!」ってなったり。

 

男性は女性より変化することが苦手なんです。

 

特に「お前は女心がわからんのか!!」とか言いたくなってしまうような旦那さんはです。

 

男(彼氏)→男+夫→男+夫+父

このように変化しながらも役割が増えていくことに対応するのがとても苦手です。

 

あなたは腹が立ったり悲しくなったりすると思います。

 

でもよくよく考えてみると好きだった旦那さんがムカつく旦那さんに変わってしまったわけではありません。

 

旦那さんは何も変わっていないだけなのです。

(変わってくれないことが罪と言えば罪ですが、、、)

 

女心のわかりにくい特性を持っている旦那さんをお持ちのあなた。

 

微妙な女心はわからないけど、細かいところにいちいち文句をつけないとか、決まったことはちゃんとやってくれるとか良いところもたくさんああるはずです。

 

「なんでこの人と結婚するって決めたのかな?」って思い出してください。

 

今ムカつくところが、意外と好きだったところなのかもしれませんよ。

 

 

 

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結婚すると発生する義務を知っていますか?

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今日は婚姻は署名捺印して役所に届け出ると効力を発揮し、結婚するといろいろな義務や権利が発生するという話。

皆さんそもそも結婚するときに婚姻の義務って考えて結婚していますか?

芸能情報でも不倫問題は盛り上がりますので、貞操義務はよく知っていると思いますが、今回お話ししたい義務はこの3つです。

 

①同居・協力・扶助の義務

②婚姻費用分担義務

③日常家事債務の連帯責任

 

①一緒に住み、日常生活(性生活も含む)を協力し助け合う義務があります。

夫婦が同等の生活になるようにです。

家事育児分担で良く揉めていますが、相手が大変そうなら協力し助け合うのは婚姻の義務なのです。

外での仕事量に違いがあるなら、その分家での仕事で協力して助け合うのも義務。

共稼ぎの奥さんが休む間もなく夕飯の支度をしているのを、ソファーでゲームをしながら待つのはやめましょう。

むかつくからって自分は子どもと楽しく夕飯を食べ、食事の用意もせずふろの湯も落とし相手をいないものとするのはやめましょう。

 

②婚姻費用分担とは結婚生活にかかるお金は二人で分担し合います。同額出し合うのではなく、同じ生活ができるように負担し合うということです。

「誰のお金で生活できると思っているんだ!」ではなく収入の多いほうが多く負担することは義務です。

奥さんは毎日ホテルのランチにエステ、旦那さんは一日500円の小遣いはおかしいです。

変な話ですが、自分が節約してためた貯金も二人のもので、権利は半分ずつです。

 

③日常生活で使ってしまいできた借金は二人で返すことになります。

明らかなギャンブルや仕事の借金は別ですよ。

相手キャッシングをしても生活費に使ったなら二人で返すんですね。

家計をオープンにしないとたまりたまって取り返しのつかないことになるので、たとえ財布は別でもお互いに隠さないことが必要です。

 

婚姻関係にあるということは、二人は同等の生活をするために協力して助け合う義務があるのです。

なので別居や離婚時には婚姻費用分担請求や慰謝料や財産分与などの権利も発生します。

 

結婚してもお互いを尊重し、それぞれの価値観を大事にして干渉し合わない夫婦関係もあると思います。

しかし、婚姻は民法で規定されています。

金銭の権利以外で強制力はありませんが、「普通は」「常識でしょ」「あたりまえ」を否定する前に義務があることは知ってくださいね。

 

ことが大きくなる前に、離婚したい方も修復したい方も相談に来てください。

正確な情報を知り、自分に合った対策を考えましょう!

 

代理人をたてることは勝負がつくまでの争いを意味し、両者の傷が深くなることが考えられます。

気持ちの切り替えひとつ、負けるが勝ちで意外と丸く収まることもありますよ。

夫婦同席相談一回で劇的に変化、セックスレスまで解消

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

自営業の仕事に関する考え方の違いから3年以上もケンカをしているご夫婦が相談にみえました。

最近ではお互いに「言っても無駄」とあきらめ、それでも不満を抑えることができず無視とキレるを繰り返していたようです。

条件によっては離婚も視野に入れ、離婚か修復か悩んでいるようでした。

 

投げやりな夫と怒りが収まらない妻。

二人をつなぎとめるものは子どもしかないのかな?と思い話を聞いていましたが、腹が立つのは相手に期待するからで、期待するのは気持ちがあるからです。

本当は二人とも仲良くしたいんだなぁ~と伝わってきました。

 

怒ってばかりいると、だんだん自分が何に怒っているのかわからなくなってしまいます。

 

何に怒っているのかわからない相手に、何をすれば怒りが収まるのかわかるはずもありませんよね。

 

不満を聞けば

「仕事が、、、仕事の、、、」

と話すのですが、どうもそれ以外にもありそうです。

 

話を聞き進めると、出産後の気持ちのすれ違い、親がサラリーマンと自営業家庭の違い、それぞれの父親の真逆な性格、PMSや生理痛、休みたい夫と話したい妻など、相談シートに記入した「価値観の違い」「性格の不一致」などがどんどん紐解かれていきます。

 

仕事のことや子どもの行事のことなどは必要に迫られ話しますが、それだけでもしんどいのに、それ以上の会話をすればケンカの種になり、今では全く会話していないようでした。

もう離婚かもしれないと思い悩み最後の手段だと考え、時間とお金を使いわざわざ二人そろって相談に来たのです。

 

家で二人だけではなかなか話せない事でも、話せます。

 

言いづらいことでも聞いてもらえば話しだしやすいです。

 

二人だけでは思ってもいないところの問題点に気づくこともあります。

問題点に気づくと少し反省したりもします。

今までやらなかったことも、やってみようかな?と思えてきます。

 

そこが運命の分かれ道。

きっとダメだろうとあきらめてしまうか、

ダメもとでも一度やってみるか。

 

ところがこの旦那さんがえらかったのは、「最初は頑張ってやってみた。」ところです。

気持ちは置いといて、まず行動したのです。

 

やってみたら奥さんが喜んでくれたという結果が出たので旦那さんの気持ちも上がってきます。

奥さんが素直に受け入れたところも素晴らしいですね。

 

何をしたのかはヒミツですが、奥さんは喜んで機嫌も良くなり怒らない、怒らないからご主人も無視しない、無視しないってことは会話もできる、会話ができればさらに奥さんもうれしい。

 

2回目の奥さんだけの相談の時はすでにニコニコでした。

仕事の悩みは全く解決していないのにです。

3回目は二人で来てくれました。

 

家で二人だけではなかなか話せない事でも、話せます。

 

言いづらいことでも聞いてもらえば話しだしやすいです。

 

これはご主人の言葉です。

本当は夫婦で話さなくちゃいけない事を面と向かうと言えない人が多いです。

一回で劇的に変化して、セックスレスまで一気に解消してしまいましたが、もっともっとお互いを分かり合うために相談は続きます。

 

同じ修復希望でも、元に戻りたい夫と元に戻りたくない妻

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

夫婦相談をしていて夫婦同席相談では両方の意見を聞くことができます。

夫婦が同じように「修復して仲良くなりたい!」と言いながらも、ケンカが絶えず話がかみ合わないのはなぜでしょう?

 

そんなご夫婦の多くはこのように言います。

夫は「元の仲が良かったころに戻りたいです。」

妻は「もう元には戻りたくありません。」

 

戻りたくないなら、もうダメってことのように思えますよね?

どういうことなのか考えていきましょう。

 

多くの夫は結婚しても状況に変化のない人が多いです。

独身時代と同じ地域に住む。

独身時代と同じように仕事ができる。

友人は学生時代の友人と職場の友人。

趣味は車、釣り、スポーツなど継続しているもの。

家事と子育ては妻任せ。

 

多くの妻は結婚と出産で様々なことが変化します。

結婚により引っ越す。(実家から離れ知らない土地へ)

引っ越しで仕事を辞めるか転職。(キャリアと人間関係が途切れる)

友人とは疎遠になる。

趣味は環境が変わり一度中断。

地元で結婚したとしても出産で休職または退職。

妊娠出産授乳育児で身体に大きくダメージを受ける。

子育てでコミュニティーが変わる。

仕事に復帰しても家事と子育ての多くを担う。

夫婦となり家族が増え、もちろん楽しいこともたくさんあります。

しかし、この間にどちらが悪いは関係なく大小さまざまな要因で、夫婦の仲がこじれたとしましょう。

夫の元の戻るは、生活が何も変わらず妻との仲が良くなることを意味します。

妻の元に戻るは、すべて捨てたところから今までの苦労を繰り返すことを意味します。

 

熟年離婚はもちろんのこと、子どもが小学校に上がったら、子どもが義務教育を終えたら、子どもが成人したら、子どもが独立したら、と我慢してきた妻たちは同様に考えています。

「やっとここまで来たのに、元に戻りたいって何なの!!」

「また私に苦労を繰り返せっていうの?!」

このような感じでしょうか。

 

仲良くなりたいと願うなら、元に戻ることに力を費やすのではなく、この人とならこの先も一緒にいたいと思われる自分になることに力を注いでくださいね。

相手の悪いところなら山ほど言えるけど、自分の悪いところがいまいちわからないから直せないと思っているあなた。

あなたのどこを直したら修復できるかを私がズバリ見つけますので相談に来てくださいね!!

 

 

卒業された相談者さまから長文メールをいただきました

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

12月で卒業した会員さんからメールをいただきました。

たくさんの会員さんの中でも、3年10か月は過去最長です♡

 

彼女は感情を表面に出すことが苦手なタイプで、小手先の「男が喜ぶ女のさしすせそ」が超へたくそでした。

しかし、芯がとても強く何があってもへこたれず、持久力は誰にも負けません。そして素直で自分に正直です。

会社でもその安定力で同僚にも慕われているようです。

 

そんな彼女にできる彼女ならではの修復方法を一緒に考えました。

いくら万人にとって良いことでも彼女が自分で「できる」「やりたい」と心底思い、楽しんで実行しないと結果は現れません。

また、目標をしっかり定めても、状況が変われば変更点も出てきますので、毎回毎回確認と作戦の立て直しもしました。

 

結果、彼女は自分にとって「幸せだなぁ」と思える夫婦関係を手に入れることができたのです。

私もたくさんのことを教えていただき、共に成長することができたことに感謝します。

 

「今枝さんのところに1人でも多くの夫婦問題に悩むひとが来ますように」と、メールを公開することをOKいただきましたのでご紹介させていただきますね。

 

今枝さん

先日まで3年10か月、カウンセリングをありがとうございました。

これまで受けたカウンセリングを振り返ってメールをさせて頂きます。

 

初め伺った時の状況は、夫から切り出された離婚は取り下げられたものの、まだ夫には脇の存在があり、一人不妊治療の病院に通うものの、それを夫に言えない状態でした。

 

初めのカウンセリングは、夫の脇の存在がチラつき、自分も鬱々していた気持ちでいっぱいで数回は泣いていた記憶があります。

夫とも心休まらない関係だったような気がします。

今枝さんからこれをしたら?これはまだ早い等適切なアドバイスを頂き、カウンセリングの帰り道、カフェに寄って、アドバイスの内容を振り返り、とったメモを読み返してスマホで調べたり、次のカウンセリングまでできることを実行していました。

 

そのうち今枝さんから勧められたウィンドーショッピング、夫へお土産買う、春は桜がきれいなスポット、ファッションセールなどに行き、カウンセリングの帰り道を歩くことが実はとても楽しみになりました。

このあたりから自分を整え、楽しむことで、少しずつ夫との関係性も良くなったような気がします。

 

カウンセリング3年目の頃は、こうあるべきという自分の思考のくせがわかりかけ、夫や周りの人にあわせて楽しい時もあり、当初の希望はすべては叶っていないかもしれないけれどなんだか幸せだなと心から湧き上がっていることが増えてきました

このころからカウンセリング時とっていたメモの量も減ってきていました。

 

今、今枝さんに最後に頂いたプレゼントを身に着けています。

大変綺麗なもので一層自分磨きしたくなりました。

 

今枝さんにはお母さん、お姉さんのようにも接してもらい

大変お世話になりました。ありがとうございます。

まだ道半ばでまたもしかしたらお世話になるかもしれませんがその際は宜しくお願いします。

 

暖かい気持ちに感謝です。ありがとうございました!!

