こんにちは
名古屋の夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
私は相談者と家族みんなが幸せになるために夫婦相談をしています。
きれいごとを言っているように聞こえるかもしれませんが、私の最終ゴールはどんな時でも「幸せ」です。
それは修復だとしても離婚だとしても別居だとしてもです。
好きで結婚し家族となったのですから最期まで添い遂げることが美しい形かもしれません。
子どもを授かったのならなおさらでしょう。
しかし、すべての人たちが同じ形を幸せと感じるわけではありません。
世間で言われる幸せの形に当てはめようとし、それ以外は間違っていると考えるから不幸になるのです。
もちろん離婚しないに越したことはありません。
だからと言って離婚しなければ幸せかと言ったらそれも正解ではありません。
離婚して幸せになる方もたくさんいます。
2011年の民法改正で、離婚をするときに 面会交流及び養育費の分担が明示され、子の監護について必要な事項を定めるに当たっては子の利益を最も優先して考慮しなければならない旨が明記されました。
夫婦がDVなどの高葛藤で離婚となった場合、最優先される子の利益とは何か皆さん悩まれます。
どんなに嫌な相手でも、子どもにとって親だということはわかっています。
調停や裁判離婚では、養育費はもちろんですが、よほどのことがない限り面会交流をすることも決められます。
しかし、夫婦の話し合いで離婚できない高葛藤の人たちが、連絡を取り合い子どもを受け渡し預けたり、一緒に会って時を過ごすことができるでしょうか?
そこで必要とされるのが面会交流支援です。
子どもと両親の三者が面会交流を望んでいる場合、または望んではいなくても三者が拒否していない場合に面会交流支援が成立します。
*連絡調整型
*受け渡し型
*見守り型
などの支援の種類があります。
私の所属する面会交流支援団体「ふぁみちぇん」は日時場所を決めてそれぞれ来ていただき、両親が顔を合わさず子どもさんを受け渡し、プレイルームででの交流を2時間見守り、引き渡します。
ふぁみちぇんは面会交流支援団体なので、面会交流を勧めています。
しかし、ふぁみちぇんに会いたくないと思っている親子を会わせる力はありません。
結婚が幸せで離婚が不幸ではありません。
では、面会交流をすることが幸せで面会交流をしない事は不幸なのでしょうか?
離婚が協議にしろ調停にしろ裁判にしろ決まったことなら受け入れるしかありません。
その上に、楽しみな面会交流であると良いと思います。
嫌な気持ちがあっても、支援を利用してでも、頑張って決まったことをやれているならすごいと思います。
あと、支援者としては失格かもしれませんが、今はできないなら無理にしなくていいと思います。
酷い暴力を受けていたり、人格を否定されされるような扱いを受け、それが子どもにも及んだような場合もあります。
人それぞれ事情が違います。
無理をすることで子どもに負担をかけてしまっては本末転倒です。
することが良し、しない私はダメな親だと思うこともありません。
私ができることは、そんな離婚にならないように、少しでも早く相談に来てもらう事。
離婚するなら、みんなが最終的に幸せになれるような離婚をしてもらうことです。
そして、支援なんてなくても、子どもの意思で自由に両親の間を行ったり来たり面会交流できる関係になってほしいです。
離婚するにあたり、面会交流のご相談もお受けしています。
*別居や離婚するにあたり、面会交流について何をどうしたらよいのか。
*両親と子どもの三者にとって負担と不安のない面会交流とするために心がけること。
*あなた家族にとって最適な面会交流とは。
*面会交流をするにあたって想定されるさまざまな問題。
*両親だけでの面会交流が困難になった場合。
等についてご相談に乗りご提案します。
もうすでに両親だけでは困難になっている場合には、面会交流支援団体の利用方法のお話もさせていただきます。
※通常の夫婦問題の相談は初回2時間2万円です。
お申し込みは、下記の問い合わせ・申込みフォームからお願いします。
備考欄に「面会交流相談」とお書きください。
こんにちは 名古屋の夫婦問題相談室
リボーン 今枝朱美です。
今朝は孫からのテレビ電話で起こされました
暗い部屋でボーっとした顔。
「こわい」と言われてしまいました。
私が離婚したのは約10年前。
その時、子どもたちは23歳、21歳、19歳でした。
その後、3人とも20代で結婚していきました。
私は幸せになるために離婚し、子どもたちは幸せになるために結婚したのです。
離婚=不幸 ではないと私は考えています。
一度は「この人と一緒に家庭を作っていこう。」と思った相手と、状況や考えが変わり夫婦としてやっていくことができなくなることはあると思います。
離婚しないにこしたことはありませんが、一生許せない相手と結婚生活を続け幸せになれますか?
