熟年夫婦でセックスを楽しめないせつなさ

日本結婚教育協会 性のプロジェクト今枝朱美です。

 

私も十分すぎる熟年ですが、講座などでも「セックスは最高に安らぐコミュニケーション」という話をよくさせていただいています。

先月東京で開かれた日本家族計画協会の「性の健康セミナー」での早乙女智子先生のお話の中には同感させていただくことが多く、産婦人科の先生に言っていただけてスカッとすることばかりでした。

食事や睡眠と同じように、「疲れているからする」など大人の女性として性を日常に取り入れてもいい

 

セックスは射精することだけではなく、女性も「私はこうしたい」と主張してもいい。

 

男性の快楽が女性の苦痛の上に成り立つものはコミュニケーションとは呼べず、「性の搾取」「好きの搾取」。ふたりでじゃんけんしていく日を決めてもいい。

 

先日もラブラブ夫婦の妻側とお話ししていて

「セックスは最高に安らぐコミュニケーションとは思えないんだよね~~~ダウン

「夫のことは大好きなんだけど苦痛だから、イヤなの。」

「前は良かったんだよ、疲れててイヤだなと思うことはあったけど、ここまで苦痛じゃなかったショボーン

理由を聞くと

「だって痛いんだもん。毎回出血するし、、、夫は処女膜が傷ついたみたいなもので、やるうちに治るって言うし、、、」

 

!? !? !? !? !?

 

「それはセックスがキライとか、苦痛とかっていう話じゃないでしょあせる診てもらったら!?

「だって恥ずかしいもんショボーン

 

「じゃないわぁーーーードンッ

「こども3人産んどいて。40年間〇〇の仕事してきてパンチ!パンチ!パンチ!

 

こんなことでは知識のない相談者の皆さまがセックスレスや性交痛で悩むはずです。

医療関係者だけに任せてはおけません。

 

セックスレスにもさまざまな原因があります。

肉体的精神的病気群のこともあれば、環境的なこともあれば、気持ちの問題もあります。

 

ふたりが無しでかまわなければ問題ありませんが、愛し合っているのにできないとか、片方が望んでいるのにできない、片方が拒否しているのに応じなければいけないなど、我慢を強いられることはたいへんせつないです。

 

問題があるのならば取り除き、問題が分からないのであれば明らかにして、熟年になっても挿入射精だけではなく何かしらの性を楽しめるパートナーでいてほしいと思います。

 

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マリッジサポーターに必要な性の知識 性教育の講師でした

日本結婚教育協会 性のプロジェクト今枝朱美です。

 

昨日はわたしにとって初めての行政のお仕事でした。

 

奈良県上牧町のかんまき未来創造マリッジサポーター養成事業は、上牧町の思いと棚橋代表が結婚教育を通して望む思いがひとつになり実現となりました。

 

おせっかいOBACHANをたくさん増やし人間関係の循環をよくしたい、それにより少子化晩婚化対策や離婚率を低下させること、高齢化社会に向け誰もが生涯現役で社会のお役に立つことができることとなり、結果として考えられることは盛りだくさんです。

 

そのためには一時的な流行りにとらわれることなく、腰を落ち着け腹を決め取り組まなければいけません。

 

全国初のスクール形式で行われるマリッジサポーター養成授業の中で、私が受け持たせていただいたのは「男女の性について、性に関する課題の様々」マリッジサポーターに必要な性の知識です。

夫婦相談をしていていつもいつも思うことがあります。

「結婚前に知っていたらこんなことにならなかったのに。」

私はそれを正しく伝えるために結婚教育を学びました。

そしてその中でも今回は私の一番伝えたいパートナーとののお話を行政の事業の場でさせていただける機会を与えていただきました。

上牧町の関係者の皆さま、棚橋代表、ありがとうございました。

 

マリッジサポーターの皆様に知っていただきたい

「結婚前に知っていたらこんなことにならなかったのに。」

をふんだんに取り入れ、

・性の素晴らしさ

・性の知識

・コミュニケーションをとることの大切さ

・現代の若者の時代背景

・サポーターとしてのアドバイス

のお話をさせていただきました。

 

休憩時間に入ってもたくさんの質問をいただきました。

「これって、結婚前の人にきちんと教えないといけないですよね。」

「こういう話、聞く機会なかったです。」

「知らないことがたくさんありました、これは何ですか?」

「この場合はどのように伝えたらいいですか?」

男女共皆様が、性について学ぶことの必要性を強く感じてくださいました。

 

夫婦相談の現場で起きている性の問題は、皆様にとっても関係のないことではなく、知っておきたいことなのに知る機会のなかったことだったようです。

喜んでいただき、本当に良かったです。

 

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奥さん、男性はセックスに何を求めると思いますか?

日本結婚教育協会 性のプロジェクト今枝朱美です。

 

セックスレスというと、夫が育児に疲れた妻に断わられそのまま何となく…という図を想像されると思います。

ということは男性が相談に来るのかと思いきや、私のところには女性もたくさん相談にみえます。

 

もちろん私が女性だから相談しやすいことはあると思いますが、その他考えられることは、男性の性欲は精神的なことよりも肉体的なことの方が強いため、風俗とか自己処理で解決できる部分もありますが、女性の場合セックスレスは精神的に満たされない部分が多いので自己処理では解決しないからではないかと思います。

 

女性だってセックスしたいですよね。

そこで、ご主人とのセックスレスを何とか解消したいと思っているあなたへ。

 

男性は射精したいだけだと思っていませんか?

「そんなこと思っていません。愛情だって必要でしょ。」

「そもそも性欲が無いから困ってるんです~。」

そうでしょうそうでしょう。

でもそれだけではなかなか理解し合えません。

 

女性に比べると分かりやすくて単純と言われる男性ですが、男性にもいろいろな思いがあるです。

 

そこでセックスレスを何とかしたいと思っている奥さんに質問です。

「男性はセックスに何を求めると思いますか?」

 

男性のセックスは性欲の解消ではありますが、性欲と言っても射精したいだけではなく、征服感(従わせたい)、背徳感(やってはいけない)、充実感(感じさせた)などの満足も求めます

それらが満足することで、その相手に愛情を感じます。

つまり、それらが思うようにならない相手では性欲が解消しないし満たされないので愛情も感じないのです。

ですから繰り返しセックスする気にはならないのです。

 

あなたはそこを満足させてあげていますか?ご主人に満足してもらっていますか?

付き合い始めは好奇心もあり、恋愛時代は征服感・背徳感・充実感も満足して結婚したのですが、結婚生活何年もたつと徐々に無くなってきてしまうのです。

 

どうして無くなってしまうのでしょう?

 

征服感:結婚したのだから自分のものにして思いがかなってしまったわけですよね。その上に妻の方もそれに甘んじて専業主婦なのに家事もしないで「養って~」って感じではいけません。逆に忙しいからと毎日毎日ギャーギャー怒ってばかりでもいけません。SM嗜好でもない限りそんな妻を従わせる気力は起きません。

「こんな素敵な女性が妻になってくれて幸せ、どこにもいかないようにさらに大切にしなければ」と思ってもらえるようになりましょう。

 

背徳感:見てはいけないから見たくなる、してはいけないからしたくなるわけですから、だらしないことをしていてはいけません。下着が丸見えとか足を開いて座るとかお風呂上りに裸でウロウロするとかはダメです。見えそうで見えない、チラッと見えるはOK。

浮気することで背徳感を満たそうとする発想に及ばないようにも気をつけたいところです。

 

充実感:結婚前はあんなに嬉しそうだったのに…、実際嬉しかったと思います。セックスレスになる前、だんだん相手に会わせるのも面倒になってきて「早く終わらないかな。」「いまいちだな。」と思っていませんでしたか?伝わりますよね。

セックスレスの状態で伝えるとするならば「あなたがしてくれて嬉しかった~」「あなたって上手~」「すご~い」を積み重ねましょう。

 

女性は「愛しているから抱かれたい」「セックスで自分の魅力を証明したい」「心がつながっていることをセックスで確認したい」と考えます。

つまり愛情の確認をするためにセックスをして快楽を得ます。

男性いろいろな快楽を満足させてくれる相手に愛情を感じます。

 

この違いを知ることがセックスレス解消の第一歩になるのではないでしょうか。

「私の事好きじゃないから求めてこないんだ。」ではないかもしれません。

あなたの頭と心でご主人の気持ちを判断してセックスレスの原因を決めつけないでくださいね。

 

セックスレスの原因はその他にもいろいろあります。

ですから対策もあなたたちご夫婦の状況によって違ってきます。

ちょっとした一言でコロッと解決する場合もあれば、原因を見定めどの方法が効果が出るのかじっくり時間をかけて取り組まなければならない場合もあります。

自分一人では難しくて心折れてしまうと思ったらいつでも相談に来てくださいね。

想いがかなうまで一緒に頑張りましょう!!

 

 

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自分の精子 見てみませんか?

NPO法人 日本結婚教育カウンセラー協会®

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

女性の卵子が年齢とともに老化することは知られてきていますが、男性の精子についてはどうでしょう?

 

小堀善友医師(獨協医科大学越谷病院 泌尿器科医)の提案により、アダルトグッズメーカーであるTENGAが製品開発を行った妊活応援グッズ。2016年5月16日に発売しました。

小堀善友医師は日本性科学会セックスセラピストでもあられます。

 

不妊の原因の半分は男性にあると分かってきていますが、まだまだ男性の意識は低いようです。

スマートフォンで簡単に観察することができ、Dr.小堀の男の妊活ガイドを参考にすれば、使用法を間違えることもなく、精子の数や濃度の求め方運動率の求め方もわかります。

 

精子観察にせよ専門の医療機関での検査にせよ、出来るだけ若い内に自身の精子の状態を知り、問題がある場合は早期に生活習慣の改善、治療を行うことが重要。不妊症の一番の原因は老化だと書かれています。

対処方法としては「よく寝る」「運動する」「痩せる」「タバコを吸わない」「栄養の取れた食生活をする」を挙げられています。

 

男性は社会的地位や収入で自らの価値を判断し自信に繋げます。

又はイケメンやマッチョ具合でしょうか?

これらは外から判断できますが、性に関してはなかなかわかりづらく精子となれば完全にわかりません。

しかし実は男性が一番こだわっているところが性の部分で、ここを知ることは大切なことだと思います。

見てみぬふりをせず向き合ってみませんか?

 

自分の精子が元気にピロピロ泳ぎ回っていたらすっごく自信がつき、仕事の成果も出るし、女性にも堂々とでき優しくなれると思いますよ。

Dr小堀撮影

 

男性も女性も子どもを持つことを選択するかどうかは人それぞれの考えによるもので自由ですが、知らなかったということは避けたいと思います。

 

 

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新しい人生、中高年になって初めて知るよろこび

結婚生活に区切りをつけざるを得ない相談者もみえますが、できるだけのことはした、これが最善の選択だった、と思えることが大切です。

 

長年夫婦問題で悩んた結果、中には新しい人生に踏み出す決断をされる方もいます。

 

妻が末子を妊娠してから、ずっとセックスレスのまま離婚に至ることはよくあります。

そんな方たちから、離婚後の新しい出会いで、よろこびの声が多く聞かれます。

 

新しく女性と出会い、恋愛関係になり、何年いや十何年振りかにそんな関係になる時、楽しみな反面すっごく緊張すると思います。

 

そんな時でも、中高年のバツイチ同士の恋愛では、女性も経験のないふりをする必要が無いのがいいですね。

 

緊張している男性を優しく包み込むようにリードしてくれる場合が多いようです。

お互いにずっと乾いていた心が愛情で満たされていく時、今までに味わったことのない喜びを感じたと言われます。

 

そんなお話を聞くと、本当に嬉しくなります。

 

私は夫婦のセックスレスを無くすために日々相談にお答えしていますが、相手がこの先一生絶対にしたくないと言い切るのであれば、新しい相手を見つけることもひとつかもしれないと思います。

 

40歳の人が、この先40年以上セックスの喜びを感じる事無く、過ごすことが幸せなのかなと考えてしまいます。

 

*夫婦でセックスレスを解消し、幸せな気分に包まれる。

*夫婦ともにセックスのない関係を希望し認め合う。

*夫婦のまま、他にパートナーを見つける自由を認め合う。

*離婚してそれぞれが新しい人生を歩む。

 

人生100年時代に突入すると言われています。

一度立ち止まり、関係を見直すことも必要になるのではないでしょうか。

 

人間の三大欲求は食欲・性欲・睡眠欲と言われるほど性は大切なことです。

しかし食や睡眠とは違い、セックスは夫婦二人でなければできません。

現代の民法では浮気は許されないので、お互いが相手の気持ちを想いやり、どうしたら家族が幸せになるかをよく考えてくださいね。

 

セックスレスで腹が立つ相手の気持ちがわからないあなたへ

NPO法人日本結婚教育協会 性のプロジェクト 今枝朱美です。

結婚教育では、「子どもから大人まで性のステキを聞ける学べるプロジェクト」があります。

今回は夫婦のセックスレスについて考えてみたいと思います。

 

性欲は人間の3大欲求の一つだとお伝えしています。

食欲・睡眠欲・性欲

「食べなかったり眠らなかったら死んじゃうけど、セックスしなくたって死にません!」

「100年間セックスしなかったら人類は滅んでしまいます!」

「性欲はあたりまえの欲求なのに受け入れないのはおかしい!」

いろいろな意見があると思いますが、今日はそういったことではありません。

パートナーがセックスを求めているのに自分は性欲が無いので応えることが嫌なあなたに、少しでも相手の気持ちを想像していただけたらと思い、3大欲で考えてみたいと思います。

 

まず食欲。

あなたは一日三食、朝昼晩決まった時間にきっちり食事をとりたいとします。

パートナーは仕事前にコーヒー飲んで、お腹がすいたらカップラーメン食べて、仕事が終わったらお酒とつまみで良しとします。

結婚前のデートの日は、朝食は別々、待ち合わせてランチして、遊んで夜になったら居酒屋で好きなもの食べて、デートは非日常なので気づきません。

結婚するまで日常はずっと規則正しくしてきたあなたが、結婚と同時にパートナーの食に合わせなければいけなくなったらどうですか?