卒業祝いに見ているだけでもうっとりしちゃうような、Saluteの商品をプレゼントしました。

たくさん努力した彼女が輝くのにふさわしいものです。

これからも内から外から輝く素敵な女性でいてくださいね。

 

 

2020年 新年明けましておめでとうございます

2020年 新年明けましておめでとうございます。

 

夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

今年もよろしくお願いいたします。

 

三が日が明け皆様いかがお過ごしでしょうか。

私の今年のお正月は、元旦に子ども家族が新年の挨拶に集まってくれました。

 

 

長男、次男、長女の家族です。

全員顔を合わすことができてありがたいことです。

 

 

私の作ったお節料理をみんなに食べてもらい、お年玉を渡して、お正月!おばあちゃん!!って感じを味合わせてもらっています。

 

子育てを頑張っているパパとママたちにも毎年お年玉をあげているのですが、毎年の「新年くじ引き運試しお年玉争奪戦」をやめて、今年は「ゲームで真剣勝負お年玉争奪戦」にしました。

盛り上がりましたね~~~!

息子たちの影は薄く、嫁と婿の闘争心の強いこと強いこと。

頼もしい限りです。

 

今回初めて息子と娘に「お母さんにもっとこうして育ててほしかったってことある?」と聞いてみました。

3人とも口をそろえ「もっと勉強しろって言ってほしかった」「もっとサッカー頑張れって言ってほしかった」ような発言をしました。

びっくりです。

「勉強しろ」「サッカー頑張れ」って中学生のころまでは環境だって整えて自己嫌悪に陥るほど言ってきたのに。

どういうことだろう?

しばらく考えてしまいました。

あれ以上どうしたらよかったんだろう?

一生懸命勉強教えて、3歳からずっとサッカーの送り迎えを続けお金の工面をして応援したのに。

・・・・・・・・・。。。

私、押したり引っ張ったりばかりしていたかも。

子どものころは手を出し過ぎて環境を整えすぎて、子どもが自らどん欲になる必要を感じなかったのかもしれません。

 

一生懸命頑張って子育てしている自分に満足していただけだったのかな。

きっと「やれ!やれ!」って強く言われたかったんじゃなくって、もっと励ましてほしかった、もっと褒めてやる気にさせてほしかった、やった先の明るい未来を想像させてほしかったんだってことに気づきました。

 

子どもたちを褒めてやる気を出させるってできなかったなぁ。

正月から少々落ち込みましたが、反省して気づけて良かったです。

 

それぞれが良いパートナーを見つけてくれたもんだと喜んでいます。

家族になってくれた嫁や婿たちには感謝しています。

 

夫婦それぞれの良いところを褒め合って、相手の苦手なところを補い合い、お互いに励まし合って、自分たちに見合う素晴らしい人生を築き上げてくれることを信じています。

 

かわいい孫たちが健やかに育ちますように♡

結婚に対する金銭的価値観の違い

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今月の卒業会員さんは初回相談から2か月、離婚成立での卒業の男性です。

結婚して二人でコツコツ財産を築き、老後を見据えた穏やかな生活を夢見ていた夫。

片や結婚することで金銭的な負担が減り、自分の自由になるお金と自分の貯金が増えると思っていた妻。

 

夫から見れば夜な夜な遊びまわり使いたい放題の妻。

約束した生活費も入てもらってもまだ足らず夫の持ち出し分が出る始末。

 

妻から見れば金に細かく数字で追い詰めてくる経済的モラハラ夫。

夫のマンションのローンを払わされている気分。

 

結婚前によく話し合い、確認し合ったはずなんですけどね。

 

共に生活を楽しむことは無く、気持ちはすっかり離れ、問題は金銭だけ。

別居だ離婚だ家庭内別居だと揉めながら、無駄に同居期間を延ばすことは財産分与をわかりづらくします。

 

婚姻期間中にどっちがたくさん稼いだか、どっちがたくさん使って、どっちがたくさん貯めたかは関係ありません。

結婚したら夫婦のお財布は一つです。

ざっくり言って、別居時の財産から同居時の財産を引いて半分に分けるだけの話です。

個人的にどう分けようと自由ですが、もめて家庭裁判所に委ねると最終的にはそうなります。

 

たった2か月で二転三転しましたが、最後には二人の協議で話はまとまり離婚が整いました。

二人とも職を持ち、婚姻期間も比較的短く、子どももいなかったため離婚を選択することとなり短期間で決着しました。

 

しかし、もし私のところに相談に来ていなかったらと思うと、夫は気持ちの切り替えができず金銭の話がまとまることはなく、怒りは執念となり問題は長引いたことだと思います。

 

調停となると相手のあらを探し言いたくないことで長期間争い、楽しかった思い出も全部消え、相手を一生恨んで過ごすこととなったかもしれません。

 

最後まで「相手はそんなことしてきた?!」と思うこともありましたが、年内で決着し心機一転新しい年を迎えてもらうことができて良かったです。

 

どんな結果であろうとも、あなたにとっての最善の方法を一緒に見つけましょうね。

 

 とはいっても、相談に乗ってくれるのはどんな人?と思ったら。

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12月はクリスマス 浮気問題の悩み相談ください

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今月はクリスマスベルクリスマスクリスマスツリー 浮気問題で悩むひとのアンテナは反応しまくりです。

あなたの気持ちに寄り添うとは言うものの、お話を聞かせていただいて、

「それは離婚することないでしょ!?」

と思ったり、

「そんな人のためにあなたの人生を無駄に過ごすことないでしょ!?」

と思ったら、私の意見としてお話はさせていただきます。

 

それでもこうしたい!というあなたの覚悟が決まれば、最善の結果となるように応援します。

自分の意見に賛同してくれる身内や友だちにだけ相談していませんか?

 

婚姻関係にある中で、浮気や不倫は離婚理由になる項目の一つとされています。

した方が圧倒的に悪いけど、それで終わりではありません。

離婚するにしてもいったん二人の関係を整理してけじめをつけ、その先の人生を前を向いて進んでほしいです。

 

修復したいならなおさらです。

バレた、認めた、謝った、それから二人がどうするかが問題です。

 

攻め続け、一生がんじがらめにして暮らすか。

無視してそれぞれ勝手に暮らすか。

また結局同じことを繰り返し続けるか。

大喧嘩して一からやり直すのか。

時間をかけて関係性を変えていくのか。

 

はたから見ていてありえないと思っても、夫婦が良ければ成り立つ場合もあります。

 

私としての許容範囲は広いですが、夫婦として風通しの良い関係、子どもがいれば父母として協力し合える関係は必須です。

あなたにとって最善の方法を一緒に見つけましょうね。

 

 とはいっても、相談に乗ってくれるのはどんな人?と思ったら。

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この機会に浮気問題に決着をつけましょう!

これからの長い人生を楽しむために。

夫婦ですれ違う「謝った!」「謝ってない!」問題

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今月はいいふうふの日でたくさんの修復希望の夫婦同席相談をお受けしています。

夫婦ゲンカは一つの同じ事柄を全く逆方向からとらえ、相手が自分の意見に従わない(従わせたい)ために起こります。

 

ふたりは白だ黒だと言ってケンカしているのですが、第三者として話を聞く私からはよーく見えるのです。

そして相手の立場をお話しし、気持ちを通訳することで少しずつ絡まった糸をほぐしていきます。

 

その中で真っ向から意見が食い違う「謝った!」「謝ってない!」問題。

例をあげてみますね。

 

謝った 反省した態度で「申し訳ないことをした。悪かった。」と伝えた。

謝ってない うつむいてごにょごにょと 言っていただけで、はっきり「ごめんなさい!」と謝ってない。

 

謝った 共通の友達夫婦立会いのもと、「俺が悪かった。お前に嫌な思いをさせてごめんなさい。」と謝った。

謝ってない 私が言っても認めなかったくせに、友達夫婦に言われたから謝っただけ。本心で謝ってない。

 

謝った 誓約書にサインして謝罪の気持ちを伝えた。

謝っていない サインしただけで、直接言葉で謝ってもらっていない。

 
こんな感じで食い違っていきます。

背景や前後があることなので、これだけで判断できないところはありますが、どれも「謝ってない」ことはありませんでした。
 
しかし、された方は納得できていないのです。
 
誠意が足りない場合もあれば、真意をくみ取れていない場合もあります。
 
相談ではその点を聞き手が理解できる言葉に変え、時に時間をかけて心をほぐしながら通訳していきます。

 
自分自身を見つめなおす、相手の立場に立ってみる、第三者になったつもりで考えるなども解決には有効ですが、なかなかうまくはいきません。
 
そんな時は、知識と経験のある第三者の専門家に相談し意見を聞くという方法もありますので、お困りの場合はぜひ一度相談に来て下さいね。
 
とはいっても、相談に乗ってくれるのはどんな人?と思ったら。

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発達障害の特性への理解とわたしたちができること

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

私の所属するNPO法人日本結婚教育協会主催の年一回の講演会「いのちつなぐ」が10月13日奈良県文化会館で開催されました。

講師は笹森理絵先生。

笹森先生は発達障害の当事者であり、3人の発達障害の保護者、社会福祉士など専門援助職という3つの視点から発達障害と関わっておられます。

ご自身の体験などから、発達障害の具体的な特性や対処法をお話しいただきました。

 

できないことはその人の特性なので、頑張りが足らないとか怠けているわけではないのです。

会社で「言われなくても臨機応変に自分で仕事を見つけてやるように。」と言われても不安になるだけ。

家で夫に「お風呂みてきて。」と言われしばらくお風呂を眺め戻ってきて呆れられ。

子どもは小学生になっても字が書けなくて暗号のようになり母親が責められたり。

 

子どもが生まれ発達の違いに気づき、初めて自分も診断を受けてみたら

「できないのは自分のせいではなく、脳の構造の問題。」

と言われ、全身から力が抜けるほどびっくりしたそうです。

「目の前に一条に光が差す思いをしたことを覚えている、人生が反転した瞬間だった。」と手記に書かれています。

笹森先生は数学以外のお勉強が良くできたことと、ご両親も診断は受けてないものの同じなので、余計に気付くのが遅れたそうです。

 

夫婦の場合。

自分が、パートナーが、発達障害だとわかったら。

わかって良かったと思う場合もあれば、困ったと思う場合もあるかもしれません。

しかし、どこかしら好きで結婚した相手です。

発達障害だからダメだということは全くありません。

特性を理解し、対処法を見つければ大丈夫。

 

私はたくさんの悩めるご夫婦を見てきていますが、発達の凸凹も性格の凸凹も同じように考えています。

お部屋を片付けられない人はたくさんいますし、人の気持ちを察することが苦手な人なんて言ったらほとんどがそうだからケンカしてるんです。

こだわりが強い人もいっぱいいるし、苦手なことだって無い人なんていません。

ほら、一緒でしょ?