精神的に、経済的に自立して、覚悟を決めて離婚することは、幸せの選択としてありだと思います。
経済的に自立するのを無理だと決めつけている女性が多いですが、自立とは誰にも頼らず一人で頑張ることではありません。
「自立とは依存先を増やすこと」だと東京大学先端科学技術研究センター准教授 熊谷晋一郎先生もおっしゃっています。https://www.tokyo-jinken.or.jp/publication/tj_56_interview.html
頼れる実家があれば助けを求め、受けられる行政の支援に頼り、そして、離婚する夫とはきちんと財産分与や年金分割をして慰謝料や解決金が発生するならもらい、子どもの養育費を決め面会交流で子育てを助け合えばいいのです(共同養育)。
「そんなにうまくいくはずがない。。。」
それはあなたが知識もないのに意地だけ張っているからです。
逆に、安易に考えすぎて呆れてしまう人もいます。
何もしなければ誰も助けてくれるはずもなく、何の根拠もない自信ほど怖いものはありません。
崖っぷちでダイブするしかないのなら弁護士への相談をお勧めします。(相手が弁護士を立てて離婚請求してきた。DVで危険な状態にあるなど)
しかし、弁護士に依頼するということは武装し相手に戦いを挑むことです。
できることなら争わないで離婚をしてほしい。
子どもがいるならなおさらです。
夫婦は別れて他人になればおしまいですが、子どもにとってはずっと父と母です。
子どもは自分にとって大切な両親が争う姿を見たくないし、憎しみ合うことを望んではいないはずです。
子は鎹(かすがい)となり、一緒にいる意味を見つけられれば良いですが、ただ子どものために我慢し「子どもがいたから私は離婚できず不幸になった」と言われては子どもがいい迷惑です。
離婚後のことをよく考えて覚悟を決め、準備をすることで争わないで離婚することは可能です。
自分の主張だけを押し通そうとするのではなく、自分が相手が子どもが幸せになるための離婚を、私と一緒に一生懸命考えてみませんか?
こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。
今月の卒業会員さんは初回相談から2か月、離婚成立での卒業の男性です。
結婚して二人でコツコツ財産を築き、老後を見据えた穏やかな生活を夢見ていた夫。
片や結婚することで金銭的な負担が減り、自分の自由になるお金と自分の貯金が増えると思っていた妻。
夫から見れば夜な夜な遊びまわり使いたい放題の妻。
約束した生活費も入てもらってもまだ足らず夫の持ち出し分が出る始末。
妻から見れば金に細かく数字で追い詰めてくる経済的モラハラ夫。
夫のマンションのローンを払わされている気分。
結婚前によく話し合い、確認し合ったはずなんですけどね。
共に生活を楽しむことは無く、気持ちはすっかり離れ、問題は金銭だけ。
別居だ離婚だ家庭内別居だと揉めながら、無駄に同居期間を延ばすことは財産分与をわかりづらくします。
婚姻期間中にどっちがたくさん稼いだか、どっちがたくさん使って、どっちがたくさん貯めたかは関係ありません。
結婚したら夫婦のお財布は一つです。
ざっくり言って、別居時の財産から同居時の財産を引いて半分に分けるだけの話です。
個人的にどう分けようと自由ですが、もめて家庭裁判所に委ねると最終的にはそうなります。
たった2か月で二転三転しましたが、最後には二人の協議で話はまとまり離婚が整いました。
二人とも職を持ち、婚姻期間も比較的短く、子どももいなかったため離婚を選択することとなり短期間で決着しました。
しかし、もし私のところに相談に来ていなかったらと思うと、夫は気持ちの切り替えができず金銭の話がまとまることはなく、怒りは執念となり問題は長引いたことだと思います。
調停となると相手のあらを探し言いたくないことで長期間争い、楽しかった思い出も全部消え、相手を一生恨んで過ごすこととなったかもしれません。
最後まで「相手はそんなことしてきた?!」と思うこともありましたが、年内で決着し心機一転新しい年を迎えてもらうことができて良かったです。
どんな結果であろうとも、あなたにとっての最善の方法を一緒に見つけましょうね。
ほらこんな感じ。クリックしてみて
こんにちは、夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
先日大学の先生と弁護士の先生から面会交流支援についての取材を受けていました。
そこで。「愛知県の離婚の特徴はありますか?」と尋ねられました。
愛知県と言えば、離婚後実家に戻る人が多いように感じます。
それはなぜか
愛知県は地元大学進学率全国1位で中京圏全体に求人倍率が高いです。
地元の大学に進学し、地元で就職、実家から通勤。
結婚相手の1位は職場、2位は友人や兄弟姉妹を通じて、3位学校関係。
(国立社会保障・人口問題研究所)
当然地元同士で結婚することも多くなります。
結婚しても実家から近いところに住むことになり、親との結びつきが強く、実家に帰る頻度や親が訪問する頻度が高いです。
愛知県の持ち家率は全国40位と高くはないですが、名古屋市以外の市町村は持ち家率が高いです。
また、名古屋に就職していても、隣県の岐阜や三重に家がある人も多いです。
ですから、離婚しても十分な間取りの帰る家があり、そこから仕事に通うことだってできるわけです。
こんなことからも、離婚後実家に戻る人が多いのだと思います。
家賃無し、光熱費無し、食事付き、ベビーシッター付き。
仕事が大好きならすればいいし、働かなくたって生活には困りません。
母親としても、定年後の夫と二人っきりになり付きまとわれるより、娘とかわいい孫と一緒に暮らした方が楽しいのです。
母と娘でウィンウィンの関係が成り立ちます。
養育費より婚姻費用分担金の方が多いからと言って、離婚せず別居状態で、仕事と子育てを両立させアパートで必死に暮らす必要はないのです。
良いこともあれば悪いこともあります。
たとえば、
親からは金を出しているからと口も出される。
仲のいいときはいいが、親子でこじれると縁を切るまでに発展し、二度と戻ることができない。
親はいずれ自分より先にいなくなる、そのあとに自立していない自分だけが残り子どもに依存する。
別れた後、子どもにとっては唯一の父親も必要としなくなるため、会わせる必要性を感じない。
ほかの兄弟と折り合いが悪くなり、ひとりで両親の介護をすることになる。
などなど。
実家がありご両親がいることは離婚のときの一番の安心材料ですが、本来は自立した自分となり、困ったときの頼りどころとするぐらいがよいでしょう。
里帰り出産から離婚問題に突入する方たちも多くみられます。
実家の居心地が良いことはよくわかりますが、結婚で新しい家庭を作ったことを忘れないでほしいです。
あなたは親離れできていますか?
あなたのお母様は子離れできていますか?
夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
「夫にダメ出しばかりされて、もう嫌になります。
あれもダメ、これもダメ。
こんなことなら苦労しても離婚した方がいいかもと考えてしまいます。」
そうですよね。
得意でも好きでもない料理を毎日作っても喜んでもらえず、
生活費が足りないと言えば、家計の管理が下手だと言われ、
子どもが言うことを聞かないと、お前の育て方が悪いと言われ、
ママ友と出かけると、お前ばっかり好き勝手に遊んで!と嫌味を言われる。
パートもして頑張ってるのに、いろいろ我慢だってしてるのに、やってられませんよね。
でも、夫婦は鏡と言われています。
相手はどう思っているのでしょう?
家族のためにと思って毎日仕事をしても感謝もされず、
収入を増やそうと苦労しているのに、お金が無いと言われ、
子どもが反抗すると、父親がしっかりしないからだと言われ、
家でゲームをしていると、またゲーム?!と嫌味を言われる。
あらびっくり!!
まったく一緒だぁ~~~
「いつもご苦労様。」
「家族のために頑張ってくれてありがとう。」
「思春期だから難しいね。夫婦は心を一つにして子どもを信じよう。」
「たまにはストレス発散も必要だよね。ゆっくりしてね。」
『そんなこと言われたことないから、絶対言えなーーい!』
『私から先に言うなんて悔しいもん!』
なんて言ってると、
歯車が逆回転してるんだからどんどん離れて行ってしまいますよ。
卵が先か鶏が先か
どっちが先だっていいんです。
夫婦は勝ち負けを争うために一緒にいるいるわけではありません。
家族の幸せという同じ目標を持っていることをよく思い出してくださいね。
夫婦の循環はちょっとしたきっかけで変えることができるのです。
離婚した方がいいかどうか?
相手より、まずは自分に向き合ってみましょう。
それでも離婚を選ぶならあなたの覚悟を応援します。
もったいない離婚だけはしないようにしてくださいね。
夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
久しぶりに離婚が成立しての月謝会員卒業が決まりました!
久しぶりと言うのは、この頃離婚相談がめっきり少なくなり、修復相談中心になってきていたからです。
前からお話しているように、男性は女性の覚悟に気づかず崖っぷちに立ち片足を滑らせてから相談にみえる場合が多いです。
遅い!!!
例えば毎日ケンカが絶えず妻が繰り返し実家に帰っていた。
例えば大喧嘩をし、ほとんど口を利かずに過ごしていた。
例えば徐々に食事も洗濯もしてもらえなくなっていた。
例えばある日から寝るのが別の部屋になっていた。
離婚につながる多くの男性は、それを「俺は悪くない!」と意地を張り1年以上放置しています。
それでいいのですか?
自分の怒りだけアピールし続け、自分を見失ってはいませんか?
相手からみたら、第三者からみたら、自分はどう見えているのか考えたことはありますか?
結果、帰ったら妻も子どもも荷物もなくなっていた。
結果、弁護士から内容証明郵便が送られてきた。
結果、家庭裁判所から呼び出し状が届いた。
「俺は悪くない!」で大丈夫ですか?
夫婦問題はどちらかが一方的に悪いと言うことはほとんどありません。
お互いにそれぞれ言い分はあります。
ひとつの出来事をとっても見る方向が違えば意見が真逆になることもあります。
しかし、女性がそこまで行動を起こす前には覚悟を決めしっかりと準備しています。
そうなる前に、「俺は悪くなかっただろうか?」と考えてください。
多くの男性は
「そういうことだとはわかりませんでした。」
「そういえば何度もそんなことを言っていました。」
「わかっていてもどうしたらいいかわかりませんでした。」
と言われます。
今更遅いですか?
離婚になるならそんなことはどうでもいいですか?