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お腹すくし、食べたいものが食べられないし、体調も悪くなり、私は空腹だとテンションが異常に下がり口数も少なくなるタイプなので、毎日毎日悲しくてだんだん腹が立ってくると思います。

 

次に睡眠欲。

あなたは一日7時間は睡眠時間をとりたいとします。

パートナーは4時間で十分だとします。

結婚前は同棲していなければ気にならないし、たまのお泊りなら合わせられます。

結婚するまでできる限り睡眠時間を確保し、体調管理に気を付けてきたあなたが、結婚と同時にパートナーに合わせて4時間睡眠に付き合わされたらどうですか?

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眠いと朝スッキリ起きられないし、昼間はボーっとするし、夜は眠くなるし、これまた私だったら辛くて腹が立ってくると思います。

 

最後に性欲。

あなたはセックスがあっても無くてもどっちでもいいとします。

パートナーは毎日でもしたいけど、仕事もあるし、パートナーと会えるのは週末なので、週末のデートを楽しみに日々頑張っていたとします。

結婚前は好きだし、一週間に一回のデートだし、結婚したいので合わせられます。

結婚するまで週一のペースであったものが、結婚して無くてもいいあなたにパートナーが合わせなければいけなくなったらどう感じると思いますか?

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大好きな人が毎日目の前にいて、ふれたくても振り払われ、誘っても断られ、もう愛されてないんじゃないか、自分のことなんかまったく考えてくれてないんじゃないかと思って、私だったら寂しくて悲しくて最後には腹が立ってくると思います。

 

結婚して夫婦となっても、朝食をとるとらないは各自の自由にできるし、昼食も別のことが多いです。

夕飯も一緒の食卓で別のものを食べることだってできます。

睡眠も同じベッドで寝るとしても自分の好きな時間に寝て、好きな時間に起きることができます。

しかし、セックスはひとりではできず、別々にはできず、二人でなければできません。

また、代わりに他の人とすることができません。

いや、他の人とすることが代わりになるわけではなく、あなたとしたいのです。

たとえほかの人とできたとしても、結婚という契約のもと、あなたは許さないでしょう。

 

食欲・睡眠欲・性欲。

三大欲と言われるほど大切なことなのに、結婚すると食欲や睡眠のように自分の思いだけではどうにもならず、満たされないことにせつない思いをしなければならないのが性欲です。

結婚しているからと言って、セックスしなければいけない訳ではありません。

二人が望まないなら、それが二人にとって最高なセックスの関係です。

二人が望むのであれば、毎日だってSMだってなんだってそれが最高なセックスの関係です。

 

二人の思いが違ってきたとき、相手の腹が立つ気持ちがわからない時、食欲と睡眠欲のことを考えて相手の気持ちを想像してみてください。

求める側も求められる側も、断る側も断られる側も同じです。

自分の思考を知り、相手との違いに気づき、より良い夫婦関係を築いていってください。

 

不安を無くし、快感へのブレーキを解除しましょう

NPO法人結婚教育協会 性プロジェクトリーダー今枝朱美です。

 

恋愛期間のパートナーとの性について、自分の考えを持っていますか?

ハグ

「結婚するまでからだの関係を持つべきではない。」という考えもあるでしょう。

「それも含めて恋愛なんだから、楽しみたい。」でもいいと思います。

 

リプロダクティブ・ヘルス・ライツ(性と生殖に関する健康・権利)の考えもあるように、自分の意志で選択して欲しいと思います。

 

「嫌われたくないから、彼の望むようにしよう。」

「付き合ってるんだからやらせるのは当たり前。」

など、デートDVに発展しないように。

 

DVは男性が加害者女性が被害者となる場合だけではなく、当然逆もあります。(約4対1)

性暴力でも男性が被害者となる場合もあります。

 

しかし、生殖の性を考えるとどう頑張っても男女平等という訳にはいかず、男性は妊娠させる性、女性は妊娠する性のため、望まぬ妊娠をしてしまった場合、身体の被害者は女性になってしまいます。

 

恋愛期間の愛し合っている男女が性的な関係を持つとき、不安のないセックスをして欲しいです。

不安があるとセックスが幸せでステキなものにならないのです。

 

不安とは何でしょう?

妊娠の不安

性感染症の不安

性交痛の不安

身体のコンプレックスに対する不安

セックスのテクニックの不安 etc

 

性について言葉にすることが難しいことは良くわかります。

恥ずかしい、いやらしいと思われたくない、経験が多いと思われたくない、経験が無いことを知られたくない。

 

性の相談を受けたり、勉強(日本性科学会、日本家族計画協会)するようになって良くわかったんです。

私もそうだけど、みんなそれほど知ってるわけじゃないんだなって。

それに新しく出会ったパートナーとは初めての組み合わせなんだから、今までの経験なんて参考程度にしかならないんだなって。

 

相手のことは何でも知りたい、自分のことをすべてわかって欲しい気持ちを込めて、ゼロから二人の関係を作っていくために、不安に思う事を話し合い解決して、セックスするのならして欲しいです。

 

快感は脳で感じます。

不安を抱えてのセックスなんて気持ちいいはずないんです。

妊娠の不安と性交痛は圧倒的に女性ですから、もっと真剣に考えてください。

 

男女とも信頼できる相手との不安のないセックスはすごく幸せな気持ちになると思います。

そして、それができる相手を結婚相手に選んで欲しいなと思います。

 

更に言えば、恋愛中の女性は自分の選択でピルを使用し妊娠をコントロールし、二人で性感染症検査をし問題が無ければコンドームなしのセックスを選択する時代が来て欲しいと思います。

恋愛期間の性、我慢や頑張りすぎは禁物です

結婚教育協会 性のプロジェクトリーダー 今枝朱美です。

 

恋愛時代は我慢して相手のに合わせていたけど、結婚したら、子どもができたら、我慢する理由が無くなってしまった。 

 

このようなことありませんか?

 

「夫は付き合っている時から、私に恥ずかしいことをさせるのが好きでした。カーテンを開け窓の近くに立たせてしたがるのです。もう我慢できません。離婚したいです。」

ダメ

 

「夫は私が大きな声を出して喜ぶのが大好きです。頑張って合わせていましたが、もうできません。子どもも授かったし、もう一生したくありません。それが無理なら離婚でも仕方ありません。」

 

彼女が嫌がっていたり断っているのに強制してきたらデートDVですが、夫側の話も聞いてみると、

「妻のことが大好きです。妻も喜んでいると思っていました。」

「今までそんなにひどいことをしていたなんて、思ってもいませんでした。どうしたらいいのでしょう。」

このような返事が返ってきます。

 

「嫌われたくないから、結婚したいから」と考え男性に合わせ、嬉しいふりや喜んでいるふりをすることは、結果男性に勘違いをさせてしまいます。

 

 

逆にこのようなこともあります。

「つき合っている時は会うたびごとにありました。それなのに、結婚したら私から誘っても疲れていると断られ、あっても3か月に一度くらいです。このままでは新婚でセックスレス突入、この先が不安です。」

恥ずかしい

 

次にいつ会えるかわからないとその気になるけど、いつでもできると思うとその気にならないのです。

恋愛期間は好かれたいから張り切ってリードし、彼女が喜ぶことをしてあげなければと頑張ります。

 

相手のことを知りたいわかって欲しいと思っている恋愛期間こそが、聞いたり伝えたりするチャンスです。

性に対する思いも、嫌なものは嫌だと言えばいいし、相手を知りすり合わせる努力が必要です。

性癖も特殊なものになると我慢や努力ではどうにもならないものもありますし、逆に合えば最高のパートナーです。

恋愛期間の性の在り方をもっと大切に考えてください、恋愛期間から新婚生活への移行は結構重要なポイントです。

 

 

 

次回の大人のための結婚教育講座は、恋愛新婚の時期に必要な結婚教育と性の知識です。

4月15日(土)2:00~3:30 ウィルあいち 参加費1,000円 どなたでも参加できます。

参加希望の方は、imaeda@fuufumondai.com にメールくださいね。

 

 

 

 

子育てサロンでパパとのあれの悩みも聞いちゃいます!

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プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

 

やっててよかったーカナヘイうさぎカナヘイきらきら

名古屋市西区幅下コミセンで第一水曜日と第3金曜日の月2回行っている子育てサロン。

「これって産後クライシス!?」

知って安心ハッピー子育て

 

その時期が一番大切なのに。

知ってるだけで全然違ってくるのに。あんぐりうさぎ

 

わかっているのは通り過ぎた私だからで、夫婦問題を毎日聞いている私だからです。

真っ只中の人はそれどころじゃないこともよ~~~~~~くわかります。

でもでもでもでも、だからだからだからこそ、

私は予防したいのです!

「何やってるんだろう?」

「どうしようもないんじゃないの?」

「みんながムリムリって言ってるけど・・・」

 

こんなレベルでもOKだから来てください。

 

知らなかった話や、ヒントが見つかる話、良かった~って話もたくさんあります。

 

 

今回は二人のママさんが来てくれました気合いピスケ

IMG_3248

ちょうど同じ半年くらいのお子さんと一緒に。

桃沢カウンセラーと今月のお楽しみ「日本の神様カード占い」をしながらも夫婦の問題で話がはずみます。

 

写真撮影のため一時的に背中を向けて座ってもらいましたてへぺろうさぎが、はいはいしたり転がったり、おっぱい飲んだり寝たり、おむつ変えたりおもちゃで遊んだり。

 

「ほんとカナヘイきらきら来て良かったです。友だちにも教えます。」

「こんなこと誰に話していいかもわからなかったから聞けて良かったです。」

「このままセックスレス突入でしたねカナヘイびっくりならない努力が必要ですね。」

「無理だと思ったけど、なるほどそれならできますね。やってみますカナヘイハート

 

『また来まーす!カナヘイ花

『いつでも来てねーカナヘイピスケ

 

セックスレスの話ばっかりじゃないから安心して来てねとびだすうさぎ2

 

駐車場もありますよ車

 

 

毎月第一水曜日・第三金曜日 9~12時

 2/1(水) 2/17(金)無料

幅下コミュニティーセンター 2階和室

090-9918-5844 今枝

(電話で参加希望日をお伝えください)

 

個人面談で有料のご相談はこちら

夫婦問題・離婚問題相談室 リボーンHP

 

コンドームを正しく使えていますか?

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『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

結婚(入籍)し、新婚生活を楽しみ、お互いの生活リズムが整い、「そろそろ赤ちゃんが欲しいね。」となった時、子宝に恵まれるのが望ましいことだとは思います。

しかし、お付き合いが始まり愛し合っていれば当然のことながらお互いのからだを求め合い愛情を深め合う性行為はあり、妊娠する可能性もあるわけです。

 

中高生の話ではなく成人の話です。

私個人的には、親の世話になり学校に行かせてもらい自立できていない時期、責任を取ることができない人のセックスは賛成していません。

 

成人となり愛する人とお付き合いをしている間でもやはり避妊は必要です。

いろいろな避妊方法がありますが、価格や副作用などから考えても結婚前の場合はコンドームの使用が一般的かと思います。

二人とも性病に感染していなくて他にパトナーはいないという前提で、避妊についてのみのお話です。

コンドーム

コンドームも使わずに、

「膣内で射精してないから大丈夫。」

「排卵日は避けているから大丈夫。」

「生理中だから大丈夫。」

これらは問題外ですが、コンドームを使用しているからといって100%安全ではありません。

なぜならば多くの方がコンドームを正しく使えていないからです。

 

*古くないですか?

*財布の中で傷ついていませんか?

*ラブホテルに置いてあるものは信用できますか?

*サイズはあっていますか?

*袋を破くときに傷つけていませんか?

*爪は短く整えてありますか?

*精液だまりの空気を抜いて装着していますか?

*裏表間違えて一度接触させてからひっくり返していませんか?