 

まずは自分の特性、価値観、性格をよく理解する。

それと同じようにパートナーのことも理解する。

そして共に生活することでペースをつかみ、わからないことは言葉を交わしすり合わせていく。

「何でできないの!!」って怒ってもできないことはできない。(できないというより、あなたの思うようにはできないって感じです)

時に我慢することも譲り合うことも必要ですよね。

自分の苦手なことは助けてもらえばいいし、得意なことは頑張ればいい。

同じ性格だから、同じ価値観だからってうまくいくわけではありません。

違うからこそ新たな発見もあり日々の何気ない生活が楽しいのです。

 

でも、なんかわからない、生活しづらい、ケンカが続いてしまう、毎日が苦しい。

そんな時は相談に来てくださいね。

みんなには見えないあなたの特性やパートナーの特性が私には見えることってよくあるんです。(特殊能力があるってわけではなく、ベテラン相談員だからなんですけどね。)

対処法を一緒に考えましょう。

ハロウィンですが仮面夫婦から脱却しましょう

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

ハロウィンイベントは年々盛大になってきますが、あなたは仮面夫婦で悩んでいませんか?

 

一般的に仮面夫婦とは、「対外的には夫婦として振る舞っているけれども、実際には二人の間に愛情や親密なやり取りがないような夫婦」です。

さも問題かのように扱われますが、「そうですがなにか問題でも?」と考える人もあります。

 

セックスレスも同様ですが、夫婦に不満がなければ何の問題もなく、穏やかな波風のない夫婦と表現したり、お互いに自立し相手を尊重する夫婦なのかもしれません。

しかし、それを問題とし日々辛いと悩んでいるなら、それはなんとかしなければいけませんね。

 

あなたの捉え方一つだったり、思い違いがちょっとしたことで解消されるかもしれない。

また、何も無理して夫婦を続ける必要はないのかもしれないし、卒婚が最適かもしれない。

あなたの中に「夫婦とはこうあるべき」「相手がおかしいのが原因」「普通はこうなのに」という思いが強ければ強いほど苦しくなってきます。

 

あなたにとってストレスの少ない心地いい毎日が過ごせる選択は何なのでしょう?

100組あれば100通り、夫婦の数だけ解決策はあります。

 

ジェノグラム(家族関係図)、職歴、性格、過去の出来事、今大切にしたいことなどから考え、自分のこうなりたい姿や夫婦家族にとっての最善だと思える方法を私と一緒に見つけていきましょう。

 

この機会に仮面夫婦から脱却しましょう!

これからの長い人生を楽しむために。

 

仮面夫婦が嫌ならどんな夫婦になりたいのか考えましょう。

「離婚する前ににそれを知っていたら」とならないために

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

近年の日本の気候は、夏と冬が厳しく長くなり、春と秋が短くなっているようです。

夫婦も一緒のような気がします。

 

結婚平均年齢が男性31歳、女性29歳と聞き、

「30になったら結婚しようかな~。」

なんて楽観的に考えて、

30で恋愛しようと持っても適当な相手が自然に現れるわけでもなく、思い返せば20代に好きだった元カレ元カノより素敵な人はなかなか見つからない。

焦って大慌てで見つけた相手と「結婚したい」という気持ちで意気投合。

「やったー!結婚できた!!」

 

盛り上がって結婚して、張り切って子どもができたことはいいけど、子育ては思ったより大変で自由は一切ない。

かわいい写真をいっぱいアップするつもりだったのに、自分がボロボロでそれどころじゃない。

子どもをやっと保育園に預けたと思ったのに、毎日が家事と育児分担でもめてケンカばかり。

何でもないような日々を幸せだと思えず、SNSで見る幸せそうな夫婦を見ては自己嫌悪でため息。

情報が多すぎて穏やかで何もないことを幸せだと感じられなくなっているような気がする。

少しの不満も我慢できず相手のせいにして当たり散らす。

相手を変えてやろうと必死になり、ダメなら別れるしかないとあきらめる。

 

草が芽吹きポカポカしてくる春はどこだったんだろう。

暑さが和らぎ食欲が出てくる秋は過ぎたのだろうか。

 

その時その時は本当に大変だし、起きている問題は自分ではどうしようもできないことだと思い込んでしまうでしょう。

 

でも、離婚した後になると、

「あの時ああしていれば」

「あの時にそれを知っていたら」

「あの時だれかに相談していれば」

と誰もが思います。

 

結婚生活はいい時ばかりではないかもしれません。

 

しかし、立ち止まってよーく見つめてみると、だれにだって春もあるし秋もあります。

また、夏もあって冬もあるから楽しいんです。

私は経験者だし、たくさんの悩みを聞いているからわかります。

 

離婚してから「あの時ああしていれば」と思う前に。

離婚する前の今、辛いことを話に来てください。

相談する場所があることを知ってください。

 

「離婚する前にそれを知っていたら」とならないために。

 

私が悩んでいるあなたの相談をお聞きします。

息子娘夫婦の夫婦問題のみならず、息子娘夫婦との親子問題に悩む親世代へ

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

私には3人の子どもがいてそれぞれに2人ずつ子どもがいます。

お盆と正月には子ども夫婦と孫、私を加え13人全員で集まっています。

 

遠く離れたところで頑張っている息子娘夫婦。

なんだかうまくいっていないような雰囲気が帰省で伝わってくる方もあるでしょう。

そこで、悩むおじいちゃんおばあちゃん世代とお話ししようと考えていました。

しかし何件か受けた相談はそういったことではありませんでした。

 

・嫁や嫁の実家から金銭的や行動的フォローのないことを責められる。

・息子夫婦が私たちの生活に入り込み孫の面倒でくたくた。

・嫁の家事育児がなってないので息子がかわいそう。

・息子夫婦の仲裁を頼まれたが問題が両家を交えて複雑化した。

などなど。

がっつり自分たちの悩みになってるのです。

 

人生100年時代。

二世代が関わる年数も長くなっています。

 

親世代は専業主婦が多く、子世代は共稼ぎが多い。

親世代は年金や資産があり、子世代は低賃金。

子世代が高齢出産で、親世代も高齢で孫の面倒がみられない。

 

そんな社会背景がありながら、

親が子どもに指示し続けてきたので、子どもが自立できていない。

母親が夫婦関係をないがしろにし子どもに依存してきたので、子どもが気になって仕方ない。

 

言い方が悪意に満ちていますね。

よく言えば、皆さん子どもがかわいくて仕方ないのです。

 

お互いに関わりが強すぎて自分で自分の首を絞めています。

難しいけど子離れしましょう!

 

お互いに自分たちの生活を自分のできるレベルで整え、そしてお互いに助け合いましょう!

共倒れしないように。

 

私も親と同年代。

この年になるとなかなか自分の考えを変えられないこともわかります。

周りが見えなくて、自分たちでは気づいていないこともあります。

この機会に息子や娘の気持ちに寄り添える親になりましょう!

 

子どもたちの幸せを願うのであれば。

依存しあう関係ではなく、困ったときに助け合える関係を作りましょう。

なんで私ばっかり変わらなくちゃいけないの?と思うあなたへ

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

相談に来られた悩める方のお話を聞いていて、もちろん傾聴共感しますよ。

でも、私のところに来られる方は聞いてほしいだけじゃないのです。

自分たち夫婦の今の状況は第三者からはどう見えるかを聞きたいのです。

 

そして、改善するために何かできることはあるのかも知りたいのです。

ですから少し耳の痛い話もするし、頑張らなきゃいけない話もします。

 

過去と他人は変えられないが未来と自分は変えられる、これは誰もが知っていること。

それに加え、夫婦は鏡、これも間違いありません。

皆さん全く意見が違うからケンカになっていると思っていますが、似たもの夫婦で意地を張り合っているから同じことを繰り返しているんですよ。

 

だったら、どちらかが何かを少し変えればいいだけなんです。

そのどちらが先に変わるか変えるかが難しいらしいのですが、相談に来て気づいたほうが先でいいのです。

相手は知らないし気づかないからやっているんだから。

 

言われたから仕方ないから一回やってみよ、でかまいません。

「向こうがあんなことしなければ、私はこんなこと言わなくて済むんです。」じゃなくてー。

夫婦関係を修復したくて来たなら、自分から流れを変えてみませんか?

 

「なんで私ばっかり変わらなくちゃいけないの?」

って、それが一番簡単だから。

 

勝ち負けじゃないんだから、ちっとも悔しくなんてありません。

あなたが変われば鏡である相手も同時に変わるって想像できますよね?

 

幸せになりたい、そう思うなら、まず先に相手を幸せにしてあげてください。

そして相手に愛される自分でいてください。

 

夫婦は鏡です。

ほら、幸せはすぐそこにありますよ。

息子娘の夫婦問題や結婚問題に悩む親の相談

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

いくつになっても子どもは子ども。

過保護だと言われようが、マザコンだと言われようが、心配なものは心配です。

口や手を出しすぎることはよくありませんが、助けを求められたら何か良いアドバイスをしたいと思うのが親心。

 

しかし、この多様性を認める時代に自分たち昭和の考えは通用しません。

通用しないどころか、親世代の考えを押し付けることで、息子や娘夫婦の関係を悪化させることは容易に想像できます。

 

若者とギャップがある親と言えば団塊の世代から高度成長期にイケイケで育てられた世代。

就職すれば給料はどんどん上がり、終身雇用、年金もギリ需給されています。

将来に対する不安が半端ない若者に、「男は働いて稼いで、でんと構えていればそれでいいんだ!」なんて言っても「昭和か!」と言われてしまいます。

 

短大を出て2~3年OLとして働き、「電話、お茶、コピー!」を経験したのち、売れ残りのクリスマスケーキになる前にと言われ、24歳での結婚を目指した専業主婦の母親たち。

正社員で働く嫁に「家事と子育ては妻の仕事よ。」なんて望んでいたら、孫の顔も見せてもらえないでしょう。

 

パターンが決まっていた昭和の夫婦スタイルとは違い、多様性が認められる平成そして令和では、様々な可能性を考えての問題解決が求められます。

夫婦が我慢して頑張れば幸せになれる時代ではないのです。

 

けれども夫婦の数だけ幸せの形も用意されています。

まずは親世代の価値観(自分自身のこと)に気づき、子どもたち世代が何に苦しんでいるのか知りましょう。

そのうえで、家庭によって違う考え方があることを認めたうえで、的確なアドバイスができると少しは子どもから頼りにされるかもしれません。

 

親世代の皆さま、息子や娘から助けを求められたら、ぜひとも力になってあげてくださいね。

家族は助け合って暮らしていきたいものです。

 

息子や娘の夫婦問題や結婚問題を相談しに来ていただけると嬉しいです。

まさか結婚しても○○だとは思わなかった!!