離婚になったとしても、子どもにとっては両親です。
どちらが加害者か被害者かではなく、子どもからすれば両方とも大好きなのに加害者です。
修復したいのであればやれることはすべてやってみる。
それでもかなわないのであれば、子どもの両親として恥ずかしくない関係を作る。
そして、それぞれの人生を前を向いて進む。
体調を崩しながらも頑張って会社に行っているんですよね。
夜ひとりになると涙があふれることもありますよね。
何も見えない暗闇に一人取り残されているから不安なんです。
自分の置かれている状況が見えたら少し安心して進む方向を見つけられます。
進んでいくとさらに道が開けてきます。
自分のやるべきことがわかればもう大丈夫。
「もう私は卒業できますよね!」
「はい、もう卒業で大丈夫ですよ!今月で終了にしましょう。」
父親の姿を子どもはいつでも見ています。
夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
その道の専門家の意見に耳を傾け、現状を知ることは必要なことだと考えています。
先日も赤石千代子先生の「シングルマザーによるシンママのための講演会」に参加しました。
離婚に至るママたちは肯定感を奪われ、経済的不安、子どもを片親にする不幸、世間から何と言われるかに悩むようです。
そして、離婚後は大変なことになってしまったショックと、自分だけがこんなことになってしまった孤独と闘っているそうです。
それは辛い。
ママが元気になることが子どもたちの幸せです。
一人だと良くないことを考えすぎるので、仲間と会い「一人じゃない、よくやっている。」と思う。
好きなことを見つけ自分で自分を癒す。
お互い様の気持ちを持ち、助けを求める力をつけ、助ける幸せを感じる。
などを教えていただきました。
経済的不安、世間体、孤独、父親のいない状況。
突然の死別など、本人の意思とは全く異なる場合もありますが、離婚や未婚の場合、本人の意思とは関係なく、ある日突然シングルマザーになることは少ないと思います。
前もって想定はできなかったのでしょうか?
自分が暴力をふるっていた、不倫した、借金をしたなどなら自覚症状があるでしょう。
離婚されることも想定してください。
相手に非がある場合は、一方的に離婚させられることはありません。
離婚を迫られても突き付けられても無視。
離婚したいかどうかは相手に決められるのではなく、自分で決めてください。
自分に自信がつくまでしっかりと準備し、これが最善の方法なのだと覚悟を持って決めてください。
「それが難しい。」と思われるなら、私に相談してください。
ご縁があって結婚した相手です。
この人の子どもを産み育てようと思った相手です。
離婚しないに越したことはありません。
まずは現状を分析し修復の道を探しましょう。
それでもどうしても離婚したい、離婚しないと幸せになれないと思ったら、覚悟を持って離婚をしましょう。
ママにとっても、子どもさんにとっても、覚悟を持って決めた離婚は、必ずその先の幸せにつながります。
夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。
私は結婚24年目の48歳の時に離婚したので熟年離婚にあたります。
(一般的には20年以上の結婚生活ののちに離婚した夫婦。)
熟年離婚は25年前の7割増、妻から切り出すだけではなく、夫から突然言われるケースも増えています。
私の場合はちょっとした言葉の行き違いから溝が広がり・・・修復できなくなりました。
24歳手前で結婚し、それまでの四半世紀を私の生まれ育った家庭での生活とし。
24年間の結婚生活で3人の子どもを成人させ、四半世紀を夫と子どもたちとの家族での生活とし。
その後の生活を新たな私の生活と考え、自分で決めたことなので自分で何とかするしかないと思っています。
私の方の両親や親族にはほとんど離婚した人がいない中での離婚だったので、誰にも話すことができず5年ほどは自分の中で考える日々でした。
別居はまだしも離婚のハードルはかなり高かったように思います。
一方、離婚を身近に見ている人の中には離婚を気軽に口のする人が多いように感じます。
結婚してみてわかる「結婚はゴールではなくスタートである。」と同じように、離婚してしまえばスッキリして新しい人生が始まるわけではなく、さらなる試練が始まる場合もあるのです。
気持ち、健康、子ども、お金、仕事、老後、、、
損得で決めることではありませんが、よく考えてみる必要があります。
今まで当たり前だった幸せに気づかず見落としていることもよ~~~くあります。
私が体験して思う事、相談事例から考えられることなどをお伝えしています。