*包皮をしっかり根元にさげゴムを伸ばし、包皮とともに上にあげさらにゴムを伸ばし、最後までゴムを下ろしきっていますか?

*一度使用したものをもう一度使用していませんか?

*早漏防止に2枚重ねて使用していませんか?

*射精時だけでなく挿入の最初からつけていますか?

*途中で外れず射精後すぐしっかり抜いてから外せましたか?

どうでしょう、完璧ですか?心配になった方はこちらの動画をご覧ください。

 

これを知ってほしいのは男女共にで、全部男性任せにするのはちょっとかわいそうです。

ムードを壊さず女性に気づかれず一連の行動をすることはかなりのベテランでも難しいでしょう。

女性も積極的に「わたしもやってみた~い」と挑戦してみてください。

つけるのが面倒くさいとか、つけない方が気持ちいいから嫌だというふざけた相手とはさっさと別れましょう。

 

普通サイズが抜けやすい方、きつくて痛い方は大小サイズもあります。

早漏ぎみの方には0.1ミリの厚いものもあります。

薄いのもゴム臭のないものホットジェル付きやパッケージの可愛いものもいろいろあります。

ふたりで楽しくコンドームを選び正しく使って、安心してセックスを楽しんでくださいね。

日本結婚教育カウンセラー協会の「性」の分野を深めます

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

結婚教育の4本の柱の一つに「婚育100年プロジェクト®」があり、

人生を「結婚」というワードで、縦割りではなくひとつの横のつながりで考えます。

婚育100年プロジェクト

 

芽生えの時期・・・・・・・幼少期・小学校低学年

希望の時期・・・・・・・・・小学校高学年・中学生

挑戦の時期・・・・・・・・・高校生・大学生・青年期

イメージの時期・・・・・・結婚までの期間

原点の時期・・・・・・・・・新婚期間

変化の時期・・・・・・・・・妊娠期間

成長の時期・・・・・・・・・子育て期間

新たな挑戦の時期・・・中高年期

成熟期・・・・・・・・・・・・・老年期

 

9期に分けていますが、それぞれが複雑に絡み合っていると考えます。

自らが成長の時期には、芽生え・希望・挑戦の時期の子どもがいますし、

新たな挑戦の時期には、独立した子ども、孫、成熟期の親がいます。

かかわり方が大変重要になってきます。

 

そのすべてにかかわる問題に、「性」があります。

私は日本結婚教育カウンセラー協会の中では「性」の分野を深めていきます。

 

日本性科学会の会員として

夫婦の性にお答えする夫婦問題カウンセラーとして

セックスを肯定的にとらえる女性として

子や孫を持つ母親として

日本結婚教育カウンセラー協会「性」の分野を支え、結婚教育の普及に尽力致します。

 

性(SEX)と結婚

 

心から安らげるセックスで仲良しな夫婦がたくさん増えますように

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

夫婦だからセックスしなければいけないわけではありませんが、日本の民法や裁判では夫婦のセックスを重要なものとみなし、正当な理由なく拒否し続けてはならないとされ、裁判上の離婚理由「婚姻を継続し難い重大な事由」にあたる場合もあります。

婚姻届

セックスレスも夫婦が同様に性欲が全く無ければ問題無いのですが、どちらかがいつの間にか我慢してしまっていることがほとんどです。

ましてやこれまた大切な集団欲とも密接に関係するスキンシップさえも全く無い場合、夫婦関係が潤いの無いものになってしまいます。

しかし、夫婦が良ければ何でもありの他人からはどうでもいい踏み込むことの難しい問題なので、気持を優先させる正しい夫婦のセックスについて誰も教えてくれません。

夫婦カウンセリングを得意とする私が、恥ずかしくもいやらしくもない、とても大切な夫婦のセックスについて、真面目に大切に伝えていきます。

 

夫婦が楽しめて愛情を確認しあえるなら、どんなプレイもOKだし、抱き合うだけの時があってもOKです。

心から安らげるセックスで仲良しな夫婦がたくさん増えますようにラブラブ

 

性(SEX)と結婚

夫婦問題・離婚問題にお答えしています。

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

夫婦のセックスについてのご相談に

「夫婦問題・離婚問題相談室 リボーン」

で真面目にお答えしています。

 

夫婦のセックスの問題といっても、いろいろあります。 相談ベスト3は、

男性側

1位 したいのに妻が拒否

2位 したいのに機能的にうまくいかない

3位 したくないのに求められる

女性側

1位 したくないのに求められる

2位 したいのに機能的につらい

3位 したいのに夫が拒否

 

皆さんに共通すること。 それは夫婦関係をなんとか改善させたいと言う思いです。

 

そして順位外に「セックスレスではないけどイマイチ」があります。 私はここにも大きな問題があると思っています。

 

セックス以外で相談に来られる方にも必ずお聞きするのが、 「セックスはいかがですか?うまくいっていますか?」

 

「セックスは最高ですが、夫婦仲は悪いです。」 と言われる方は聞いたことがありません。

 

安らげるセックスは「夫婦関係改善」の救世主となります。

 

性(SEX)と結婚

子どもの性教育は、親の意識が重要となります。

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

「ねえ、どうして女の子にはおちんちんがついてないの?」

「赤ちゃんはどこからくるの?」

 

幼児期の子どもに性教育が必要なことはもちろんですが、その前に幼児期の子どもを持つ親に性の素晴らしさを知っていただきたいと思います。

 

性を知り、人を愛すること愛されることの素晴らしさを知ってほしいです。

 

幼児が自ら本を読んで学ぶということはないと思うので、多くは親から言葉で教えると思いますが、実は子どもは親のことをいつもじっと観察しています。

 

口では「お父さんはお母さんのことが大好きで、お母さんもお父さんのことが大好きで、それであなたが生まれてきたんだよ。」と言っていても、実は夫婦間でセックスはもちろん肌に触れられることさえ拒否しているような場合もあります。

手をつなぐ

子どもに性教育をすること以前に、幼児を持つ親の性に対する意識が重要となります。

 

性(SEX)と結婚

赤ちゃんへの性教育は愛を教えることだと思います

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

性を教えることは愛を教えることだと思います。

これなら幼少期前、生後間もない赤ちゃんにもしてあげられます。

 

赤ちゃんにはいっぱいの愛を与えてあげましょう。

泣くこと、眠ること、おっぱいを飲むこと、排泄することしかできない赤ちゃんです。

泣いたらすぐに「どうしたの?」と聞いてあげましょう。

お腹がすいているのならおっぱいをあげ、からだに不快感があるならおむつを替えたり体温を調節したり、眠いなら抱っこしてあげましょう。

泣いたら助けてもらえる、不快を取り除いてもらえる、いつも守られているという安心感から、赤ちゃんは愛されていると実感します。

おむつ替え

そして沐浴やおむつ替えの時に体を清潔にしてあげましょう。

性器は特によく観察しながら、ゴシゴシこすりすぎないでそっと丁寧に拭いてあげてください。

自分の体を清潔に保つことが気持ちいいことだという感覚を身につけ、習慣にすることはとても大切なことです。

 

お母さんお父さんの中には自分やパートナーの性器をしっかり観察したことがない方も見えます。

子ども作ったのにそれはないでしょ?!と思われるかもしれませんが、実際あるのです。

見たことないから知らないなんて言ってられません。

おむつかぶれしないように、特に女の子はそっと割れ目を開き尿道や膣にばい菌が入らないように気を付けてきれい拭いてあげましょう。

性器はとても大切なところ、優しく扱わないと傷ついてしまうところだということを再認識することは、お父さんお母さんにとっても良い学びになると思います。

 

性(SEX)と結婚教育

 

小さいころの呼び方、男の子は「おちんちん」女の子は?

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

乳児を過ぎ少し言葉が話せるようになると、会話の中にも性器を表す必要が出てきます。

 

「おちんちんは大事だよ。」「おちんちんきれいにしようね。」

そこで問題となるのは、女の子の性器は何と呼べばいいの?です。

「あそこ」では良くわかりません。

 

方言によって違うらしく、東京、大阪、名古屋でも違うらしいのですが、

???その呼び方、生まれてこのかた一度も口に出したことはありません。

 

私は女3人姉妹でしたが、おちんちんと言っていたような気がします。

男の子と女の子では形が違うという理解だったと思います。

 

ペニスとヴァギナ、これも今まで使ったことがありません。

具体的に細部の名称が必要な場面が出てくるまで、このブログ内ではおちんちんで統一しましょう。

 

子どものほうからも、痛いかゆいなどを伝えてもらうときに必要なので、保護者の方もお子さんと共通の言語を作って正しく意思の疎通ができるようにしてください。

お腹が痛いのか、肛門がかゆいのかおちんちんがかゆいのかは違ってきますから。

 

大事なところ、清潔にしなければいけないところです。隠さなければいけないところだけど、困ったときには親や保育園の先生には、恥ずかしがらず話せるように教えましょう。

 

子どもがかゆいとか痛いとか訴えて来たら、ほかの人は誰もいない明るいところでよく見てあげてください。虫に刺されていないか、かぶれていないか、傷になっていないか。

きちんと対応して、子どもさんを安心させ、大げさなようですが何かあったら話そうと思える信頼関係を築いてください。

 

無いとは思いますが、間違っても「そんな恥ずかしいこと言わないの。」とか「何ともないから大丈夫。」と見て見ぬ振りするようなことはしないでください。

 

信頼できる大切な人には性器のこともきちんと話せる習慣が子どもの頃からあれば、結婚してからパートナーにも痛いことや困っていることがきちんと伝えられると思います。

 

性(SEX)と結婚

「仲は悪いがセックスは楽しい」夫婦はいません。当然逆も。

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

私は毎日結婚生活でお困りの方の相談に乗ってるのですが、

セックスに関するお悩みの方だけでなく、全員にお聞きしていることがあります。

 

お付き合いの時のセックスについて、

結婚してから現在までのセックスについて、

 

浮気、借金、暴力、親戚がらみ、性格の不一致・・・ほぼすべての方にです。

 

結婚するまでセックスが一度もなかった方もいらっしゃいますが、

ほとんどの方は、お付き合いの時は不満もなく良い感じです。

 

そりゃそうですよね。

嫌なら結婚していませんから。

 

それが、何かしら夫婦間の悩みをお持ちの方はほぼ100%セックスに満足していません。

結婚してから変わるんですね。

困る夫婦

時代錯誤もはなはだしい「女はやればだまる!」なんて意見は一切認めませんが、

思いやりのある、相手を愛おしむセックスができていれば、悩みも軽減することでしょう。

もちろんお互いにです。

 

セックスの相性は最悪だけど仲は良いとか、仲は悪いがセックスは楽しい、これは聞いたことがありません。

セックスは二人だけの世界で行う最高のコミュニケーションです。

新婚夫婦

結婚前には問題なかったことがなぜ結婚して夫婦となり家族となると問題となるのでしょうか。

お互いのセックスについての価値観を話し合う前に、まず自分の価値観を子どもの頃からふり返り見つめてみましょう。

男とは女とは、夫とは妻とは、父親とは母親とは、どのようなセックスをすると考えていますか?

 

 

性(SEX)と結婚

 

夫婦間でセックスの優先順位が一番になると嬉しいです

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

セックスはめんどくさい、汚い、疲れる、痛い、気持ちよくない、

それではしたくない気持ちはよくわかります。

当然です。

 

セックスは癒される、気持ちいい、楽しい、愛情を感じる、

それならしたくなりますよね。

当然です。

 

仕事で疲れてるから・・・

子どもがいるからその気にならない・・・

 

大好きなゴルフに行くならどんなに疲れていても5時起きして行きます。

ゴルフ

ママ友とアイドルのコンサートに行くなら実家に子どもを預けても行きます。

アイドル

 

セックスを後回しにするのは、優先順位が低いからですよね。

優先順位が低いってことは、価値が低いってことですよね。

 

夫婦にとって大切なコミュニケーションの価値がそんなに低いのは悲しいです。

精神的にも肉体的にもすっごく満たされるセックスの優先順位が断然上位にくると嬉しいです。

ハグ

だってよく考えてみてください、

日常生活で、声が出ちゃうほど気持ちいいことってセックス以外にありますか?