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

48歳で離婚して丸10年経ちました。

パートで離婚し、50歳でリボーンを立ち上げ、4年半で専業で生活できるようになりました。

誰の援助もなく生活できているのは、自分はもちろんですが、親も子どもたちも元気で自立しているからこそだと思い、みんなに感謝しています。

 

結婚生活に疑問を持ち悩んでいる皆様。

「まさか結婚しても○○だとは思わなかった!!」

という悩みはありませんか?

 

私は新婚の時に人生最大のピンチだと思うくらい悩んでいたんですよ。

 

新婚旅行から新居に帰ると、家に電気がついているのです。

なんと!舅が住んでいたのです!!

舅が建てた家ではあるんです。

6年以上家族が誰も引っ越さないので、それまでも舅が一人で泊りには来ていたのです。

でも空いているから新婚夫婦に住んでいいと言ってくれたんです。

1階奥の6畳の和室と応接間と仏間は、自分の荷物をそのままにしてほしいとは言われていました。

2階6畳2部屋と、ダイニングキッチン風呂トイレの水回りは使っていいと言われていました。

 

でも、でも、まさか新婚旅行から帰り新婚生活が始まっても、奥の和室に舅が住み続けるとは思っていませんでした。

 

舅は家族のいる家で夕飯とお風呂を済ませ、車で20分かけてわざわざやって来るのです。

夜寝て朝起きるとそこから仕事に行くのです。

トイレは使いますが、ガスは使わず6畳の和室に電気ポットを持ち込みお茶を飲んでいるので、「お前たちに何も迷惑はかけていない」というのです。

 

逆に、私の入れたお茶や用意した朝食は「いらん」と拒否するのです。

チャイムを鳴らして玄関からではなく、勝手口のカギを自分で開けて、声もかけずにキッチンを通り自分の部屋に入るのです。

そして3日に1回の息子(夫)の当直の日でも嫁だけの家に一人で泊りに来るのです。

20数年の人生で、私の周りで、そんな生活をしている人はいなかったので想像もつきませんでした。

 

「まさか結婚しても毎晩舅が泊りに来るとは思わなかった!!」です。

 

夫や姑にやめてほしいと訴えましたが、「お父さんはいうことを聞かないから、今までもずっとそうだったから」で相手にしてもらえません。

 

 

夫婦相談をしていると、

「まさか結婚しても○○だとは思わなかった!!」

という相談がかなりあります。

 

「まさか結婚しても1ルームマンションから引っ越さないとは思わなかった。医者なのに、、、」

「まさか結婚しても毎日嫁の母が遊びに来るとは思わなかった。」

「まさか結婚して転勤になったのに妻がついてこないとは思わなかった。」

「まさか結婚したのにセックスをしないとは思わなかった。」

「まさか結婚したのに生活費が折半だとは思わなかった。」

「まさか結婚したのに休日一度も一緒に出掛けないとは思わなかった。」

 

育った環境が違う、親が違う、価値観が違うと言ってしまえばそれまでですが、我慢できないこともあります。

何とか手を尽くし、違いをすり合わせていかなければ共に生活できません。

 

私はというと、訴え続け絶対に何とかしなければと思っていました。

夫は親をとるか妻をとるか。

家を出て社宅に住む案も出たころに妊娠、切迫流産で入院。

初孫だったこともあったのかな?精神的な不安をなくすという方向で、だんだん泊りの回数が減っていきました。

出産したころには私も母として強くなり、舅の泊りはなりました。

 

一番の解決は夫婦のコミュニケーションですが、暖簾に腕押し、ヌカに釘の場合も多く、伝え方によってはよりこじれます。

最初に我慢して、すれ違いを見逃すと、どんどん大きなすれ違いを認めざるを得なくなります。

 

同じ価値観の親や友達に相談しても、解決案が出てこないことってありませんか?

悩んでいるなら少しでも早く、こじれる前に私のところに相談に来てください。

違った視点でのアドバイスができるかもしれませんし、すっきりと見極めができるかもしれません。

 

やれるだけのことをやって自分の人生を選択しましょう!!

お盆は実家問題で憂鬱になりますね

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

実家問題、嫁姑問題、小姑問題など、夫婦どちらにかかわらず、実家にまつわる問題をかかえている人にとって、お盆のことを考えると憂鬱になりますね。

 

お盆休みなんてないのに家族で帰って来いと言われても。

行くと気を使うばかりで、何にも楽しくないのに。

交通費だけでも10万円!

あごでこき使われ、マウンティングされに行くだけ。

親戚中でお土産交換会。無駄なお金を使うのはつらい。

娘と嫁の扱いが違いすぎ、私は何なの?

夫が私の実家でゴロゴロしすぎ。逆は許されないのに。

実家なんて帰りたくないのに高価なお土産を託されても。

小姑たちがわんさかとやってくるお盆が恐怖でしかない。

 

逆もしかり

 

家族間の常識の違いが表面化するこの季節カキ氷風鈴

 

思いつめて体調が悪くなるほどの悩みだとは思いますが、これをチャンスととらえ、相手の実家あるあるを楽しんで音譜みませんか?

 

観察した結果は必ず夫婦問題の理解ひらめき電球につながります。

 

この機会に実家苦手意識を「怖いもの見たさ、面白あるある発見チャンス」に変えましょう!

 

これからも付き合っていくしかないのであれば。

猫を追うより皿を引けば解決することがたくさんあります

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

相談をしていていつも思うことがあります。

「猫を追うより皿を引け」

先日の相談でこんな話になりました。

夫は家のことを何もしないという話の流れから

 

相「便座カバーがいつもおしっこで濡れてるんですえーん

知らないで座るとギャー!!ってなって、それでいつも私がカバーかえて洗濯するんです。」

私「それで?」

相「自分で濡らしたら自分でかえて欲しいです。」

私「『濡れてるからかえてよ。』って言えば?」

相「そんなこと言ったら不機嫌になるから言えないです。」

私「なんで便座カバーしてるの?不衛生だし、洗濯面倒だし、暖房便座じゃないの?」

相「そうなんですけど電気入れてないんです。」

私「なんで?」

相「夫はケチで、電気代がもったいないって言いそうなので。」

私「洗濯機回す電気代と水道代と洗剤代と比べてどっちが得なの?

だいたい今の時期便座温めないし。」

相「・・・。」

私「どっちみちトイレの掃除はするんだから、腹立つは、カバーかえて洗濯するは、そんなの嫌だよね?」

 

「猫を追うより皿を引け」

 

「便座カバー 濡れるの嫌なら 取ればいい」

 

ケンカの種が取り除けるものなら、便座カバーのように取ってしまいましょう音譜

一事が万事、こんな感じの発想で自分で自分を苦しくしている人がたくさんいますよ。

 

相談お待ちしています。

DV・モラハラ どうすればいいの?

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

最近多いのが、DVやモラハラで離婚したいと思っているというご相談。

これは男女にかかわらずです。

女性支援センターの方たちと何度かお話したことがありますが、皆さん口をそろえて「DV男は絶対に変わらない。今すぐ離れて離婚するしか方法はない!」と言われます。

殴って倒れている女性をボコボコにするような男性は問題外で、病的であり危険すぎるのですぐさま離れて非難するべきです。

しかし、皆さんがどう対応したら良いか迷うパターンがいくつかあります。

 

口げんかの収拾がつかなくなったとき、ものを投げつけてきた。(身体的DV)

暴言を吐いたり無視をしてくる。(精神的DV)

何をしているのか、一日に何度もラインで聞いてくる。(社会的DV)

お金の管理をさせてくれず、お金に細かい。(経済的DV)

セックスを拒んでいると、身体を触ってきたりセクハラ発言をしてくる。(性的DV)

やることを否定したりバカにしてくる(モラハラ)

 

などなど、なんかモヤモヤする、DVと言えばそうなんだけど、、、

モラハラなのかよくわからない???

よくある夫婦喧嘩っていえばそんな気もするし、、、

友達に相談すると「DVだから別れたほうがいい!」と言われるし、、、

こんな時は私に相談してくださいね。

 

DVやモラハラは悪いことで、すぐやめてほしいです。

しかし、離婚するしか解決方法がないと決めないでください。

良かれと思ってやっている場合や、その方法しか知らない場合、やっている本人が別のことで苦しんでいる場合などもあります。

 

逆に、すぐにでも離れなければいけないのに、正しい判断ができず一歩が踏み出せない大変危険な場合もあります。

ひとりで判断しないで、ひとりで我慢しないで、無責任な意見に惑わされないで、ぜひ相談に来てください。

 

また、自分はDVだモラハラだと言われるけど本当にそうなんだろうか?と不満に思っている人も、夫婦関係を良くしたいと思う気持ちがあるのであれば相談に来てください。

 

DVとモラハラ、正しく知れば改善できます

夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

先週の土曜日は豊橋市役所市民協働推進課から依頼された、セミナー講師で男女共同参画センターに行ってきました。

 

なぜ私に依頼があったかというと、若い担当職員さんが、講座の目的にあう講師ということで、夫婦相談の現場の声を聞かせてくれる講師をHPやブログを検索し探してくださったそうです。

これは紹介や講師一覧から選んでいただくことよりも嬉しいことです。

一生懸命企画され、講座タイトルも考えてくださいました。

とても立派な講師控室までご用意くださり感激です。

前半はDVとモラハラを知る。

そして、どうしてするのかされるのか。

後半は幸せな関係になるにはどうしたら良いか。

そして事例からと事前質問からお話しました。

ちょっとぼけていますが、楽しそうに話していますね。

 

DVやモラハラは自分の思い通りにならないことを、相手を暴力や嫌がらせでコントロールすることでかなえようとする言動です。

当事者にとってはつらい話で、涙ぐんで見える人もありましたが、この先もずっと泣いているわけにはいきません。

原因と対策がわかれば怖くありませんし、助けてくれる場所や人もいます。

 

