学校で生理の教育を受ける前の家庭での教育とは?

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

前々回に続き、小学校3.4年生の女の子を持つ親御さんが、家庭で子どもにどのように初経(初潮)について話すと良いか。

私だったら。

小学校1.2年生の時に赤ちゃん誕生の話はしてあります。

家のトイレの棚の上とかカーテンの中で生理用ナプキンを見かけたことはあるし、テレビで毎日当たり前のように宣伝をしているので、何となくわかっているとは思いますが、テレビでは赤い色は出てこないので、何がどこから出てくるかはクエスチョンかもしれません。

「お母さんのお腹の中には月に1回生まれる『らんし』を迎えるベッドができるんだけど、そこで『せいし』と合体しないとベッドはいらなくなっちゃうんだよ。」

「それが血液となって、おしっこの出る穴とうんちの出る穴の間にある穴から出てくるんだよ。」

「それを生理っていうんだけど、おっぱいが少し大きくなってくるころや、5.6年生になる子が多いけど、3、4年生でもなるかもしれないね。」

「パンツがいつもより茶色く汚れたり、血がついてたらすぐにお母さんに教えてね。」

「もちろんお母さんも毎月生理があるから、パンツにあてるナプキンはいつでも準備してあるけど、5年生になったら生理用パンツ買いに行こうね。」

とはいっても、血が出て来たらどうしよう!痛いのかな?と不安に思います。

「お姉ちゃんたちもみんなちゃんとできてるから、心配しなくていいからね。」

と言って、安心させてあげましょう。

お姉さん

 

「からだがだんだん大人になっていく準備なんだよ。」

「お母さんは生理の時少しお腹が痛かったり、気分が悪いときもあるけど、そんな時お父さんはお手伝いしてくれたり、とっても優しく気づかってくれるんだよ。」

今までは子どもでは気づかなかった夫婦の思いやりも、コッソリ教えてあげると女性を守ってくれる男性の優しさも伝わりますね。

詳しい生理の仕組みなどを知りたいお父さんお母さんは、

結婚教育思春期担当「結婚教育カウンセラー 佐藤知恵のブログ」をご覧ください。

佐藤知恵カウンセラーは看護師として保健師として多くの実務経験を積んで見えますので、思春期性教育も大変わかりやすく伝えてくれています。

 

 

 

 

ページの先頭へ戻る