 

性(SEX)と結婚

幼児から「プライベートゾーン」を教える必要性

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

幼児になりお話もできるようになり、24時間保護者と一緒にいなくなるころまでには、「プライベートゾーン」を教えてあげましょう。

水着女子 水着男子

プライベートゾーンとは、水着着用時に隠れる場所を指す。水着の種類によって隠れる場所に違いがあるが、少なくとも男女の陰部・女性の乳首乳輪とその周辺を指し、女性は上半身にもプライベートゾーンがある。(ウィキペディア)

 

幼児には「水着を着て隠れるところがプライベートゾーンだよ。」がわかりやすいと思います。

プライベートゾーンなので、自分だけの場所、大切にしなければいけない場所です。

自分のからだ(性)を大切にすること、それと同時に他人のからだ(性)も大切にすることを教え、むやみに他人に見せたり見たりしてはいけないことを話して聞かせてあげてください。

 

「大切にしなければいけない場所だから、痛いときやかゆいときはお母さん(保護者の方)におしえてね。」と言って、その時は人目のないところで見てあげてください。

まだ小さいから恥ずかしくないだろうと、友だちの前でパンツを下げるようなことはしないでください。

 

プライベートゾーンを教えることは、子どもを性犯罪から守ることにもなります。

プライベートゾーンを見たがったり触りたがったり、または見せたがったり触らせたがったりする人がいたら「いやだ!!」と言葉で言えるといいのですが、言えなくてもその場から逃げることを教えてあげましょう。

 

一度話したからわかっているだろう。嫌なことだからしないだろう。と思っていてもいざ現実となるとなかなか行動できないものです。

周りの大人が態度や行動でいつも示し、繰り返し話して伝えることが大切です。

ですから、家族といえども平気でプライベートゾーンを見せて着替えたり、だらしない恰好を子どもに見せたりしないようにしてください。

 

プライベートゾーンは自分の大切な場所です。

幼児でもちゃんと話せばわかります。

 

性(SEX)と結婚教育

 

ドキッ!ついに来た!「赤ちゃんはどうしてできるの?」攻撃

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

「赤ちゃんはどうしてできるの?」

「ドキッ!! ついに来たあせる

3歳くらいになりそろそろ来るかもと思っていても、やはり焦ってしまうことでしょう。

コウノトリ

3歳の子どもが性交についてついて具体的に知りたいわけではありません。

きっとあかちゃんをテレビで見たり、公園で見かけたりして聞いたのでしょう。

「赤ちゃんかわいいね。赤ちゃんほしい?」と優しく返してあげましょう。

「どうしてできるかなぁ~って思ったの?すごいね音譜」ってほめてあげてください。

 

説明しようと思ったら、ほかのことをして遊びだしてしまったとかなら、ちょっと言ってみたかっただけかもしれません。

いつでも聞けばいいんだと安心して終わりかもしれません。

 

「パパもママが大好きでラブラブママもパパが大好きでラブラブ赤ちゃんが欲しいねって相談してつくるんだよ。」

「あなたができたとわかった時はすっごく嬉しくて、お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんなで大喜びしたんだよ音譜

幸せな気持ちで、望んで赤ちゃんができることを伝えてください。

 

もう少し大きくなり、本当の意味で疑問に思う頃になったら、「赤ちゃんはどこからくるの?」の絵本などを使い、正しく教えてあげましょう。

恥ずかしいとかいやらしいとかは一切なく、幸せいっぱいな気持ちになりますように。

 

「赤ちゃんはどこから生まれてくるの?」

「これまた困ったあせる見せて説明するべきか?汗汗

別に見せる必要はありません。

「女の人はおしっこの出る穴と、うんちの出る穴の間に、赤ちゃんが出てくる穴があるんだよ。赤ちゃんが産まれる時だけ大きく広がるの。」

「うまく出られないときは、先生にお腹を切って上手に出してもらうこともあるんだよ。」

「大切なところだから、いつもきれいにしてるし、パンツはいて隠してるんだよ。」

で大丈夫です。

 

今は立ち合い出産が多く、娘の出産のときに2歳のお兄ちゃんも立ち会ったそうです。

「ママのここから赤ちゃんが出てきて、え~ん!え~ん!って泣いたよ。パパもママも泣いたよ。」ってニコニコ嬉しそうに話しています。

どこから産まれてくるかは少し驚いたようですが、それよりみんなが嬉しかったことが心に残るようです。

 

幼児には幼児の段階の性教育があり、小学生には小学生の段階の性教育があります。

子どもが興味を持ったことに目をそらさずに答えてあげてください。

知らないことは聞かれませんが、もし知らなかったら子どもの興味に沿って一緒に調べて答えてあげれば大丈夫です。

説明の仕方がわからないときも一緒です。

「お母さん、うまく答えられないから調べてみるわ。待っててね。」

 

間違っても「橋の下から拾ってきたんだよ。」(昔はよく聞きました)と嘘を教えたり、「そんなこと聞くんじゃありません!」「いやらしいこと言って、なんて子なの!」とだけは言わないでくださいね。

性は自分を愛すること、人を愛することです。

正しく知った子どもは自分を大切にします。思春期になっても、大人になっても。

 

性(SEX)と結婚教育

お母さんへ「お子さんは不審者に狙われる理由を知っていますか?」

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

「怖い人に連れていかれちゃうよ!」

見るからに怖い人が近づいて来たら逃げるだろうし、自分からついていくことはないと思います。

優しい感じで近づいてくるから危険なのです。

小学生になると道を聞かれることもあるかもしれません。

「何か用事かな?」「困っているのかな?」と思い、逃げるタイミングを逃します。

 

ムーチョさんの記事を読み、確かにと思いました。

子供は「なぜ不審者は子供を狙うのか」という理由を知らない?

 

私も小学生の時に2度危険な目にあいました。

 

一度目は夏休み、図書委員の当番で一人で学校に向かう途中、家から出てすぐにちょっと汚い感じのおじさんが声をかけてきました。

「道おしえてほしいから一緒についてきてくれる?」

と言って手をつなごうとしてきました。

「これはよく聞く連れていかれちゃうってやつだな。」

アワアワとなり体が固まりそうでしたが、さっと身をかわし、少し離れたところにいた友だちのお父さんに助けを求め助かりました。

 

2度目は学校から帰る途中、家まであと30メートルのところで私の前を歩いていた20代くらいのお兄さんが振り向き声をかけてきました。

「○○さんの家を探してるんだけど知らない?」

知り尽くした近所なので

「そんな家はありません。」

と答えると、

「こっちの奥にあると思うから一緒についてきてくれる?」

と言って、路地の奥を指さしました。

路地の奥の家もよく知っているおうちだったので

「違いますよ。」

と答えると、それでも一緒に来てほしいと言いました。

路地の奥に住んでいるおばさんに違うと言ってもらえば気が済むかな?と思い先に進み聞いてあげました。

「そんなうちないねぇ。」

で終わり。

本当はすごく怖くておばさんに助けを求めたかったけど何も言えず、私が平気そうな顔をしていたのか、その男性が普通だったからか、おばさんは家に引っ込んでしまいました。

「この奥にあると思うんだけど、一緒に行ってくれない?」

その奥は何年も使っていない物置があるだけです。これ以上は危ないと思って

「ありませんから。」

と言って身体の震えをおさえながら急ぎ足で家に帰りました。

父に話すと、すぐ外に出ていきましたが、すでに男はいなかったようです。

 

小学生の私は、誘拐についてどう思っていたのでしょうか?

「女の子はかわいいから一緒に遊びたい」とか、「お金持ちの家から身代金を取ろうと思っている」くらいしか考えていなかったと思います。

 

その時は2度とも本当に怖かったけど、じゃあ何をされるから怖かったのかと思い返すと、一度目の時は「どこかに連れていかれちゃう」と思い、二度目は「ナイフとかで脅されるかも」と思いました。

小学生の感覚で性的な嫌がらせをされるとは想像していなかったと思います。

 

平成24年 警察庁発表 子供の犯罪被害対策 13歳未満の子供が被害者となった刑法犯

被疑者の犯行動機の内訳

被疑者の犯行動機の内訳(平成24年)

性交目的とわいせつ画像収集目的を合わせると約85%です。

 

子どもを狙う不審者はプライベートゾーンを見たり触ったりそれ以上のことがしたいのです。

そしてそんなことは絶対させてはいけないことを、子どもにことあるごとに繰り返し教えてください。

私は親子でシュミレーションし、拒否する訓練を繰り返しするのもいいと思います。

 

ついて行ってはいけない、逃げる、大声を出して助けを求める、防犯ブザーを持つ事は学校で教えてくれると思いますが、不審者は何が目的であなたを狙うのかを教えることが重要だと思います。

不審者の多くは男性で女の子が狙われることが多く、そして男の子にも危険があることも教えてください。

 

学校からの帰宅時間に事件発生件数が最も多いようです。

なるべく一人にならないように、どうしても一人になってしまうときには特に気を付けるように伝えてください。

 

重ねてお願いします。お子さんに教えてください。理由を知っていればもっと強く拒否できます。

不審者はあなたのプライベートゾーンを狙っています。

プライベートゾーンは大切なところなので見せても触らせてもいけません。

 

性(SEX)と結婚教育

 

幼児の性器いじり、あらあら!困ってしまいますよね。

夫婦問題の現場から性を考える、今枝朱美です。

 

3歳を過ぎる頃になると、男の子がおちんちんをいじりはじめ困ってしまうお母さんが多いと思います。

子どもを叱る母

 

思春期以降の自愛行為と同じように考え、ドキッとしてしまいます。

確かに気持ちいいことは同じなのですが、意味合いが違います。

 

心理学者フロイトは快感の感じ方にも発達段階があるといっています。

 

口唇期・・・生後~1歳頃、指やお母さんの乳首などおしゃぶりする行為の唇から得られる快感。そして心地よさ、安心感、愛を知る。

肛門期・・・1~2歳頃、大便をためたり出したりすることの快感。そして、トイレトレーニングの時期で、失敗を知り、規則を守れる満足感や達成感につながる。

男根期・・・3~6歳頃、性器を触ることによって得られる快感。そして、男女の違いを知り、恋する気持ちを知る。

潜伏期・・・7~12歳、性の活動は一時休止し、エネルギーは、もっぱら知識獲得、人格形成に向けられる。

性器期・・・13歳~、思春期、性欲が性器に集中する時期。性器同士の結合、生殖を目的とした性欲。

 

性器いじりの頃の幼児性欲は自分に向かう自体性欲で、思春期以降の一般的にいわれる性欲とは違います。

手を下に下げるとちょうどいい場所にあり、触ると気持ちよくて安心し、緊張しているときなどはついつい手が行ってしまいます。女の子でも見られます。

 

「うわぁ!いやらしい!」などと過剰反応せずに、「大切なところだから汚い手で触るとばい菌が入っちゃうよ。手洗おうね。」とか、「おしっこ我慢してるかと思ってみんなが心配するよ。」とか、それとなくやめたほうがいいことをわからせてあげてください。

そのうちにしなくなるだろうくらいに考え、ほかの遊びなどもっと興味のあるものに集中させてあげて、興奮と満足を提供できると良いですね。

 

雷を落とすかのような全否定はやめてください。強い罪悪感を感じ、その後の健全な性欲の発達が妨げられることも考えられます。

あまりに執拗に性器を触る場合は、愛情不足を心配してあげることも必要かもしれません。

大切な時期なので、お子さんをよく見てあげてください、お願いします。

 

この時期の男女を意識し、父親母親を異性として認識するお話、親も少しずつ子離れが必要になるお話は次回といたします。

 

性(SEX)と結婚教育

 

子どもの成長は親の成長なしには考えられません

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

3~6歳の男根期は性器を触ると気持ちいいことを知り、外に出ているおちんちんのあるなしで男女の性差を知る時期だという話は前回しました。

 

3歳までは父からも母からも母性愛でしっかり守られていた状況から少し成長します。

母性愛でがっちり腕の中で守っていた状態から少し外の世界に触れさせ、安全に生きるためのルールを教えます。ここで父からも母からも外の世界を教える父性愛が必要となります。

 

この時期に男と女がいることに気づき、自分は男なのか女なのか意識します。

男の子も女の子もみんなが大好きなお母さんですが、大好きなお母さんには大きな存在のお父さんがいて、お父さんとお母さんはどうやら自分ではなく夫婦が一番なことを知り、勝てないのは悔しいけどその仲良しなお父さんとお母さんに自分は愛されているんだと安心し、ひとつラインを引き成長していきます。

 

そしてお母さんに恋していた気持ちが外に向き、幼稚園の先生やさくら組の○○ちゃんが初恋の人となっていきます。

 

この時期のお父さんお母さんに、「セックスはありますか?」とお聞きすると、「子どもがいるのでなかなか・・・」と言われます。

そんな方は大体「川」の字で寝ています。

それでは状況的に難しいと思いますので、夜中の授乳時期が済んだら子どもを真ん中じゃなくふちに寝かせてください。

そう助言すると、「ふちだとベッドから落ちるんです。」と言われる人がちょいちょい出てきますが、壁につけるなり工夫してください。

幼稚園に行く頃にはお母さんと一緒の布団じゃなくて、一人の布団に寝かせてください。

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部屋を分けるほうが良いですが、住宅事情により難しい場合もあるかと思いますので、夫婦が一緒に寝て子どもは一人で寝かせてください。

「子どもが・・・」と言い訳して、実は母が子どもと離れられなかったり、夫を何気に寄せ付けない工夫を必死にしている場合もあるので、子どもの自我の芽生えのためにも正しい姿を考えてください。

子どもも親も成長に合わせ共に変化していくことが大切です。

 

性(SEX)と結婚教育

中華10回はガマンできなくても、あれはガマンしている人が多いです

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

結婚する前のお付き合いの段階を考えてみましょう。

気になる女性が現れ何とかして仲良くなりたいと思うとき、その女性に興味津々だと思います。

デートしてもらう為にはどうしたらいいだろう。

遊園地、映画、ドライブ、買い物、スポーツ観戦、何が好きなんだろう。

オシャレなカフェでお茶して、お散歩して、夕飯はどうしよう。

今流行ってるのは何だろう。人気のお店をネットで調べようかな。

彼女の好き嫌いをリサーチしたい、といろいろ考えると思います。

中華

いろいろ考えた結果、初めてのデートだからと気取らずに、いつものお気に入りの近所の中華にしたとします。

「ここの餃子、最高なんだ!」(知らないお店で失敗したくないからな。)

「わぁー、私餃子大好き♡ おいしいね。」(行きつけのお店を私に紹介してくれたんだわ。嬉しい。)

「だろう。何度食べても飽きないんだよ。」(気に入ってくれてよかった。気楽なお店が好きなんだな。)

 

最初はこれで良いとしましょう。

これが2回3回、10回と続いても何も言わず近所の中華ですませていたとしたら・・・

(庶民的な彼女でよかった、気を使わなくていいし、家から近くてその後便利だし。)

これで良いんだと思って男性は自分のペースを続けます。

(また中華?!たまにはオシャレなイタリアンも行きたいし、ファミレスでもいいからほかのものも食べたいわ。それよりも何よりも私の気持ちは考えてくれないの?!私だって食べたいものあるのに。)

彼女が不満なことに気づく訳もなく、ずるずると続いてしまいます。

 

いかがですか?