「DVは治らないから離婚するしかありませんよね。」とよく言われます。

二人が何も変わらず今のままなら、その関係は変わらず今のまま続きます。

しかし、関係性や考え方、言動が少しでも変われば、今のままではありません。

 

酷いDVでケガをしたり精神が病むようなときはすぐに離れる必要がありますが、つらいとか我慢しているとかモヤモヤするといった状況なら、必ず改善できます。

 

講座後相談のある方が何人も並ばれ、少しの時間でしたが答えさせていただきました。

皆さんつらそうな表情がふっと明るくなり、「少しラクになりました。」「間違ったことしてました。」「それならできそうです。」と元気が出てきて私も嬉しかったです。

 

アンケートにも講座と講師に多くの方が「大変満足」少しの方が「満足」と回答。

感想としては

「事例を交えてお話しくださり、とても分かりやすかったです。」

「後半の夫婦関係を円滑にしていくためのアドバイスはとても役に立ちそうです。」

といただきました。

お役に立てたことを大変うれしく思います。

 

豊橋名産ヤマサのちくわ

ありがとうございました。

夫婦問題は社会問題と同様に日々変化しています

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

こう見えて(どう見えているかは定かではありませんが)私、占いが好きなのです。

誰にってことはなく、1か月に1回の時もあれば1年行かないときもありますが、ふと行きたくなるのです。

占い師さんって基本悪いことは言わないと思っているので、気楽にテンション上げに行っています。

先週も行ったのですが、占い歴20年のベテランの方に、「夫婦問題の相談業って初めて聞きました。」と言われ、

 

「それだけで生計が成り立つんですか?すごいですね!」と、占い以外でほめてもらいました。

 

嬉しいニコニコ

 

リボーンを開業して丸8年たち5月で9年目に突入ビックリマーク

生計が成り立つようになったのはここ3年程、それまではウエディングプランナーをしながら、事務をしながら、呉服屋を手伝いながら、調査会社で探偵をしながら、イベント会社を手伝いながらコツコツと相談を積み重ねてきました。

 

この仕事、資格を取っただけでは収入になりません。

逆に資格なんてなくたってできるといえばできます。

私は自分の結婚子育て離婚の経験を活かし、離婚カウンセラーの資格を取り、夫婦問題相談室を開業しました。

 

しかし、開業してからもすべてが勉強です。

相談者の事例は一つとして同じものは無く、似たような事例でも状況により全く反対の解決策になることもあります。

 

8年前に多かった相談は、夫の浮気、暴力、借金、嫁姑問題ですね。

なので、調査会社に入り実際に起きている現場を体験し相談に役立てました。

 

1~2年すると、アダルトチルドレン、毒母問題などが社会問題となりました。

「結婚の意味が分からない」、そこで結婚教育を学びました。

結婚を学ぶことで、家庭や親の影響を知り、人生100年のつながりが見えてきます。

 

その次は産後クライシスかな、性科学会で勉強しセックスについても強くなりました。

少し前からは、スマホ依存でコミュニケーションが取れない、共稼ぎの家事育児分担、妻からのDVが多いかな。

8年前は家事育児を労ってくれないと言っていたのが、分担してくれないになってきましたからね。

子育てが難しい時代です。

離婚後の子育てを考える面会交流支援の活動から、夫婦の役割やあり方を学びます。

 

児童虐待の問題にもかかわっています。

離婚後の人生も考え、結婚相談所もかかわっています。

すべて今起きていることを実際の現場で見て学び考え続け、決して足を止めません。

そして一番重要なことは、今困っている人たちの相談を受け続けることです。

 

「夫婦問題はネット内で起きてるんじゃない、現場で起きているんだ!!」

踊る大捜査線より

 

夫婦問題は社会問題なので日々変化していきます。

8年前の正解が今では通用しなくなっているなんてことはざらです。

そう考えると、3人の子ども、6人の孫、6人の姪や甥からも学ばせてもらうことは多いです。

今の30代の結婚子育て事情がリアルにわかりますから。

87歳の母から老後の問題も学べてありがたい環境です。

 

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美は学び続け、悩んでいる人に寄り添いあなたにとって最善の道を提案します!

6月は父の日 お父さんにも感謝です

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

皆さん、5月の母の日はいかがでしたか?

カーネーションとかプレゼントとともに「ありがとう」の言葉もいただけましたか?

どんなプレゼントより、本当は「ありがとう」の言葉が嬉しいですよね。

お仕事にプラスしての毎日毎日続く、終わりのない家事育児は「ありがとう」の言葉でかなり報われます。

 

次はお父さんに「ありがとうドキドキ」を言う番です。

「いつも家族のために頑張ってくれてありがとうキラキラ

 

そんなことが素直に言えたらどんなにいいだろう。

仲良くしたいのにいつもケンカになってしまう。

私の気持ちを全然わかってくれない。

価値観が違いすぎて、あきらめるしかないのだろうか?

 

悩んでいるならぜひ一度お越しいただき、私にお話聞かせてください。

一緒に考えて解決しましょう!

「メシ、フロ、ネル」だけでよかった時代から半世紀

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

「ブログを読んで、たくさん気づかされることがあり相談に来ました。当てはまることがいっぱいありました。」と夫婦相談で言っていただき、勇気づけられ今日も書いています。

 

戦後の高度成長期( 日本では戦後1955〜73年の約20年)、お父さんたちは一生懸命働きました。

サラリーマンが多くなり、仕事とは会社で働くことのみで、家は休むために帰るところでした。

ですから、帰って奥さんと話す言葉は3つでよかったのです。

「メシ、フロ、ネル。」

これならだれでもできます。

家事や子育てに口を出すこともなく、奥さんの気持ちを察し気の利いたコミュニケーションを求められることもありませんでした。

 

それから半世紀が過ぎ、世代が2回変わりました。

 

終身雇用制や年功序列は崩壊し、退職金も確定ではなく、年金も不安がいっぱい。

専業主婦より共稼ぎ世帯が増え、女性も働けと言われても低賃金で保育園も満員で入れない。

夫婦で家事は分担制、相変わらずの母性神話がありながらもイクメンを求められる。

世の中同様、夫婦の形も多様化し、正解がなく難しすぎます。

 

高度成長期の親を見て育ってきた私たち世代(私は58歳)が、子どもたち(30歳前後)に何を見せてきたかが問われています。

子どもたちは親を選ぶわけにいかないからどうしようもありません。

 

しかし、間違いなく子どもたちの家庭での価値観、夫婦関係のあたりまえは親の影響をもろに受けています。

そこで、自分の価値観を知り、自分とは違う相手の価値観があることを知り、認め合いすり合わせる部分を作っていくことが大切になります。

違う価値観を夫婦で全く同じにする必要はないし、それは無理なことです。

 

対等な立場でケンカすることはかまいませんが、上下関係で支配しようとしないでください。

相手とは違うことは頭ではわかっていても、どうしても収まらない、繰り返してしまう、それで悩んでいる夫婦は本当にたくさんいます。

 

ぜひ一度夫婦相談に来て私を交えた3人で話してみませんか?

第三者が入ると、堂々巡りから一歩踏み出し流れが変わったり、解決の糸口が見つかることもありますよ。

 

夫の「だったら外食しよう!」がなぜ地雷となるかわかりますか?

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

ゴールデンウイークに突入しましたね。

夫婦関係がぎくしゃくしているあなた、いかがお過ごしですか?

 

仕事がお休みとなり、家で食事する回数が増えますよね。

食事の準備をしている妻としたら、たまったもんではありません。

夕食だけでも大変なのに、昼食まで。

会社の付き合いで食べてきてくれるとホッとするけど、それも無く。

子どを食べさせてくれれば助かるけど、お構いなしのマイペースで、携帯いじりながら食べられた日には、殺意を抱きます。

赤ちゃんの世話をしていて、ふと振り返るとこんなことに。

「もーーーーぉ!!ゴールデンウイークいや!!」

 

妻がキレたとき、あなたのおうちではどんな答えが正解ですか?

? ? ? ? ?

「そんなに大変だったら、明日は外食にしよう。」

もちろんこれが正解。

と、だれもが考えがちですが、妻の地雷となることもあるのです。

 

地雷の理由と言われ思いつくのは、

1、「そんなお金どこにあるのよ?!ただでさえゴールデンウイークは出費が多いのに。」

2、「外食したってどっちみち大変なのは私でしょ!あなたは子どもの面倒見ないんだから。」

3、「着替えて化粧して、子どもの着替えやタオルやおむつもって、準備するだけでくたくただわ!」

4、「外食ったって、いけるのはいつものファミレスくらいなんだから。私はそんなとこ行きたくないのに。」

こんなところでしょうか?

 

違うんです。

一生懸命、一生懸命、家族の健康を考え毎日おいしいものを食べてもらいたいと頑張っている妻たちは、そんなことが地雷の理由ではないのです。

 

「私が毎日家族のために頑張っていることは、外食で置き換えられる程度のことなの?(涙)」

「私が頑張っていたことは、やる意味のないことだって言いたいの?!(号泣)」

完璧を目指すママほど、逆上します。

 

他にも

「掃除しなくてもいいよ、ホコリじゃ死なないから。」

とか、

「洗濯なんて一日くらいためとけば?」

これも一緒です。

 

妻に楽させてあげようと善意で言ったつもりが、なぜかキレられた。

こんな経験はありませんか?