弁護士のように依頼者の味方になり相手と戦う訳ではない場合もありますが、敵をつくり勝利すれば幸せになるわけでもありません。
あなたの気持ちを最優先に考え、子どもやパートナーや両家のご両親など、周りの人にとっても最終的に最適だと思うお話しができればと思っています。
★『大人のための結婚教育講座』★第3回
・婚育100年プロジェクト® 恋愛・新婚の時期
・男女の素晴らしさを知る性の話
日時:4月15日(土)14時~15時30分
場所:ウィルあいち 2階 セミナールーム4
参加費:1000円
HP 夫婦問題相談室 リボーン
夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。
ご縁がありまして 日本ファミリービジテーションセンター FVS/Family Visitation Support network〈親子のふれあいと絆を大切にするネットワーク〉の面会交流支援のお手伝いをしています。
活動メンバーは弁護士や調停委員ではなく一般の経験者ですので、当事者の気持ちもよくわかり、面会時の心配りには学ばせていただくところがたくさんあります。
支援を必要とされる方々はまだこのイラストのように面会することはできません。
しかし、支援を利用してでも面会は必要だと考えてくださっている非常に志の高い皆さまだと思います。
なかなかできることではないので、カウンセラーの立場としても素晴らしいなぁと思っています。
私の役割は当日お子さまの受け渡しがスムーズにおこなわれるお手伝いと、別居親さんが面会中の時間を利用し、同居親さんの気持ちに寄り添いお話をお聞きすることです。
これからの面会がさらに良いものになりますようにとの想いを込めています。
ご両親の不安や心配を軽減するため、スタッフが面会場所の下見を繰り返し、引き渡しのシュミレーションをし、当事者との事前面談をします。
当日受け渡しの時など細心の注意を必要としますが、お子さまが別居親さんの顔を見て少しはにかみながらもすごく嬉しそうな表情をするのを見られることは役得だと思っています。
面会交流についていろいろな意見があることは感じながらも、最終的には支援の必要が無くても面会できる状態になるまで、寄り添い見守らせていただきたいと思います。
裁判所で決められたからではなく、普通のあたりまえのことになりますように。
面会交流支援 日本ファミリービジテーションセンターの本部は半田市にありますが、名古屋の方の支援もお受けしています。
夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。
最近はどんな感じなんだろう?
10月1日に法務省の「子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A」も作成され、それが地元の区役所でどんなふうに紹介されているのだろうかと疑問に思い、離婚するふりをして区役所を訪ねてみました。
フロアで案内しているおじさんが
「何かお探しですか?」と親切に声をかけくれました。
棚には見当たらないので
「離婚届はどこにありますか?」と聞くと
「それは5番の窓口でお出ししますね。」
といって案内してくれました。
書き損じた時用に2枚の離婚届と書き方の説明書をくれました。
もちろん書き方は知っていますが、知らないふりをしていると、
「未成年のお子さんはいますか?」と聞かれたので、
「はい。」と答えました。
「親権はどちらか決まっていますか?」
「はい、私です。」
「ここに名前書いてくださいね。印鑑押してくださいね。証人も印鑑いりますからね。」
説明が右ページに移ったので、「ここはどうするんですか?」と聞いてみました。
「そこはどっちでもいいですよ。書かなくても関係ありませんよ。」
決めても決めてなくても離婚できるのかもしれませんが、
「子どもさんにとって大事なことですから、これを見てよく考えてくださいね。」
と言って、「子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A」を渡してほしいです。
中には「子どもの養育に関する合意書」と記入例もあります。
棚にはどっさり入っています。
書いてあるでしょ、置いてあるでしょ、じゃなくてせめてセットで渡すことにしてください。
できれば一言添えていただけるとありがたいです。
情報があふれている時代ですが、必要な情報が取れていない人もいますので、役所の皆さま、よろしくお願いします。
離婚を決断され、未成年のお子さんがいらっしゃる方はよくご検討ください。
結婚がゴールではなかったように、離婚もゴールではありません。