「嫌なら言えばいいのにと思いましたよね。

 

これがセックスだったらどうでしょう?

けっこうあるように思います。

最初は彼のことが好きだから良かった、でも毎回彼の好きでラクで慣れているパターンが続くと、「私のこと考えてくれてないの?」と不満になってきます。

でも女性がああしてこうしてとは言いにくい空気があります。

「俺がへただって言いたいのか。」

「前の男がそうしてくれたのか。」

「いやらしい女だな。」

「ずっと不満だったのか。」

あなたはそうではないと思いますが、そういう男性がまだまだいるのです。

そして、そう思われたらどうしようと心配して、言えない女性もまだまだいるのです。

 

最初のデートは男性がエスコートし、相手が喜ぶことを一生懸命考えるのと同じように、そして、彼女に「趣味は何?」「何が好き?」と聞いてあげるのと同じように、セックスの時も彼女が喜ぶことを一生懸命考えてあげて、そして聞いてあげてください。

 

「好きだから」で、問題にしないまますぎてしまったり、遠慮して今は言えないけどがずーっと続いて結婚してしまい後々離婚問題に発展することは良くあります。

(そしてこんなことも、、、)

 

お互いに相手のことを思いやり、いつも興味をもって接することを忘れないでお付き合いしてください。

気持ちは伝わりますので自然に相手も同じようにしてくれることでしょう。

そして良い循環がうまれます。

相手を思いやる気持ち、嫌だと言える勇気が必要です

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

中学生の男女は平等ですか?のつづき

 

日本性教育協会の2014年性に関する調査のデータです。

中三性データ

1987年からの変化には驚きですね。30年前は家庭にパソコンも、もちろんスマホなんて影も形も無い時代です。

想像力豊かで異性に対して夢や希望も多かったのですね。

性交願望なので、実際の性交経験率とは違います。

日本性教育協会の調査結果によると、中学生では性交経験率は男女ともどの年度でも2~4%程度を推移しています。

 

では、そもそも性交の前に中学生の「つきあう」って何をするのでしょう?

お互い好き同士だということを確認し合ったうえで、お話ししたりラインをしたり、遊びに行ったりスキンシップしたりとそれぞれ違い、幅広い感じです。

学生カップル

 

でも表からもわかるように、どちらかというと男子の方がよりスキンシップを求める傾向があると思います。

でお話ししたように、腕力で勝る男子が嫌がる女子に力づくで求めてはいけません。

空気を読むことが得意な女子が、求められているから、嫌われたくないからとイヤなことに応じてはいけません。

そんなのは愛でも何でもありません。相手のことを本当に大切になんて思っていません。

男子が腕力を優しさで抑えた上に、男女平等が成り立っていることをよく知り、相手を思いやることができる本当の優しさを持つ者同士が、平等の立場でお付き合いしてください。

 

好きだから、ふられたくないからといって、嫌なのに我慢して相手の言う事を聞く癖は絶対つけてはいけません。知らず知らずのうちにデートDVにつながるかもしれません。

嫌なことを嫌だと言える勇気のある人、相手の嫌だを受け止められる寛容な心を持っている人とお付き合いしましょう。

 

私は性に対しての知識のない人、愛することがわかっていない人の性行為は反対です。

そしていくら知識や愛情があっても、妊娠出産などの結果に責任を取ることができない中学生の性行為は絶対反対です。

男女平等だと言っても、望まない妊娠出産中絶でからだと心にダメージを受けるのは女子だということも事実です。

中学生の男女は平等ですか?

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

男女世界平等ランキング2016が発表されました(世界経済フォーラム 対象144か国)。

これは経済・政治・教育・健康の4つの分野において、男女格差をどの程度埋めているかを調査しています。

日本のランキングは前年度よりさらに10ポイント落とし111位、G7の中では最下位です。

教育・健康は問題ないのですが、経済・政治の格差が大きく順位を下げています。

 

それでは現在の中学生は男女の平等をどのように考えているのでしょうか?

中学生男女

 

技術家庭科なども男女完全共通となり、男女同じように教育されていますが、

中学になると男女別の制服で、明らかに小学生の時より違いを意識すると思いますし、

そしてやはり小学生の時と比べ体格の差、腕力の差を感じるようになってきたのではないでしょうか。

 

権利は平等ですが、何でも同じことができる訳ではなく、リングの上で本気で戦ったら、

平等平等といくら女子が張り切っても、ほぼ男子に負けてしまうでしょう。

体力測定の結果を見れば明らかです。

 

夫婦のトラブルでよく見かけることがあります。

力で勝ることをいいことに妻に暴力をふるい言う事を聞かせようとする夫。

夫が手を上げないのをいいことに、ヒステリーを起こし夫に暴言を吐く妻。

どちらもお互いがあってこその自分だということがわかっていません。

暴力や暴言により争いが一時収まったとしてもそれが解決につながるでしょうか?

 

ですから私は男子が腕力を優しさで抑えた上に、男女平等が成り立っていると思っています。

男子は女子を腕力体力で守ってください。女子は男子の優しさを理解し、会話力とコミュニケーション能力で支えてください。

上下や勝ち負けは無く、ひとは凹凸で惹かれ合います。

相手の優れているところを尊重し合いながらの平等を意識できると素敵だと思います。

 

相手を思いやる気持ち、嫌だと言える勇気が必要ですにつづく・・・

 

出産後や閉経後、ホルモンバランスの変化で潤い不足のあなたへ

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

セックスに積極的になれないあなた、潤い不足ではありませんか?

性交痛があったら、そりゃあ苦痛ですよね。

出産後や閉経後など、ホルモンバランスが崩れると潤い不足になります。

感じるから濡れるとか、感じないから濡れないとは関係ありません。(というより、そもそも感じると濡れるとはイコールではありませんからお間違いなく。)

 

そんな時は潤滑ゼリーがおススメです。

リューブゼリー

 

一般社団法人 日本家族計画協会 医学委員会開発 リューブゼリー(ユーチューブも見てね)はいかがでしょうか。

先日の日本性科学会セミナー・学術集会にもブースが出ていて、デリケートイン(写真右)をひとつもらってきました。

デリケートインは指につけなくても塗布することができる使い捨てタイプです。

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1000円で6グラムが4本入りなので、1本250円、私の感覚ではちょっと高い、、、

普通のは55グラムで1000円、一度に6グラムも使わないのでたくさん使えます。

 

ゼリーとローションは違います。

・潤滑ゼリー:女性の膣内に注入して滑りを良くする。

・ローション:身体全体に塗布して使用する。

 

成分もゼリーの方がよりこだわって作られています。

 

結婚する前だと「彼に使うことを知られたくない」場合もあるかもしれませんが、夫婦であれば夫側から提案があってもいいのかもしれませんし、前戯の一環として塗布してあげてもいいかもしれません。

(他メーカーで事前にこっそりタンポンのように中に挿入して注入するタイプもあるようです。)

 

これからの季節、「つめたっ!」とならないように右から2番目のHotタイプもあります。

(私は相談された時にはこれをおススメしています。通販で買えますよ。)

 

潤い不足が積極的になれない原因ではないあなた、女性が積極的になれない原因のNO.1は「めんどくさい」なので心配しなくて大丈夫ですよ。

あなたと同じように思っている人は他にもたくさんいるのですから。

 

 

ふんわりリボン夫婦問題・離婚問題相談室 リボーンHP

 

ふんわりリボンブログ 困った夫婦問題、私と一緒に考えよ♪

白馬に乗った王子様が夢の世界へつれていってくれ・・・ません

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

いつでも結婚できる状態にある女性たちへ

 

どんな世の中になろうとも、「いつかきっと私を幸せにしてくれる白馬に乗った王子様があらわれるに違いない。」と夢見ていますよね。

白馬王子

 

まあ、それはちょっと違ったかな?と現実に気づいたとして・・・

 

セックスに関してはまだまだ男性任せの女性が圧倒的に多いですね。

「彼が私を夢の世界に連れて行ってくれるはずだ。」

「彼が私にお花畑を見せてくれるに違いない。」

「早く全身に電気が走る感覚を味合わせてくれないかなぁ~」

 

すべて男性にゆだねて、任せて、せいにして、いけないのを男性だけのせいにするのはちょっとかわいそうです。

 

夫婦問題の相談にみえた女性たちと話をしていると、みなさんイマイチだと言いながら、

「で、どんなふうにせまられると燃えるの?」

「え~~?どんなふうにって言われても・・・わかりません。」

「じやあ、どこをどんなふうにされると感じるの?」

「自分ではよくわかりません。」

 

自分でもわからないことを、彼にしてって言ってもそれは難しいでしょ??

 

小説や映画、レディスコミックなどで、自分の好きなシチュエーションを知ることも大事だし、大丈夫ならアダルトビデオなどに挑戦してみるのもいいかもしれません。

(アダルトビデオは男性の夢と妄想で制作されたもの、現実ではないことをお忘れなく。)

わたしもそれでけっこう自分の好きなことと嫌いなことがはっきりしたような気がします。

自分で自分の心とからだを知ることは大切なことですよ。

 

そのうえで相手を思いやる気持ちを忘れずに、嫌なことはイヤ、してほしいことはしてって遠慮しないで伝えます。

彼からのアプローチを一方的に待ち、白馬に乗った王子様が夢の世界へつれていってくれないと文句を言うのはやめましょう。

 

セックスについてお互いに歩み寄りすり合わせていくことができる相手となら、結婚生活も同じようにうまくできると思いますよ。

そんなふたりで素敵な関係をつくっていけるような王子様を探してくださいね。

 

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ふんわりリボンブログ 困った夫婦問題、私と一緒に考えよ♪

 

 

 

セックスレスのセミナーは言葉を選び緊張しました

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

「セックスレスですが何か問題ありますか?」

セミナー終了しました。

なんか緊張した~

いつものカフェ形式や面談で好きに話している時と違い、セミナー形式となると言葉も選ぶので調子が出ない。

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特に前半、硬い硬い

セックスレスとは、そして現状について統計的なお話。

既婚者の約半数がセックスレスだと感じていますが、それを多いと思うのか少ないと思うのか?

 

私のところに夫婦問題のご相談にみえるトラブルを抱えている人で考えると、約9割を超えています。

やはりそこには男女のセックス感に大きな違いがあるから、

男性は快楽を求め結果として愛情を感じ、女性は愛情の確認のために快楽を求めます。

同じように見えるけど全く逆で、その認識の違いがトラブルを招きます。

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子どもが、仕事が、義務なのが、その気にならない、面倒くさい。

何にも代えがたい至極の行為であれば最優先できるはずなのに・・・

 

妊活・妊娠中・出産後は最も重大なターニングポイント、

男性も女性も自分の性と相手の性を知ることが必要です。

 

「セックスレスなんですけど・・・」

とのご相談も、身体の病気なのか心の病気なのか夫婦の仲が原因なのか、したいのかしたくないのか、意外と何も問題はないのかも、いろいろ考えられます。

「ひとこと言えばよかったのに」で解決してしまう場合もあります。

29セミナー

 

今回はテーマがセックスレスなので話しづらいかと思いワークはナシにしましたが、皆さんに意見をお聞きしお話しすると私も笑顔になってきます。

 

「悩んでいるのは男性だけかと思っていました、女性も悩んでいるんですね。」

「はじめは好きだったにおいが年齢とともに変化してきて今はムリなんです。」

「恥ずかしくて夫婦で話せません。」

「夫婦の形はいろいろなので、こうでなければならないと思い込まなくても良いですよね。」

 

「セックスレスですが何か問題ありますか?」

夫婦仲良しであればそれでOK、問題はありません。

性を正しく知り性を認め合い、穏やかな安らぎを感じ、気持ちよくて、健康にも良いセックスを私はおススメしていきたいと思います。

おススメと言っても「心技体」整っている人ですよ~

お子ちゃまは問題外ですが、大人の人も一度自分で確認してください。

19セミナー

 

今回のアンケートも全員のみなさまに「よかった」をいただきました。

夫婦関係が今よりもっと良くなる方法シリーズ全6回、今回で終了です。

本日もお越しいただきありがとうございました。

 

 

ふんわりリボン夫婦問題・離婚問題相談室 リボーンHP

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相手のために満足しているふりをしていませんか?