 

妻たちは、夫がゴールデンウイークでおうちにいるなら、一日おうちで家事育児をすることがどれだけ大変なことなのかをわかってほしいのです。

 

「いつもこんなに大変なことをやってくれているんだね。」

「気づかなかったよ、ありがとう。」

この一言が欲しいのです。

(丸3日以上子どもを一人でみられ、家の状態も維持できる人には私は何も言いません。)

 

そのあとに、

「君が少しでも楽になるように、僕が子どもの面倒見るから、明日は外食しよう!」

それなら笑顔が見られるかもしれません。

 

あ~~~めんどくさ。

と思うでしょうが夫婦は鏡です。

お互いに相手を見てから、自分は相手に感謝しているかどうかを振り返り、考えてみましょう。

なぜ愛知県は離婚して実家に戻る人が多いのか

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

先日大学の先生と弁護士の先生から面会交流支援についての取材を受けていました。

そこで。「愛知県の離婚の特徴はありますか?」と尋ねられました。

 

愛知県と言えば、離婚後実家に戻る人が多いように感じます。

それはなぜか

愛知県は地元大学進学率全国1位で中京圏全体に求人倍率が高いです。

地元の大学に進学し、地元で就職、実家から通勤。

 

結婚相手の1位は職場、2位は友人や兄弟姉妹を通じて、3位学校関係。

(国立社会保障・人口問題研究所)

当然地元同士で結婚することも多くなります。

結婚しても実家から近いところに住むことになり、親との結びつきが強く、実家に帰る頻度や親が訪問する頻度が高いです。

 

愛知県の持ち家率は全国40位と高くはないですが、名古屋市以外の市町村は持ち家率が高いです。

また、名古屋に就職していても、隣県の岐阜や三重に家がある人も多いです。

ですから、離婚しても十分な間取りの帰る家があり、そこから仕事に通うことだってできるわけです。

こんなことからも、離婚後実家に戻る人が多いのだと思います。

 

家賃無し、光熱費無し、食事付き、ベビーシッター付き。

 

 

仕事が大好きならすればいいし、働かなくたって生活には困りません。

 

母親としても、定年後の夫と二人っきりになり付きまとわれるより、娘とかわいい孫と一緒に暮らした方が楽しいのです。

母と娘でウィンウィンの関係が成り立ちます。

 

養育費より婚姻費用分担金の方が多いからと言って、離婚せず別居状態で、仕事と子育てを両立させアパートで必死に暮らす必要はないのです。

 

良いこともあれば悪いこともあります。

たとえば、

親からは金を出しているからと口も出される。

仲のいいときはいいが、親子でこじれると縁を切るまでに発展し、二度と戻ることができない。

親はいずれ自分より先にいなくなる、そのあとに自立していない自分だけが残り子どもに依存する。

別れた後、子どもにとっては唯一の父親も必要としなくなるため、会わせる必要性を感じない。

ほかの兄弟と折り合いが悪くなり、ひとりで両親の介護をすることになる。

などなど。

 

実家がありご両親がいることは離婚のときの一番の安心材料ですが、本来は自立した自分となり、困ったときの頼りどころとするぐらいがよいでしょう。

里帰り出産から離婚問題に突入する方たちも多くみられます。

実家の居心地が良いことはよくわかりますが、結婚で新しい家庭を作ったことを忘れないでほしいです。

 

あなたは親離れできていますか?

あなたのお母様は子離れできていますか?

親と婚約者の間に入って余計にこじらせていませんか?

こんにちは、夫婦問題相談室リボーンの今枝朱美です。

 

結婚前のカップルの相談にものっているんですが、恋愛と結婚は大違いです。

楽しく付き合っているだけなら問題は二人だけのことなんですが、結婚となるとそうもいきません。

親と婚約者の間に入って、両者の言い分を取りまとめ、ちょうどよい落としどころを見つけなければいけません。

両方に良い顔をしたくなる気持ちはわからなくもないですが、これがどんどんことをこじらせ、

後々取り返しのつかない面倒なことになり、自分の首を絞める結果となるのです。

 

例えば

 

親に言われたことを断り切れず

「わかった、うちはずっとそうだったからそれがいいね。

そうするように言っとくよ。」

と言い、

 

彼女には

「親が〇〇と言っていたから、よろしく頼むよ。

僕も本当は君と同じ意見なんだけど、母さんは頑固だから困ってるんだ。」

と言う。

 

両方に嫌われたくない気持ち、よくわかります。

彼女からの提案には

「そうかそうか、君の夢だったならそうするといいよ。」

と言い、

 

親には

「甘やかされて育ったからわがままなんだよ。

言う通りにしないと一生責められる俺の身にもなってくれよ。」

と言う。

 

間に入る本人は何とかうまく取り持って丸く収めたつもりでも、これはいけません。

親と彼女の間では相手に対する不信感が積もっていきます。

「これから付き合っていくの嫌だな」と思ってのスタートになるわけです。

 

間に入る人は自分の意見をしっかり持ってください。

両方の気持ちを聞いたうえでしっかり判断し、自分のスタンスを決めてください。

そして「自分はこう思う。」と自分の考えとしてはっきり伝えてください。

それがそれぞれに育った親との家庭とは違う、新しく築く自分たちの家庭の基礎となり土台となるのです。

 

面倒だと思わずにここで頑張ると、後が積み重ねやすいです。

ここが揺らいでいては、何を築いてもいずれ崩れ落ちてしまいます。

 

結婚前のトラブルは起こるべくして起きている、二人をすり合わせるとてもいいチャンスです。

ふたりの育った家庭はまったく違う家庭で、二人は他人です。

運命の奇跡で巡り合えた幸運に感謝して、「幸せになる!」と覚悟を決めてくださいね。

親から虐待を受けても優しいお母さんになれます

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

3年続けて通ってくれている相談者がいます。

最初は「姑にいじめられて辛い」という問題でした。

その姑というのも本家に嫁ぎ、姑に押さえつけられ苦労していたそうです。

 

それなのに嫁を自分と同じ目に合わせるなんて…

と思いますが、よくある話です。

 

姑は夫を早くに亡くし、また身体の不調もありすべてが不安なんですね。

財産をとられ捨てられてしまうのではないかと内心びくびくしている気持ちが不安を増幅させ、嫁いびりをすることで自分の存在意義を確認しているかのようでした。

相談者である嫁は、同居を境に料理や子育てに文句をつけられるようになりました。

 

気の強い姑に言い返すことができず、過呼吸や手の震えといった症状が出るようになり相談に来ました。

よくよく話を聞いていくと、幼いころ両親が離婚し母親に虐待されて育ったようでした。

幼い子どもにとって、母に逆らうことは家も食事も失う、つまり生きていけないことと同じです。

詳しいお話はできませんが、ただひたすら耐えるしかなかった頃のことがフラッシュバックしてしまいます。

母と姑が重なります。

 

夫は比較的良い人で、間に入ってくれたりもすることが唯一の救いです。

そんな過酷な状況の中、ふたりの子どものことはとても大切に育てています。

何年もかかりましたが、強くたくましくなりました。

夫の妹のことまで心配できるくらい余裕も出てきました。

 

先日ふときいてみました。

「母親が子どもを大切に育てること、どこで習ったの?」

 

「私、子どものころひとりでいつもテレビ見てたんです。

一番好きだったのはアメリカのホームドラマで『大草原の小さな家』でした。

それを見ていつも大人になったらこんな家庭を作りたいと思っていました。」

テレビでみた幸せな家庭を自分の理想のイメージとすることもできるのですね。

いろんな家庭があり、自分は自分の思う家庭を作ることができるんだと思ってくれると嬉しいです。

 

「親が離婚したから自分も結婚がうまくいかない。」

「親に虐待されたから自分も子どもを虐待してしまう。」

と心配する人もいますが、決してそんなことはありません。

 

親子の問題、嫁姑の問題もご相談ください。

 

 

 

DVって殴る蹴るだけじゃないんですよ

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

人権講話で、愛知県立南陽高校の生徒700人にデートDVのお話をしてきました。

高校生はみんなかわいくて、すっごく楽しかったです!

基本的なデートDVのお話はもちろんさせていただきましたが、せっかく結婚教育協会の相談員で夫婦問題の相談員である私にお声をかけていただいたのですから、

両親の夫婦関係の影響を受ける子どもたちの話や、ふたりのあたりまえが違うことから起きるトラブルなども事例も交えお話しました。

南陽高校の生徒たちは大変おとなしく、ざわざわ雑談をすることなくちゃんと聞いてくれました。

たくさん質問し意見を聞きながら進めていこうと思いましたが、さすがに恥ずかしいようで、下を向いてしまいます。

少し元気な男子は「携帯禁止なので誰も持ってませーん。」などと教えてくれましたが、真に受けるわけはありませんよね。

生徒たちの感想は直接聞けていませんが、校長先生からは

「みんな真剣に聞いていましたよ。」

「話が楽しくてあっという間に時間が過ぎていました。」

と喜んでいただけました。

何か一つでも心に残り、交際するときは相手を認め尊重し「付き合ったからって自分の物じゃないんだ」と思い出してくれると嬉しいです。

 

次の日夫婦問題で悩む妻からお問い合わせのメールがありました。

夫からモラハラをされていて精神的にボロボロになり別居しているという内容です。

人格否定され物にもあたると言っているにもかかわらず、「手は出さないのでDVではないです。」と言われます。

殴る蹴るの身体的暴力だけがDVではありません。

精神的暴力

社会的暴力

経済的暴力

性的暴力

なども立派なDVです。

これだけ世の中で問題になっているので知っていると思っていてはいけませんね。

私たちは夫婦問題の専門家だから知っているのであって、まだまだ声が届いていないことを痛感しました。

私はいつも夫婦相談を受けながら思っています。

子どもができる前に知っていたら、

結婚する前に知っていたら、

お付き合いする前に知っていたら。

 

今回は高校生、そして学校行事の全校生徒が集まる集会でお話しできたことは私の長年の望みでした。

本当に良い機会をいただき嬉しかったです。

県立南陽高校の鈴木校長ありがとうございました。

 

 

夫婦問題は人権問題、人権週間に高校でデートDV講話

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

夫婦問題は人権問題です。

人権週間の12月10日に愛知県立高校でお話をさせていただける機会をいただきました。

「身近におきる男女の問題から人権を考える」

~デートDVって何?どうしておきるの?~

 

夫婦問題の相談をさせていただく中で、

「結婚前に知っていたら。。。」

「思春期に学んで欲しかった!」

と思うことがたくさんあります。

その中のひとつにDV問題もありました。

 

結婚したとたん、自分の所有物になったかのように豹変してしまう人たちがとても多いのです。

愛の表現の仕方がわからず、相手を尊重することができず束縛してしまいます。

良かれと思って相手を指導することが、相手を否定することにつながることもあります。

親の夫婦関係はいけないと思っていても、ついつい同じ行動をしてしまう場合もあります。

 

デートDVとは、どうしておきるか、どうすればいいか。

これからどんどんいろいろな価値観にふれ、自分の可能性を広げていく段階にある高校生たちです。

スマホの普及によって、一見広く世界中とつながっているような気分でいるのかもしれません。

しかし、経験していないことは他人事です。

たくさんの人とリアルにつながって、いろんな体験をして欲しいです。

自分と他者の価値観の違いを認め合い

お互いの人権を尊重し

楽しい高校生活を送れるようにと願っています。

 

日本結婚教育協会 愛知支部長 今枝朱美

 

夫婦問題・離婚問題相談室リボーン

 

 

結婚って何のためにするの?

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

私は離婚しようと悩んでいる人に寄り添いお役に立とうと思い7年前夫婦問題・離婚問題相談室リボーンを開業しました。

しかし、いざ相談を始めてみると、離婚ではなく修復したいと言う相談が多数で、相談を受けるたび私はいつも同じことを思っていました。

「そんなこと結婚する前からわかっていたことだよね。」

「そもそも結婚を何だと思っていたんだろう?」

それくらい皆さんは結婚の入り口からつまずいていました。

 

そんな時、奈良で夫婦相談をされている棚橋美枝子さんのブログの言葉が目に留まりました。

—結婚教育は相談者の「なぜ結婚について学校では教えてくれないの?」という声から生まれました。—

 

ほう。みんな習ってないからわからないのか…

私もわかってないから離婚したわけだし…

相談者に結婚とはを伝えるために、私は「結婚教育」を学ぶことにしました。

今から3年前のことです。

 

結婚教育では、結婚と言う切り口で様々なことを学びます。

学ぶと言っても一方的な座学ではなく、自分の親子関係や人間関係も振り返り、社会の背景や人とのコミュニケーションなど、考えて気づくを繰り返す人生を豊かにするための学びです。

 

「愛する人と出会えたら、条件の合う人を見つけたら、結婚したら幸せになれると思っていた。」

誰と結婚するかはもちろん大切なことですが、誰と結婚してもどのように心を合わせるかが大切です。

心を合わせると言えば、、、

私にとって棚橋美枝子さんは、先生であり同志であり親友です。

最初こそ先生と生徒の関係なので尊敬から始まりまりましたが、そこは紆余曲折の人生を経験してきた関西のおばちゃんと名古屋のおばちゃん、なかなか心合わずのところもありました。

しかし志は同じ、「結婚教育」(結婚を学ぶという考え方を取り入れ人生をラクに豊かにしていただきたい)、というところです。

 

あれしてくれない、これしてくれない、と言っているうちはダメですね。

これは夫婦も同じ。

自分が地に足をつけ、相手のために何ができるか考える。

お互いに志は同じく、それぞれが自立し、そして力を合わせた時に何倍もの力を発揮します。

結婚教育では心を合わせることも教えていただきました。

 

名古屋では馴染みの薄い結婚教育ですが、結婚生活に悩み迷っている人だけのものではなく、棚橋さんは自衛官や看護学生など教育の現場でも講座を開催しています。

そして、関西では複数の市町村の婚活応援で結果を出し、結婚式場のブライダルフェアや、大手結婚相談所にも取り入れられています。

 

「結婚って何のためにするの?」と思っているあなた。

「結婚って何のためにするの?」を、伝えたいと思っているあなた。

「結婚って何のためにしたのだろう?」と見えなくなっているあなた。

あたりまえだからこそ難しい結婚を学んでみませんか?

NPO法人日本結婚教育協会

結婚教育「性のプロジェクト」会議

結婚教育協会性のプロジェクトリーダー今枝朱美です。

 

性プロジェクトのミーティング。

大阪、奈良、滋賀、愛知からの集合のため、京都で集合することにしました。

 

何しろ話す内容が内容なだけに、いたって真面目なのですが、超過激です。

 

そして話すだけではなく、グッズも登場しますので、オープンな場所ではドン引きされてしまいます。

 

そこで誰にも邪魔されず話せ、プラス食事を持ち込めてフリードリンク付きのジャンカラに集まりました。

6時間ノンストップで意見交換、それぞれ立場も活動も異なるため質問の嵐です。

 

現場の声を報告したい。

新しく体験したことを伝えたい。

次にやってみたいことの意見を聞いてみたい。

現場での悩みや疑問を解決したい。

 

「子どもから大人まで、みんなが笑顔になるようなステキな性を伝えたい」4人の想いはひとつです。

 

今回はメンバー4人。

50オーバーが3人で、人生100年時代で長くなる中高年の性にも目を向けていきます。

 

結婚教育の婚育100年プロジェクト®、人生9期の担当を話し合いました。

 

左の佐藤相談員は、看護師の経験をいかして、若者たちの性を。

私は夫婦相談カウンセラーの経験をいかして、夫婦の性を。

村島相談員は、助産師と老人ホームでの看護師の経験をいかして、妊娠出産を中心に幅広く。

右の山本相談員は、子育てママ支援の経験をいかして、子どもの性を。

まだまだ新しいメンバーも加わり、各分野が充実していく予定です。

 

人生のつながりや親が子どもに与える影響を考えながら、性が人生にとってステキなものとなるように、結婚教育の学びをふまえて伝えていきます。

 

結婚教育とともに性のステキを伝えていくことを考えるとワクワクしてきます。

 

これは去年から新しくメンバーに加わった山本相談員の絵本「からだのおはなし」。

滋賀県の幼稚園などで、園児とママに向けに数多くのお話し会を開催し、たくさんの家族を笑顔にしています。

 

山本相談員のブログ「Silks Mind(シルクズ マインド)」

村島相談員のブログ「ハッピーベビーズ ナチュラル子育ておっぱい相談室」

佐藤相談員のブログ「大人の保険相談室」

 

これからもよろしくお願いします。

 

夫婦問題相談室リボーン

夫婦相談・性の相談、3月31日までキャンペーンやっています。

 

ポットラックカフェで結婚教育

名古屋市社会福祉協議会主催の「地域支えあい活動人材養成講座ステップアップ編」の勉強会で知り合った日本福祉大学の3回生横井君とのご縁で、半田市社会福祉協議会が提供する「ポットラックカフェ」に呼んでいただきました。

アメブロ「半田市社協ポットラックカフェで結婚についてのワークショップ」

 

ポットラックカフェのチラシ

愛知の結婚を応援する人にもぜひ知っていただきたい性の知識

NPO法人日本結婚教育協会愛知支部 支部長今枝朱美です。

結婚教育協会では「こどもから大人まで性のステキを聞ける学べるプロジェクト」のプロジェクトリーダーをしています。

 

先日、奈良県橿原市の「かしはら結婚サポーター」養成講座で「結婚サポーターに必要な性の知識」をお話ししました。

かしはらちらし

私の生業は名古屋での夫婦問題・離婚問題カウンセラーです。

自らの離婚の経験から、離婚するにあたり悩んでいる人の助けになりたい、寄り添いたいと思って相談室リボーンを始めたのですが、ほとんどの方がいまのつらい夫婦関係をなんとかしたいと希望される方でした。

お話を聞いていて「みんな結婚って何だと思っていたんだろう?」「結婚前に知っていたらこんなことにならなかったのに。」と思う毎日でした。

 

そんな時結婚教育と出会いました。

 

「先生、そんなこと大学では誰も教えてくれませんでした!どうして授業にないの?親もそんなこと教えてくれなかったよ。もしきちんと結婚について習っていたら、私はもっと結婚をうまくできたのに・・・」

 

このような声がひとりの相談者からではなく、あちこちから聞かれたことから、代表の棚橋美枝子が立ち上げたのがNPO法人日本結婚教育協会です。

結婚には教育が必要。相談員が共に伴走することが必要。

 

私は2年前結婚教育カウンセラースクールで学び結婚教育相談員となりました。

結婚教育の学びの一つに「婚育100年プロジェクト®」があり、人生を9期に分けその時期に必要な結婚を学び各期とのつながりや影響を考えます。

 

その中には当然ですが、各時期に必要な性の知識があります。

 

結婚となれば必ず必要となる夫婦の性ですが、性について何も知らずに、または間違った知識を持って夫婦となると、これまた結婚が果てしなく難しいそして嫌悪さえするものとなってしまいます。

 

 

町が市が県が、婚活イベントでカップルがたくさん成立したとしてもそれが大成功でしょうか?

 

その土地で結婚して夫婦となり家族ができ結婚生活が幸せで一生住み続けたい、とならなければ大成功とはいえないと思います。

そこに着目し、地域の住人がサポーターとなり結婚子育てを応援しようと賛同し、サポーター養成に結婚教育協会を必要としてくださったのが奈良県橿原市です。

そのために必要な、結婚前の方にぜひ知っておいて欲しい性のこと、そして、サポートする側としても「お付き合いするなら知っておくといいよね。」「そんなことで悩んでいるかもしれない。」と思いやることができるようにお話しさせていただきました。

 

・性はいやらしくも恥ずかしくもないステキで大切なこと

・性は人としてあたりまえの欲求ではあるが、自ら決める権利があり人から強制されることではないこと

・生理痛やPMSを知ること

・精子卵子を知ること

・性の悩みについて

・交際中の不安、性感染症や避妊について

 

などなど盛りだくさんを、私なりに夫婦問題の相談事例から思うことを、結婚教育をベースにお話ししました。

 

日本性科学会で会員として学ばせていただいている専門的なこと以前の、ちょっとした思いやりや気づかいで問題とならないことや解決できることもたくさんあります。

 

愛知県の子育て支援課の皆さまはもちろん、結婚相談所、結婚式場、イベント会社で働かれている方は、結婚には教育が必要なこと、そして性のことも大切に考えていただくようにお願いします。

 

NPO法人日本結婚教育協会

代表 棚橋美枝子

結婚教育カウンセラースクール

愛知サマセミ「高校生に必要な性の知識」の感想をいただきました

NPO法人日本結婚教育協会愛知支部長 今枝朱美です。

 

「こどもから大人まで性のステキを聞ける学べるプロジェクト」プロジェクトリーダーとしてセミナーをしました。

 

集客はサッパリで、こじんまりとした授業になってしまいましたが、逆にたくさんディスカッションできて有意義なものになりました。

 

高校生男女、独身OL、既婚男性、高校生を持つ母親、と全く違った立場で自分の話をしてくれたのでより現実味のある興味深い話となりました。

学生

お母さんは「アダルトビデオ見てみたんですが、なんで無理やりで嫌がってたのが最後は声を出して喜ぶって話になるんですか?ありえないですよね!」

 

お姉さんは「性器をキレイに洗わないと、ティッシュのくずがついてるってこともあったりして恥ずかしいことになりますよ。」

 

めちゃリアルに質問や意見を出してくれるので、高校生は素直に納得してくれたようでした。

 

授業後の感想は素晴らしいものでした。

 

「学校の保険の時間では教えてくれない細かい所まで教えてもらってよかったと思いました。大人の経験したことを踏まえて話してもらえて、信ぴょう性もあってしっかり聞けました。自分のこの先来るかもしれないことのためにしっかり学んでおくべきだなと思いました。」高校女子

 

「有益なお話を有難うございました。高校生の男の子・女の子が一生懸命聞いていたのはすごく良いことだなぁと思いました。もっと沢山の子供達に聞いて欲しいなぁと思いました。」一般女性

 

「プライベートゾーンを大切にすること、未成年が巻き込まれるのは性的な犯罪が多いこと、動画をうのみにするとセックスレスになってしまう人が多いこと、セックスをするときコンドームを付けないと危険なこと、コンドームは練習しないとうまくつけられないことを初めて教えてくれました。」高校男子

 

「まわりの友人と性の話はお酒が入らなければできなくて、それって何だかおかしな世の中だなと思っていたけれど、子どものうちから教育が施される社会になれば、皆が自由に話せるようになって、性犯罪や性病感染や望まない妊娠が少しでも減るかもしれないと感じました。」一般女性

 

「性についての見方が変わりました。いやらしい、はずかしい、あまり話すものじゃないと思っていました。はずかしいと思ってあまり意識しようとしていなかったところは、自分自身が知っておかないとこの先の性について自分に関わることがその時に分からなくて失敗や取り返しのつかないことになってしまったりして台無しになってしまうことがあることを知って勉強になりました。はずかしがらないのが一番だと、それが相手や自分の将来につながっていくと、学んでみて偏見もなくなりました。オススメされた動画や資料なども見てみようと思います!」高校女子

 

一方的に講義するだけでは伝えられないことがたくさん伝わり、うるうるしてしまうほど感動しました。

 

これからも性で悩んでいる現場の声をじゃんじゃん伝えていこうと思います。

性のステキを聞ける学べるって最高!!