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

現在結婚を考えながらお付き合いしているあなた、注目!!

新婚夫婦

私が夫婦問題の相談でお越しくださる方に必ずお聞きすることの中に、性についてがあります。

お付き合いの時のデートの頻度とセックスについて

そして現在に至るまでのセックスについて

 

現在は問題があり相談にみえているのでほとんどがセックスレスですが、皆さまお付き合いの時は問題が無かったように言われます。

しかし特に女性に言いたいです。

問題が無いというのは良かったとはちょっと違うのです。

「好きだから気になりませんでした。」

「嫌われるのが嫌だから言えませんでした。」

「今はダメでもそのうちよくなるかと思いました。」

「ショックを受けるのがかわいそうだから言えませんでした。」

何と、相手に良かれと思い満足しているようなふりをしているのです。

いけませんね~。

男性は気づくはずがありません。

ガマンの先に楽しい結婚生活はありません。

だますつもりはないとしても、もう少し積極的に取り組みましょう

 

結婚生活が始まると、仕事プラス家事や雑用に追われ恋愛時代のようにはいきません。

約束して、待ち合わせして、お食事して、夜景みて、そんな前戯も無くなってしまいます。

 

本来は新婚期間に楽しみ培っていくものですが、共稼ぎになり晩婚化になってしまった状態では、妊活にエネルギーを注ぎさらにセックスレスに拍車をかけてしまうのが現状です。

 

お付き合い期間に、相手のことが大好きで大好きで仕方ない時こそ、セックスについてどうしてほしいのか言える間柄で愛をはぐくんでくださいね。

つつましやかな日本女性が恥ずかしくてそんなこと言えないのは良くわかりますが、初めに言えたらずっと言える関係でいられますし、そんなことで怒るような相手とはこの先結婚しない方がいいと思います。

そのためには、しっかり避妊をして心配のない状態で楽しむことも重要なことです。

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早漏だと思っていました

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美、夫婦相談の現場から性について考えます。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

特別枠で男性の恋愛相談などもしています。

 

結婚時の奥さまとは、生殖のためだけの合理的なもので、カレンダーに印のある日だけで、決して失敗は許されないものでした。

離婚後ずっと女性との恋愛は無く、50歳を過ぎ仕事も結果を出しひと段落し、そろそろ次の恋愛を考えてみたい思いはあっても、感覚を忘れてしまい一歩を踏み出せない男性でした。

 

2か月に一度のカウンセリングでは、男としての自信の復活、過去のトラウマとなっている性についてのお話し、女性の考え方についてや実際のデート時の会話についてなどをリラックスした雰囲気でお伝えしています。

 

この男性、1年近くにわたるゆっくりしたペースのカウンセリングが功を奏し、このたび10年以上ぶりに女性とお泊りする運びとなりました。

笑顔男性中年

カッコつけない、見栄を張らない、いばらないという男性の姿勢に対峙すると、女性は母性本能がムズムズと湧き出てきて優しく包んでくれます。

お互いに穏やかな気持ちでのセックスはとても安らぎ、結果として思った以上にうまくいくものです。

 

自分では早漏だと思っていました。自信がなかったけどそんな心配もなく二人ともが満足することができました。」

何で早漏たと思っていたかと聞くと、オナニーではすぐいってしまうからだそうです。

そりゃそうですよね、熟知した自分のからだに好きなペースで強い刺激を与えるのですから。

早漏なんて気持ちの持ちよう、心のコントロール次第です。

 

性的興奮は交感神経が心身を活発にさせ起きますが、勃起の持続は副交感神経が心身をリラックスさせている状態です。

ですから、緊張したり焦ったりしているとうまくいきません。

勃起が持続しなかったり、急にスイッチが交感神経に切り替わり射精してしまいます。

 

そして男性は最終的に射精することにこだわりがちですが、女性は射精にそれほどこだわってはいないものです。

いかなくたって(射精しなくたって)いいんです。

わかっていない女性が、「私が良くないから、、、」なんて言ったら、

「君と何回もしたいからまだ出さないよ。」とか

「いくだけが気持ちいいんじゃないんだよ、次のためにとっておくね。」

と言ってあげてください。

年齢を重ねた男性はこれくらいの余裕が欲しいものです。

 

社会的地位や名誉があり一生懸命頑張って結果を出してきた、弱みを見せることの苦手な男性は、私と話すことが良いリハビリになるのだと思います。

人生80年90年、まだまだこれからです。(話が老年期にシフトしてきましたが、、)

男性の皆さま、勃起や射精にこだわらない性もありますので、死ぬまで性を楽しみましょう。

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セミナー開催「セックスレスですが何か問題ありますか?」

夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。

 

夫婦関係を今よりもっとラクにする方法シリーズ全6回

最終回「セックスレスですが何か問題ありますか?」

2016年9月26日(月)10時から11時半 場所:ウィルあいち 2F セミナールーム3

会場費:500円 定員:20名

ペイントセミナーチラシ⑥

既婚者の55.2%がセックスレスだという統計が出ています。

「えっ??」と思ったか「ほっ」としたのか、あなたはどちらですか?

 

私のもとに夫婦問題の相談に見える方の約8割はセックスレスで、

その中でも多いのが「最後の子どもを妊娠してからずーっと」と言われる方です。

セックスは子孫繁栄のためだけでは無いと思いますよ~。

 

子どもがいるから、仕事で疲れているから、断わられたことがあるから誘うのが・・・

したくない理由、できない理由は山ほどありますが、なんだかんだ言っても優先順位が低いわけですよね。

 

「セックスはすごく満たされるけど仲が悪い」「セックスは嫌で仕方ないけど愛し合っている」

これはあまり聞きません。

 

優先順位が低い理由は何ですか?

どちらかが我慢しているとか、あきらめてしまっていることはありませんか?

そもそもセックスレスだと何か問題があるのですか?

 

セックスとはセックスレスとは、相手にとって自分にとってどのような意味のあることなのか考えてみませんか?

 

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ふんわりリボンブログ 「性(SEX)と結婚教育」夫婦相談の現場から

オナニーにも教育が必要?だと思います

NPO法人日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

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日本結婚教育協会では「結婚にも教育が必要」と考えています。

その中で私は性の分野を担当している訳ですが、性のステキを学べる聞けるプロジェクトの中で「オナニーも正しく知ることの大切さ」を感じています。

(オナニーはドイツ語、マスターベーションが英語です)

中学生 男

 

女の子は自分のからだを知るためにオナニーは必要だと思いますが、オナニーによる障害はあまり聞かれません。

女の子は「してもいいんだよ。」「した方がいいんだよ。」といった感じですが、男の子はかなりの確率で言われなくてもしていると思います。

 

男の子はオナニーの仕方を間違え、それが長く続きその方法でしか射精しなくなると、結婚していざ夫婦でセックスしようとしたとき、子どもをつくろうと思ったとき、困ったことが起きます。

愛する奥さんと上手くセックスできなかったり、当然不妊につながったりするのです。

 

間違ったオナニーとは、床や壁や布団に押し付けたり、本に挟んだりする非用手的なもの、強すぎるグリップなどがあります。

女性の膣圧はそれらと比べると圧倒的に弱いため、膣内射精障害に陥ります。

もちろん膣内で射精しなければ自然妊娠はしませんし、「どうして私じゃダメなの?私の身体がいけないの?私のこと嫌いなの?」とか「浮気してるんじゃないの?」となり、夫婦間が気まずくなりケンカとなりセックスレスに突入していきます。

 

 

聖隷浜松病院 泌尿器科の今井伸先生は、「箸や鉛筆の持ち方(使い方)を習うように、ペニスの持ち方を学習する必要がある。」といわれています。

本当にその通りだと思います。

 

しかし、現在学校で教えてくれないのですから、家で教えるとなるとどうすればいいのでしょう。

親子ではタブーのような感じで言いづらいですが、性教育のステップを踏んでいれば大丈夫です。(過去のブログを参考にしてください

経験率が50%になるのが14歳と言われているので、中学生になったくらいからタイミングを見るといいでしょうか?

 

親がネットや書籍から適切な情報を選び紹介し、

・ものにこすりつけるのは避けること、

・強く握りすぎての刺激に注意すること、

・間違ったオナニーは膣内射精障害になる恐れがあり、大人になり愛する女性が現れた時に正しくセックスできないこと、

・膣内で射精できないと子どもができないこと、

これを最低限伝えて欲しいです。

 

難しいですよねー、でも勃起障害(ED)が薬で改善されている現在、射精障害が問題になってきています。

男性のオナニーは20歳で90%を超えるので避けて通るわけにはいかないでしょう。

 

 

ネットでオナニー動画を拾って見てみましたが、驚くほどグリップの強いものが多いです。

ダメダメ、気を付けてくださいね。

 

実際するとき私としては、お風呂やトイレでしてくれるのが処理も簡単でベストですが、お部屋でするときはティッシュよりもトイレットペーパーを使い、トイレに流してくれると嬉しいです。

「うちの妻、マグロなんです。」

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どんなご相談でみえた相談者にも必ずお聞きするのが夫婦の性生活についてです。

お付き合いの時、新婚の時、妊娠出産直後、現在。

回数、寝室、感想、内容なども具体的にお聞きする場合もあります。

夫婦の関係性が大変良くわかり、問題の解決の糸口が見つけられます。

 

ある時ご主人が言われました、

「うちの妻、マグロなんです。」

久しぶりに聞いたこのフレーズ。

マグロ

 

奥さまに席を外してもらっている時で良かった。

そんなことご主人に言われたら、奥さまはどんな顔すればよいのでしょう?

でも、いつも口に出して言っているかそのような態度を表に出していると思います。

それではマグロとのセックス脱出は程遠いですよね。

お互いに不幸です。

 

私、基本的に不感症の女性はいないと思っています。

幼少期からの両親からの否定や、性に対する罪悪感から心と体を閉ざしている場合は確かにあります。

しかし圧倒的に多いのは夫婦のセックスに対するカン違いではないかと思っています。

ムードも無く、気持ちも通い合わず、稚拙な内容でお互いに多くを求めるのは無理があります。

 

夫婦には夫婦のセックスがあります。

恋愛時代のものとも違いますし、快楽を追及するようなものとも違います。

日々ともに日常を過ごし、この先の生涯を共にする安定した関係にある夫婦のセックスに向き合っていきましょう。

 

涙が自然にあふれて止まらないくらい幸せなことはセックス以外にもありますが、声が出ちゃうのをガマンできないくらい気持ちいいことってセックスの他にはそうそうありません。

 

今がイマイチなのは伸びしろ十分です。

私がご夫婦で今さら言えないことも全部お聞きします。

どこにご夫婦の問題があるかをよく探り、ハードルを上げず、できることやってみたいことから進めていきましょう。

心から安らげる気持ちいいセックスに向かって、この先を楽しみに頑張りましょう。

 

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生理はどこから?鏡で見てみましょう

NPO法人日本結婚教育協会

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性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

女の子も高学年になるころにはもっともっと自分のからだに向き合いましょう。

性器の名前も正しい名称がわかると良いですね。

 

まずは外性器

図解されている本などを参考に確認してください。

恥丘、陰毛、大陰唇、小陰唇、陰核(クリトリス)、尿道口、膣口、肛門。

そして次に少し勇気がいりますが、お風呂上りなど清潔なときに、鏡も使って見てみましょう。

手鏡

女の子は外性器と言っても普通に立っていても見えないので、大陰唇をそっと開いてみなければいけません。

小学校高学年では、陰毛も無く大陰唇小陰唇なども発達していないため、まだまだふっくらしてなくて色素も薄いと思います。

(口の中と同じような感じの色だと思ってください。)

これからだんだん変わってくるんだな~と思って、楽しみに観察しておいてください。

(そういえば私、小陰唇の左右の成長の時期が違い病気かも?と焦ったことを思い出しました。何年生だっただろう?)