サマセミ最高!!

 

中高年老年期で第5回最終回の結婚教育講座終了!

NPO法人結婚教育協会 性のプロジェクトリーダー今枝朱美です。

 

今回5回シリーズで開催した「大人のための結婚教育講座」は、結婚って何だろう?夫婦って何だろう?を結婚教育の婚育100年プロジェクト®の9期をベースに私と桃沢相談員がお話しさせていただきました。

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2部構成後半の私の性の講座は、夫婦問題で悩んでいる人たちの声から考える、性がステキなものであるためのお話です。

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人間誰もが迎える最後の時に自分の性を肯定されて逝けるためには、それまでの性のあり方がどうであったかによるので、そのために1期幼少期からの性をお話ししてきたようなものです。

 

自分の性も相手の性も正しく知り、向き合い受け入れることができていれば、最後の時まで肌のぬくもりを感じ合うことができると思います。

チャーミーグリーン

チャーミーグリーンCMより

 

介護が必要になった時も、人間の尊厳にかかわる性をないがしろにしないことは大切なことでありながら、ついつい忘れがちになってしまうことだと思いますので、私も気を付けたいと思います。

(私は老人用紙おむつの宣伝はキライです。おばあさんのパンツ姿を映す必要はないと思います。)

 

私は講座では「セックス」「セックス」を連発していますが、それは軽く考えているのではなく、性を日常にしたいとおもうからです。

 

生殖期を終えた中高年はセックスレスで良しと考えるのか、

性交は愛情確認や安らぎに欠かせないものだと考えるのか。

 

あなたはどちらですか?

 

 

第5回 いよいよ最終回は人生の集大成、中高年・老年期です

結婚教育協会 なごや婚育プロジェクト 今枝朱美です。

 

2月から5回シリーズで開催してきた「大人のための結婚教育講座」

結婚教育協会の婚育100年プロジェクト®に沿って、幼少期から子育て期の夫婦までの結婚と性をお話してきました。

今回第5回の最終回は、子育てが終了した中高年期、そして人間誰もが迎える最後に向かう老年期の結婚と性について考えていきます。

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皆さん結婚しましょう!結婚しなくちゃダメですよ!って話ではありません。

何と言っても私も桃沢相談員も離婚していますから爆笑

 

だからって、嫌なら離婚しちゃいましょう!って話でもありません。

 

だったら何???

知ってたら良かったよね。とか、こりゃあみんなにも言っとかなきゃ!って話です。

知って自分で判断する材料にしてください。

 

キツイと感じていたのはそんなことだったの?って話もあるかもしれません。

そりゃあそっちのほうがいいよね、って思うかもしれません。

 

また、夫婦の性生活は誰にも見せるものではなく、他の人と比べられないので、自分のあたりまえや普通が最も出るところです。

 

どんな性生活でも二人が納得し満足していれば問題ないのですが、そうでないなら自分はどうしたいか、相手はどうしたいと思っているか、これからどうしていこうか一度考えてみたいですよね。

 

 

 

 

結婚教育カウンセラー養成講座講師 無事終わり気分爽快

結婚教育協会 性のプロジェクトリーダー今枝朱美です。

 

第5期カウンセラースクールの初日と2日目が終了しました。

私は初日の第7講座、最終講座でした。

 

開講式、総論に続き、1期2期・・・と進んでいっての第5期なので、受講生の皆さまも多分クタクタのフラフラだったのではないでしょうか。

私も共に学びながらなので、頭はパンパンだわ緊張で肩は凝ってくるわで、腕をブンブン振り回してからの準備体操が必要でした。

5期カウンセラースクール

1期から4期までは男性は1人か多くて2人だったのに、5期は何と6名の男性が受講しています。

何と素晴らしいことでしょうダイヤ

性の話もまた女性だけが理解しても何ともならず、男女が共感して初めて意味があるのです。

 

新婚の時期は性を思いっきり楽しめる時期であるにもかかわらず、恋愛期間よりテンションが下がってしまいます。

恋愛時代と新婚生活での性の違いをたくさんお話しし、性を素敵なものにするためには、やはりそれなりの知識と心構えと工夫が必要なことをお伝えしたところ、ご夫婦で参加の方が「ありがとうございますハートお話を聞いて、私たち夫婦も性について考えなおすきっかけになりました。まずは物置になっている寝室を見直しますあせあせ (飛び散る汗)」とお話しくださいました。

 

そうそうハートたち (複数ハート)夫婦で性を大切に思う気持ちになることが嬉しいですね。

 

新婚期間は夫婦での家庭での性のスタートです。

 

これからの長い一生につながる性の土台をじっくり作ってください。

性について話せたら他のことは何だって話せるはずです。

家庭が一番安らげる場所、どこにいても最終的に帰りたくなる場所となりますようにほっとした顔

 

 

NPO法人日本結婚教育協会愛知支部が発足いたしました!

結婚教育協会愛知支部長今枝朱美ですキラキラ

 

この度(2017,6,24)総会で愛知支部が承認され、支部長に任命していただきましたクラッカークラッカークラッカー

 

結婚教育協会、初の支部発足ということで、この後に続く支部のお手本となるよう愛知支部の仲間と共に精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

私が結婚教育を学ぶきっかけは、夫婦問題カウンセラーをしていて、

「みんな結婚って何だと思っていたんだろう?」

「そんなことも知らずに結婚しちゃったのかな?」

「これは結婚前の人に教えてあげなければ!」

「そもそも結婚って何だろう?」

「私が結婚についてもっと学ばなければ!!」

と思ったところ、まさにドンピシャの活動をしてみえる結婚教育協会棚橋美枝子代表に出会ったことです。3年前の写真です

 

そこでスクールが開催されることを知り、3期生として学ばせていただきました。

 

結婚に答えがあるわけではなく、100人いれば100通りの結婚があります。

また、夫婦、親子、家族、社会、時代とあらゆる角度から考えていかなければならず、世の中は日々進歩や変化をしているので、学び続けていかなければいけません。

 

個人の事には関与できないという考えもありますが、結婚が上手くいかなくて困っている人たちが現実問題たくさんいます。

夫婦は社会の最小単位ですので、夫婦の心を合わせることが難しいと会社や仕事どころではありません。

結婚教育を共に学び、身近な人のおせっかいを焼く、そんな仲間がたくさん増えることを願い活動を続けていきたいと思います。

 

現在愛知県に結婚教育相談員は私と4期桃沢勢子相談員がいます。

そしてまもなく相談員となるであろう5期下木修一郎サポーターをはじめ、10名ほどの仲間がいます。

愛知、東海、中部へと広がりをイメージして結婚教育を仲間と共に伝えていきますので、皆様応援よろしくお願いしますビックリマーク

 

NPO法人日本結婚教育協会ホームページ

 

中高年老年期で第5回最終回の結婚教育講座終了!

NPO法人結婚教育協会 性のプロジェクトリーダー今枝朱美です。

 

今回5回シリーズで開催した「大人のための結婚教育講座」は、結婚って何だろう?夫婦って何だろう?を結婚教育の婚育100年プロジェクト®の9期をベースに私と桃沢相談員がお話しさせていただきました。IMG_3917

2部構成後半の私の性の講座は、夫婦問題で悩んでいる人たちの声から考える、性がステキなものであるためのお話です。

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人間誰もが迎える最後の時に自分の性を肯定されて逝けるためには、それまでの性のあり方がどうであったかによるので、そのために1期幼少期からの性をお話ししてきたようなものです。

 

自分の性も相手の性も正しく知り、向き合い受け入れることができていれば、最後の時まで肌のぬくもりを感じ合うことができると思います。

チャーミーグリーン

チャーミーグリーンCMより

 

介護が必要になった時も、人間の尊厳にかかわる性をないがしろにしないことは大切なことでありながら、ついつい忘れがちになってしまうことだと思いますので、私も気を付けたいと思います。

(私は老人用紙おむつの宣伝はキライです。おばあさんのパンツ姿を映す必要はないと思います。)

 

私は講座では「セックス」「セックス」を連発していますが、それは軽く考えているのではなく、性を日常にしたいとおもうからです。

 

生殖期を終えた中高年はセックスレスで良しと考えるのか、

性交は愛情確認や安らぎに欠かせないものだと考えるのか。

 

あなたはどちらですか?

 

女性の性指向は時間とともに揺れ動くこともある

結婚教育協会 性のプロジェクトリーダー今枝朱美です。

 

日本性科学会のセックス・カウンセリング研修会 メインテーマ:LGBTの健康をサポートする

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私の性は身体が女で、心が女、指向は男で、表現が女です。

ただそれだけのことだと理解していますし、性の多様性LGBTsを認めることはもちろんできていますOK

 

夫婦相談で性の不一致やセックスレスは多く、私は他の夫婦問題カウンセラーに比べればかなり柔軟に考えられる方だと思っています。

夫婦間トラブルからのセックスレスが圧倒的に多いですが、身体的精神的病気群でのセックスレス、セックスを必要としない関係の他に無性愛者(他人に恋愛感情や性欲を持つことがない人たち)が存在することも理解しています。

 

夫婦問題カウンセリングで、LGBTの相談は無いように思いますが、過去に何度かありました。

妻の浮気相手が女性。

夫の浮気相手が男性。などなど

子どもがいる方たちだったので、自分の性指向に気づかず結婚しあるきっかけで目覚めたのかな?とか、バイセクシュアルであることを隠して結婚したのかな?と考えていました。

 

しかし今回お話では、「男性は比較的一貫性があるが、女性はレズビアンよりバイセクシュアルが多く、時間とともに揺れ動く。たとえば女子高ではバスケのキャプテンに恋ラブラブをしても大学に入ると男子学生と付き合うハートとか、月経周期でも揺れ動く。」ということでした。

 

LGBTの健康を支援するにあたり決めつけてはいけないと教えていただきましたので、夫婦相談をするにあたり、夫婦は男と女で、夫の性指向は女性、妻の性指向は男性、と決めつけてはいけないということになりますよね。

そして、自分の性指向に気づいていない、隠しているだけではなく、性指向は揺れ動くこともある事も頭に置き修復の可能性を考えなければいけませんね。

 

妻に女性のパートナーができ浮気されてしまっても、今までずっと夫のことが嫌だったのに我慢していたわけではないかもしれないし、ずっと言えなくて苦しい思いをさせていたわけではないかもしれません。

性指向が変わったからといって、修復できないと決めつけてしまってはいけないかもしれません。

 

レズビアンのベビーブーム赤ちゃんも来ているとのこと、女性同士のカップルが子育て方針の違いでもめたり男性同士の結婚カップルの相談が来る日も近いですね。

 

人と人との結婚でつながる家庭での人間関係のご相談は、結婚教育協会の得意とするところです。

性を決めつける事無く、いろいろな視点で一緒に考えていきますのでぜひ相談してください。

 

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