尿、生理の出血、大便はどこから出てくるのかわかっていれば、大便後の拭き方も前から後ろへ、さらに清潔に気を付けることができると思います。

 

外性器がかゆくなってしまう原因は何でしょう。

お姉さんたちはナプキンやおりものシートの長時間使用、大人になるとストッキングやガードルのしめつけ、洗いすぎなどがあります。

小学校高学年の女の子たちがかゆくなってしまうのは、圧倒的に清潔にできていないことだと思います。

ゴシゴシ洗いすぎず、弱酸性の石鹸をよく泡立て手でワレメの間をそっと優しく洗いましょう。

痛いときかゆいときはもちろん、何でもないときも時々観察して、自分のからだに向き合い大切にしてあげましょう。

 

夫婦のセックスレスで相談に見える方の中にも、自分のからだとの向き合い方を知らない方がたくさんいらっしゃいます。

結婚してパートナーとセックスしたことがあっても、自分の性器を一度も見たことが無かったり、どこをどうすると気持ちいいのか知らないのです。

パートナーが匂いがきついのでセックスする気がしないと、直接は言えず私に告白される方もいます。

それでは夫婦の性を楽しむことはとてもじゃないけどできません。

悪いことでも恥ずかしいことでもありませんから、顔と一緒くらい自分の性器にも興味を持ってください。

そうそう、顔や体型がみんな違うように、外性器の色も形も全員違いますから機能に問題なければ大丈夫ですよ~~。

 

 

 

 

おっぱいがふくらんできたらファーストブラの準備ですね

NPO法人 日本結婚教育協会

『こどもから大人まで 性のステキを学べる聞けるプロジェクト』

プロジェクトリーダー今枝朱美です。

性のステキを学ぶことで、人生を潤いのあるものにしましょう (^^♪

 

女の子は高学年になると見た目もぐんぐん変わってきます。

私にはとても微笑ましく見えますが、本人は不安な気持ちでいっぱいなことだと思います。

 

おっぱいが少しづつ膨らんできます。

初めに乳首(乳頭・乳輪)がプックリしてきますので、お母さんはファーストブラの準備を考えてあげてください。

お友だちより発育が早いことは恥ずかしいことではなく誇らしいことです。

ファーストブラ

娘さんがブラジャーをすることを嫌がるようでも、Tシャツを持ち上げるほど目立ってきているのにそのままにしているのは、他人からどのようにみられるかを考えても正しくありません。

子ども用のソフトなものがあるので、正しいサイズで用意しましょう。

 

からだ全体がふっくらと丸みをおびてくることを嫌がる子が多いと思います。

(このダイエットばやりの世の中、何なんでしょう。

女の子が憧れるモデルはガリガリで、男性がもてはやすグラビアアイドルは巨乳で・・・

あーーー腹が立つ!おとなが操作しているこの世の中!)

健康的な美しさが一番ステキです。

ダイエットを気にするなら、スナック菓子を与えすぎず食生活のバランスと冷え性対策に気を付けてあげてください。

 

アポクリン腺も急激に発達するので、男女ともに体臭も変化してきます。

気にして悩むようであれば、制汗剤や消臭剤も良いと思います。

私もその頃(40年以上前)、母に頼んで薬局で重曹を買ってきてもらい試していたことを思い出しました。

軽くあしらわず悩みに共感してくれる母に感謝していたように覚えています。

 

親が子どもの性の成長を共に考えてあげることは、とてもステキなコミュニケーションになりますね。

 

 

 

 

精通を体験する時期は、目は離さず手を離す最終段階です

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

小学校高学年の男子、お母さんから見ればまだまだ男のだと思います。

女子の平均初経年齢は12,3歳で、男子の精通が過半数を超えるのは中2と言われています。

 

今までは「おちんちん」とかわいく呼んでいましたが、性器の名前も働きも正しく知ってほしい時期です。

ペニス(陰茎)がおちんちんのことで、ペニスの先の太くなった部分が亀頭、先っぽに尿道があります。

その後ろについているかわいいタマタマは精巣(睾丸)、精巣の入った袋が陰のうです。

 

射精の仕組みについても一通り知りましょう。(北村邦夫 著 ティーンズ・ボディーブックより)

生理について男の子にも知ってほしいと思いますし、射精について女の子にも知ってほしいと思います。

男性器

精巣で精子が誕生(年中無休24時間営業、毎分5万人作る)

副睾丸で栄養をもらう(6週間)

精管を通り性のうで栄養をもらう

前立腺で前立腺の分泌液と混ざる

精液になる

クーパー腺のクーパー腺液を道案内に尿道を走り抜ける

射精

 

精通は家の中でのこと体毛などは服の中のことで、外に現れる変化としてはひげがうっすらとはえてきたりすることでしょうか。

友だちとの違いを非常に気にする年頃なので、からかわれたりするかもしれません。

気になるようでしたら、お母さんが使う女性用のスティック状の電動シェイバーを「これ使っていいからね~」と言って貸してあげてください。

肌に傷がつかないし、うぶげのようなひげには最適だと思います。

 

からだに変化が起きてくると、もう子どもではないような大人の仲間入りをしたような感覚を持ったりして、お母さんに世話を焼かれたくないような態度をとることもあります。

子どもが一生懸命親離れをしようとしている時は、お母さんの方も子離れするタイミングです。

まだ子どもから手が離せないお母さん、目は離さず手を離す最終段階です。

 

息子がかわいくて仕方がないお母さん。

ご主人で満たされない愛情を息子に求め、自分の気持ちを満足させることはやめてください。

優しい子はお父さんの代わりにお母さんを守ってあげなければと思ってしまいます。

私は、高学年で思春期を迎えた子どもにハグをする、一緒に寝る、一緒にお風呂に入ることには反対です。

お母さんが親子としての距離の取り方を間違えないようにしてください。

そのようなことは無いと思いますが、夫婦問題に携わる私としては心配なところですので、くれぐれも気を付けてください。

息子は夫(恋人)の身代わりではありません。

 

 

 

 

旦那さま必見!奥さまとキスする時の注意点

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

7月13日 TBS朝の情報番組 白熱ライブビビットの「街かど2択リサーチ あなたはどっち?」

街行く150人に結婚してからも旦那さんとキスをするかしないか調査していました。

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およそ4割が「夫婦でキスをする」と回答!

この赤字なに???

37%もキスしてるんだ!多いなぁ~! ってこと???

4割って少なすぎるでしょ!

 

相模ゴム工業の2013年調査では、既婚者の55.2%がセックスレス。

100-55.2=44.8(セックスしている)

44.8-37=7.8

7.8%の夫婦は、セックスはするがキスはしないってこと???

これもある意味問題でしょ、義務でセックスしているみたいに感じてしまいます。

同じ人に調査をしたわけではないので決めつけることはできませんが、そんな人が1割もいるって感じてしまいました。

 

キスも愛情表現の一つだし、キスは安らぎ気持ちい~いものです。

もっとみんなにしてほしいなぁ~♡

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「最後に旦那とキスをしたのは20~30年前。信頼関係で愛してもらっていることを感じる。」

「旦那さんというよりも、30年以上一緒に住んでいるんでお父さんみたいになってる。」

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「年に4回奥さんとキスをすると話した。またキスするためにある合図を決めている。」

黄色いハンカチだそうですが、これはキス=セックス、これを嬉しそうに話すお父さんがけなげで・・・

 

そこで、旦那さまが奥さまとキスするときの注意点を私の夫婦問題の相談事例から考えてみました。

 

♡ご相談者の中には、「キスするとセックスOKだとカン違いされるので怖くてできません。」と言われる方もいらっしゃいます。

キスをたまーにしかしないからで、だんだんとキスもセックスも無くなっていきます。

もう少し気軽にちょいちょいして欲しいです。

 

♡脂っぽいし、臭いからしたくないと言われる奥さまもいらっしゃいます。

旦那さまは外から帰ったら、手洗いうがいとともにかるく洗顔もしましょうか。

 

♡最近は、歯のはえかけた赤ちゃんには大人の虫歯菌が移るから同じ箸とかスプーンは使わないように、いくらかわいくても赤ちゃんの口にはキスしないようにと指導されています。

気にするママには、パパの菌が自分にもうつるような気がしています。

虫歯や歯周病の治療はしっかりとして、食後の歯磨きを習慣にしましょう。

 

♡出かける前、キレイにお化粧して最後の仕上げにリップやグロスをつけます。

そのタイミングで旦那さまに「おっ。かわいい♡」と思われキスされたら化粧が崩れ最悪です。

そんな時は旦那さまはぐっと我慢してください。

 

♡旦那さまの中には、唾液ぐちゃぐちゃに口の周り全部ベロベロなめ回してキスするのが好きな方もいるようですが、私はそのようにキスされるのが好きだという奥さまはあまり聞いたことがありません。

アダルトビデオの見過ぎです。

じゅうぶんコミュニケーションをとって確認してからにしてください。

 

夫婦といえどもいつまでもトキメキを忘れないと素敵ですね。

そのためには、清潔に、少しオシャレでセクシーに、相手を必要とし必要とされていることを感じてください。

「おまえがいないとダメなんだよぉ~。」

「俺が守ってやらないとなぁ~。」

 

仲良くして下さいね。

学校で生理の教育を受ける前の家庭での教育とは?

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

前々回に続き、小学校3.4年生の女の子を持つ親御さんが、家庭で子どもにどのように初経(初潮)について話すと良いか。

私だったら。

小学校1.2年生の時に赤ちゃん誕生の話はしてあります。

家のトイレの棚の上とかカーテンの中で生理用ナプキンを見かけたことはあるし、テレビで毎日当たり前のように宣伝をしているので、何となくわかっているとは思いますが、テレビでは赤い色は出てこないので、何がどこから出てくるかはクエスチョンかもしれません。

「お母さんのお腹の中には月に1回生まれる『らんし』を迎えるベッドができるんだけど、そこで『せいし』と合体しないとベッドはいらなくなっちゃうんだよ。」

「それが血液となって、おしっこの出る穴とうんちの出る穴の間にある穴から出てくるんだよ。」

「それを生理っていうんだけど、おっぱいが少し大きくなってくるころや、5.6年生になる子が多いけど、3、4年生でもなるかもしれないね。」

「パンツがいつもより茶色く汚れたり、血がついてたらすぐにお母さんに教えてね。」

「もちろんお母さんも毎月生理があるから、パンツにあてるナプキンはいつでも準備してあるけど、5年生になったら生理用パンツ買いに行こうね。」

とはいっても、血が出て来たらどうしよう!痛いのかな?と不安に思います。

「お姉ちゃんたちもみんなちゃんとできてるから、心配しなくていいからね。」

と言って、安心させてあげましょう。

お姉さん

 

「からだがだんだん大人になっていく準備なんだよ。」

「お母さんは生理の時少しお腹が痛かったり、気分が悪いときもあるけど、そんな時お父さんはお手伝いしてくれたり、とっても優しく気づかってくれるんだよ。」

今までは子どもでは気づかなかった夫婦の思いやりも、コッソリ教えてあげると女性を守ってくれる男性の優しさも伝わりますね。

詳しい生理の仕組みなどを知りたいお父さんお母さんは、

結婚教育思春期担当「結婚教育カウンセラー 佐藤知恵のブログ」をご覧ください。

佐藤知恵カウンセラーは看護師として保健師として多くの実務経験を積んで見えますので、思春期性教育も大変わかりやすく伝えてくれています。

 

 

 

 

精通に驚かないように、どうしたらいいかの心構え

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

前回に続き、小学校3.4年生の男の子を持つ親御さんが、家庭で子どもにどのように精通について話すと良いか。

私だったら。

小学校1.2年生の時に赤ちゃん誕生の話はしてあります。

お兄ちゃんがパンツを洗って洗濯カゴ(または洗濯機)に入れているところを見たタイミングとか、赤ちゃんや出産やセックスについて関係する話が出て、興味や疑問を持ったタイミングとかに話すと自然ですね。

成長期 男の子

「お父さんが持っている赤ちゃんのもと『せいし』をつくる準備を、男の子はからだの中でしていくんだよ。」

「おちんちんが今より大きくなって毛が生えてくるころになると準備が整い、寝ている時におちんちんの先からおしっこではない白い少しねばねばした『せいし』が出てくることがあるけど、驚かなくていいからね。」

「お母さんに教えてくれると嬉しいけど、恥ずかしかったら言わなくていいから、汚れたパンツは風呂場で軽く洗って洗濯カゴ(または洗濯機)に入れて、ついでにシャワー浴びて清潔にしとくといいよ。」

「そうそう、毎日出るわけじゃないし、お父さんくらい大人になったら知らない間に出ちゃうことはなくなるからね。」

「『夢精』っていうんだよ。まだまだだと思うけど、大人になる一歩で楽しみだね。」

ちゃかさず真面目に、でも気軽にがいいのではないでしょうか。

子どもにはこんな感じで話すにしてもお母さんは正しく知っていてください。

それは思春期担当の「結婚教育カウンセラー 佐藤知恵のブログ」をご覧ください。

きっかけ難しいですよね。

興味の全くないお子さんもいますので、わざわざ話さずにすぎてしまうかもしれません。

でも大丈夫、お母さんの心づもりができているだけでオッケー、全然違いますから。

 

思春期を迎えるってワクワクするステキなことですね

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

小学校3.4年生。

長男長女のお子さんはまだまだ幼く、親から見てもなんら幼稚園と変わらない感覚かもしれません。

でも思春期のお兄さんお姉さんを持つお子さんは情報も豊富にあり、ませたお子さんもいることと思います。

兄弟

子ども部屋にティーンの雑誌が置いてあったり。

生理用品をお姉ちゃんが持っているのを目にして身近なものと感じたり。

お兄ちゃんが弟に面白半分吹き込んだり。

お兄ちゃんやお姉ちゃんがお付き合い(?)していることで異性に興味を持ったり。

 

発育の早いお子さんは、初潮をむかえたり精通を経験することもあると思います。

正しい言葉で詳しく性教育することは、学校に足並みをそろえ高学年に入ってからで良いとして、この先に誰もが初潮や精通を体験することになること、お兄さんお姉さんは体験していても何も変わらず元気に生活していることから、心配することや嫌なこと恐れることではないことを教えてあげてください。

そうすれば困った時はすぐに話してくれると思います。

 

男の子女の子それぞれへの話し方、詳しい性教育ではない中学年向きの、家庭で両親が伝えると良いと思うことは次回お話しします。

結婚後セックスレスにならないための、3つのお願い。

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

 

親の保護のもとから離れ、精神的にも金銭的にも独立している一人の大人であれば、セックスを楽しむことも自由だし、大いに結構だと思います。

 

しかし、セックスは相手のあることですので、お互いの意思を尊重することが大切です。

 

お互いの意思を尊重といっても、相手の意思を尊重しすぎて本当は嫌だけど我慢して合わせることはやめてください。

結婚したいと思う相手ならなおさらです。

 

大好きな時はそれも愛なのかと思っていても、結婚すると「愛だと勘違いしていた」と後悔し、結婚後の性生活がうまくいかないことが良く見受けられます。

 

全くの勘違いで「本当にやめて欲しい」と私が思う事3つ。

 

1つ、避妊しないセックス。(オギノ式、膣外射精は避妊に入りません)

愛しているから直接つながってひとつになりたいなんて大勘違いです。

男性に言っているように聞こえますが、男女共通の話ですよ。

相手を大切に思うなら、自分と将来結婚するであろう人との人生を大切に考えるなら、性病にかかるリスク、望まぬ妊娠をするリスクを考え、セックスする相手とは最低限コンドームを使用してください。

 

性病、望まぬ妊娠がその後の人生を大きく変えてしまうことはわかると思いますが、運よく性病でもなく妊娠しないで避妊めんどくさい派の相手と結婚した場合その後どうなるでしょうか。

結婚し子どもが生まれる。

妻は育児が大変なので、年子での妊娠を避けるためにここでやっと避妊してのセックスを望む。

夫はコンドームの使用が好きではないので使用を拒む。

妻は避妊なしのセックスは怖いのでセックスを拒む。

避妊しないでセックスしていたことが愛ではなかったことに気づく。

セックスレスとなる

 

2つ、毎週会うたびにセックスをする。

本当に二人が同じ気持ちで求め合いそうなるのであればよいのですが、お付き合いしているのだからセックスするものだという思い込みや、相手に嫌われたくない気持ちから我慢してペースを合わせてはいけません。

 

付き合っている時は好かれたいから我慢できても、結婚してしまうとホッとして男女とも我慢してまで合わせられなくなるようです。

男性はいつでもできると思うとそれほどしたくなくなる。

女性は日常の生活からいきなり気持ちが切り替えらず、する気にならない。

そしてそれぞれに、付き合っている時はあんなに愛し合ったのにもう愛がなくなったに違いないと思い込みセックスレスとなる

 

3つ、相手のセックスに不満があっても言わない。

アダルトビデオの影響もあり、男性は女性を乱暴に扱っても徐々に感じていくと勘違いし、女性は感じていなくても声を出すと男性は喜ぶと勘違いしている。

男性は経験が少なかったりあまり得意ではないことを隠そうとして見栄を張る。

女性はわかっていたり、して欲しいことがあっても言えずに知らないふりをして流れに任せる。

 

お付き合いの時に通してきたことを結婚してから変えるわけにもいかないが、不満が蓄積されていつしか露見する。

結局夫婦そろっていつまでたっても気持ちいいセックスができない。

夫は妻にバカにされていると思いできなくなる。

妻は夫にふしだらだと思われたことにショックを受けしたくなくなる。

セックスレスとなる

 

どうですか?

「そんなバカな話は無いだろ。」と思うならあなたは大丈夫だと思いますが、私が夫婦のセックスレスのご相談を受けている中ではよくある話です。

特に恋愛経験の少ない方、セックス経験の少ない方は要注意です。

セックスは男女対等の立場で楽しむもの、お互いの価値観を知りパートナーを選ぶ時の一つに入れることは、最後を迎える時まで続くセックスライフを共に楽しむためにも大切なことです。

結婚するまではとふたりで大切にとっておくことも一つの価値観ですが、結婚前に「そんなこともあるのか」と知っておくことは、結構役に立つことだと思いますよ。

 

「性(SEX)と結婚教育」夫婦相談の現場から

 

 

 

 

お風呂は何年生まで一緒?お風呂教育とは

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

お風呂は何年生まで親子一緒に入りますか?

父と息子、母と娘なら何歳でも一緒に入ってかまいませんが、異性の親子ならば小学校低学年までにしてください。

お風呂

 

幼稚園から小学2年生までの間にお風呂の入り方(+からだを清潔にすること)を教えます。

替えのパンツを準備すること、服は脱衣場で脱ぐこと、しっかりかけ湯をしてから浴槽に入ること、冬は温まること。

からだを石鹸で洗い、シャンプーもして、しっかり洗い流すこと。

男の子はおちんちんの皮をそっと下にさげ、泡立てた石鹸でそっと洗い、よーく洗い流してから皮を元に戻しておくこと。(小さいころから親が痛くない程度に無理しないで少しづつ皮を下にさげ洗うことをします。あくまでも清潔にすることが目的ですので無理をしないように。完全に皮をむくことには医者でも賛否両論あり)

女の子は泡立てた石鹸を手に取りおちんちんのワレメの中までよく洗い、石鹸がぬるぬるしなくなるまでよーく洗い流すこと。(膣の中まで指を入れ石鹸で洗ってはいけません)

脱衣場でからだを拭いて、パンツをはく(プライベートゾーンをかくす)ところまでできて、ひとりでお風呂に入れると言えます。

一緒にお風呂に入るこの時期までに、おとなと子どものからだの違いも自然に教えます。

大人になるとおっぱいやおちんちんが大きくなること、毛が生えてくることはもちろん、お父さんは肩幅が広くたくましいこと、お母さんはお尻が大きく肌がやわらかいことも素敵なことです。

思春期になって急に「一人で入りなさい」ではなく、低学年のうちから自分のことは自分でできるように教えることは親の役目です。

ですがここで・・・

副産物としていいことがあるのです。

子どもが一人でお風呂に入れるということは、お父さんとお母さんが二人でお風呂に入ることができるのです。

夫婦は一緒にお風呂に入ることをおすすめします。

お風呂の中では他の家事や片付けものをすることもできず、テレビも携帯も無いのでコミュニケーションをゆったりととることができます。

背中を流したり、湯船の中で肌が触れ自然にスキンシップできることもいいと思います。

幼児期でも②でもお話ししましたが、子どもから見て夫婦は特別な関係なんだということを肌で分かっていれば問題なく受け入れられることです。

性の知識を具体的に教えることだけが性教育ではなく、夫婦が仲良くする姿を見せることも立派な性教育だと私は思います。

 

 

命のはじまりの話は夫婦の愛の話です

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

親が子どもに家庭でする性教育。

小学校1.2年生ではどの程度の情報が必要でしょうか?

この段階で性器、生殖器の名称を正しく教える必要はないかと思います。

男の子はこの年齢で射精はまだだと思いますので、実際に性交することも考えにくいですが、女の子は生理がなく妊娠することは無いとは考えますが、性交できない訳ではありません。

ですから幼児期から繰り返し、危険から身を守るためのプライベートゾーンを大切にすることは男女共通に伝えつづけてください。

このころ赤ちゃんがどのようにして誕生するのかについては興味を持ち、少しづつ理解できるようになります。

お母さんのおなかの中で育った赤ちゃんが、どこから出てくるかの話は済んでいます。

次はどうしてできるか、命のはじまりの話です。

お母さんのお腹の中にはたくさんの卵(卵子の詳しい話は結婚教育カウンセラー佐藤知恵のブログをご覧ください)があって1か月に1つずつ生まれています。

その命のもとの卵「らんし」の大きさは、紙に針を刺して開けた穴くらいの小さな小さなものです。

お父さんの体の中では命のもとは「せいし」がつくられます(精子についてはこちら参照)。

お父さんは「らんし」よりもっともっと小さいおたまじゃくしのような形をした「せいし」を、大切にお母さんの中の「らんし」に届けます。

1億から4億とも言われている数の中から、運よく1つの「せいし」が選ばれ「らんし」とうまく合体すると一人の命が始まります。

受精

「せいし」はお父さんのおちんちんの後ろについている袋の中にある二つのタマタマで作られています。

おちんちんは赤ちゃんのもとを作る大切なところなので守らなければいけません。

だから大切にするために、らんぼうに扱うと痛くてたまらないようにできています。

絵本などを見せながらイメージできるように話してあげるとわかりやすいですね。

なによりも大切な命の誕生のためにも、男の子も女の子もプライベートゾーンを大切にしなければいけないことを合わせて話してあげてください。

そしてお父さんとお母さんは世界中のたくさんの人の中から選びあい愛し合って結婚した、そして大切な大切なあなたという命を授かるために唯一プライベートゾーンでつながっている特別な関係であること、あなたがこの世に誕生したのは奇跡に近い素晴らしいことであることを話してあげてください。

「性(SEX)と結婚教育」夫婦相談の現場から

 

子どもからの性の質問に答えられる準備はできていますか?

夫婦相談の現場から性について考える 今枝朱美です。

小学校1.2年生に性教育を学校ですることについて賛否両論があるようです。

「学校でいやらしい言葉を教えるから、ネットで検索してすごい動画を見ていたので困ります!」

「買い物中突然卑猥な言葉を質問してきました。あり得ません!」

子どもを叱る母

私は学校で教えたことに問題があるのではなく、家庭で子どもが自由にネットを検索できる環境に問題があると思います。

親の都合で子どもを静かにさせておく為だけにスマホを渡していませんでしたか?

パスワードや閲覧制限はきっちりしてありましたか?

検索しなくてもネットサーフィンをしているうちにたどり着いてしまうこともよくあります。

家のパソコンを親のいないところで自由に使用できるのにはまだ早いと思います。

パソコンを使う男の子

そしてもっと問題だと思うこと、親に正しく答えられる性の知識はありますか?

子どもの作り方を知らない親はいないと思いますが、その年代にあった性の情報を正しく伝える準備ができている親は少ないと思います。

我が家ではどのように子どもに伝えるかを、夫婦で話し合っておくことも必要ではないでしょうか。

準備ができていないために、、自分が知らないことを不安に思っていたり、ドキッとして答えられないことを質問されたことに対して、恥をかかされた気持ちになり子どもを怒ってしまうことはありませんか?

夫婦でお互いの性を正しく理解していなかったり、相手の性を大切にしていないために性の不一致やセックスレスの問題が起きている夫婦はたくさん見られます。

子どもへの性教育を夫婦で考えることは、夫婦の性生活を見直すためにもすごくいいチャンスです。

相手を思いやる愛情のあるセックスができている夫婦ならば、難しい問題ではないと思います。

「性(SEX)と結婚教育」夫婦相談の現場から

 

「孕ませる」という言葉にショックを受けた話

いつもはあまり関わることのない男性たちの雑談の中に入る機会があった。

「不倫相手を孕ませて、会社の産業カウンセラーに相談するわけにもいかない人がいて・・・」

というフレーズが耳に入ってきた。


「孕ませる」かぁ。。。


悲しいなぁ。。。


夫婦問題の相談中とか結婚教育の勉強中には出てこないワードだ。


辞書にもある、「体内に子を宿す、身ごもると」いう意味の言葉ではあるが、私にはどうしてもずしんと重く心に引っかかってしまう。


常日頃耳にしないのは、相談を持ち掛けているカウンセラーという立場の私に使わないだけかもしれないが、とすれば世間的には使ってはいけない言葉だという認識はある言葉だということだ。


結婚して待望の赤ちゃんが授かったとき、「奥さんを孕ませました。良かったです。」とは言わない。


女性を侮辱しているとさえ感じた。


そもそも、妊娠とは愛の証で、責任を持った者同士対等な立場で行った性行為の結果だと思う。

それを、させたとかさせられたとかも納得できないし、させたってどれだけ上から目線なんだろう、とも思う。


男性社会ではいたって普通の会話で、誰も何も引っかからないこと、発言した人は決して悪い人でもなく、いけないことを言ったつもりも無いことは良く解る。


でもそれが現実であるならば、結婚教育を広めること、正しい性を語り続けることはやはり私の使命であると再認識する出来事だった。

夫婦問題相談室リボーンHP
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