熟年夫婦でセックスを楽しめないせつなさ

日本結婚教育協会 性のプロジェクト今枝朱美です。

 

私も十分すぎる熟年ですが、講座などでも「セックスは最高に安らぐコミュニケーション」という話をよくさせていただいています。

先月東京で開かれた日本家族計画協会の「性の健康セミナー」での早乙女智子先生のお話の中には同感させていただくことが多く、産婦人科の先生に言っていただけてスカッとすることばかりでした。

食事や睡眠と同じように、「疲れているからする」など大人の女性として性を日常に取り入れてもいい

 

セックスは射精することだけではなく、女性も「私はこうしたい」と主張してもいい。

 

男性の快楽が女性の苦痛の上に成り立つものはコミュニケーションとは呼べず、「性の搾取」「好きの搾取」。ふたりでじゃんけんしていく日を決めてもいい。

 

先日もラブラブ夫婦の妻側とお話ししていて

「セックスは最高に安らぐコミュニケーションとは思えないんだよね~~~ダウン

「夫のことは大好きなんだけど苦痛だから、イヤなの。」

「前は良かったんだよ、疲れててイヤだなと思うことはあったけど、ここまで苦痛じゃなかったショボーン

理由を聞くと

「だって痛いんだもん。毎回出血するし、、、夫は処女膜が傷ついたみたいなもので、やるうちに治るって言うし、、、」

 

!? !? !? !? !?

 

「それはセックスがキライとか、苦痛とかっていう話じゃないでしょあせる診てもらったら!?

「だって恥ずかしいもんショボーン

 

「じゃないわぁーーーードンッ

「こども3人産んどいて。40年間〇〇の仕事してきてパンチ!パンチ!パンチ!

 

こんなことでは知識のない相談者の皆さまがセックスレスや性交痛で悩むはずです。

医療関係者だけに任せてはおけません。

 

セックスレスにもさまざまな原因があります。

肉体的精神的病気群のこともあれば、環境的なこともあれば、気持ちの問題もあります。

 

ふたりが無しでかまわなければ問題ありませんが、愛し合っているのにできないとか、片方が望んでいるのにできない、片方が拒否しているのに応じなければいけないなど、我慢を強いられることはたいへんせつないです。

 

問題があるのならば取り除き、問題が分からないのであれば明らかにして、熟年になっても挿入射精だけではなく何かしらの性を楽しめるパートナーでいてほしいと思います。

 

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奥さん、男性はセックスに何を求めると思いますか?

日本結婚教育協会 性のプロジェクト今枝朱美です。

 

セックスレスというと、夫が育児に疲れた妻に断わられそのまま何となく…という図を想像されると思います。

ということは男性が相談に来るのかと思いきや、私のところには女性もたくさん相談にみえます。

 

もちろん私が女性だから相談しやすいことはあると思いますが、その他考えられることは、男性の性欲は精神的なことよりも肉体的なことの方が強いため、風俗とか自己処理で解決できる部分もありますが、女性の場合セックスレスは精神的に満たされない部分が多いので自己処理では解決しないからではないかと思います。

 

女性だってセックスしたいですよね。

そこで、ご主人とのセックスレスを何とか解消したいと思っているあなたへ。

 

男性は射精したいだけだと思っていませんか?

「そんなこと思っていません。愛情だって必要でしょ。」

「そもそも性欲が無いから困ってるんです~。」

そうでしょうそうでしょう。

でもそれだけではなかなか理解し合えません。

 

女性に比べると分かりやすくて単純と言われる男性ですが、男性にもいろいろな思いがあるです。

 

そこでセックスレスを何とかしたいと思っている奥さんに質問です。

「男性はセックスに何を求めると思いますか?」

 

男性のセックスは性欲の解消ではありますが、性欲と言っても射精したいだけではなく、征服感(従わせたい)、背徳感(やってはいけない)、充実感(感じさせた)などの満足も求めます

それらが満足することで、その相手に愛情を感じます。

つまり、それらが思うようにならない相手では性欲が解消しないし満たされないので愛情も感じないのです。

ですから繰り返しセックスする気にはならないのです。

 

あなたはそこを満足させてあげていますか?ご主人に満足してもらっていますか?

付き合い始めは好奇心もあり、恋愛時代は征服感・背徳感・充実感も満足して結婚したのですが、結婚生活何年もたつと徐々に無くなってきてしまうのです。

 

どうして無くなってしまうのでしょう?

 

征服感:結婚したのだから自分のものにして思いがかなってしまったわけですよね。その上に妻の方もそれに甘んじて専業主婦なのに家事もしないで「養って~」って感じではいけません。逆に忙しいからと毎日毎日ギャーギャー怒ってばかりでもいけません。SM嗜好でもない限りそんな妻を従わせる気力は起きません。

「こんな素敵な女性が妻になってくれて幸せ、どこにもいかないようにさらに大切にしなければ」と思ってもらえるようになりましょう。

 

背徳感:見てはいけないから見たくなる、してはいけないからしたくなるわけですから、だらしないことをしていてはいけません。下着が丸見えとか足を開いて座るとかお風呂上りに裸でウロウロするとかはダメです。見えそうで見えない、チラッと見えるはOK。

浮気することで背徳感を満たそうとする発想に及ばないようにも気をつけたいところです。

 

充実感:結婚前はあんなに嬉しそうだったのに…、実際嬉しかったと思います。セックスレスになる前、だんだん相手に会わせるのも面倒になってきて「早く終わらないかな。」「いまいちだな。」と思っていませんでしたか?伝わりますよね。

セックスレスの状態で伝えるとするならば「あなたがしてくれて嬉しかった~」「あなたって上手~」「すご~い」を積み重ねましょう。

 

女性は「愛しているから抱かれたい」「セックスで自分の魅力を証明したい」「心がつながっていることをセックスで確認したい」と考えます。

つまり愛情の確認をするためにセックスをして快楽を得ます。

男性いろいろな快楽を満足させてくれる相手に愛情を感じます。

 

この違いを知ることがセックスレス解消の第一歩になるのではないでしょうか。

「私の事好きじゃないから求めてこないんだ。」ではないかもしれません。

あなたの頭と心でご主人の気持ちを判断してセックスレスの原因を決めつけないでくださいね。

 

セックスレスの原因はその他にもいろいろあります。

ですから対策もあなたたちご夫婦の状況によって違ってきます。

ちょっとした一言でコロッと解決する場合もあれば、原因を見定めどの方法が効果が出るのかじっくり時間をかけて取り組まなければならない場合もあります。

自分一人では難しくて心折れてしまうと思ったらいつでも相談に来てくださいね。

想いがかなうまで一緒に頑張りましょう!!

 

 

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ナイナイ岡村さんの風俗発言謝罪からおもう事

こんにちは

名古屋夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

ナイナイ岡村さんの風俗発言について。

コロナ関連のニュースに隠れてあまり大きく取り上げられていませんが、夫婦問題を扱う身としてはかなり注目しています。

 

女性蔑視、性の搾取というところも見逃せませんが、大きくとらえて女性に対して「謝る」というところに注目しました。

 

そこで岡村隆史本人が直接謝罪した 4月30日(木)25:00~27:00の岡村隆史のオールナイトニッポンをradikoで聴いてみました。

最初の30分間はご自身の言葉で丁寧に心を込めて繰り返し

「本当に申し訳ありませんでした。」

を繰り返しました。

 

何がいけなかったかというと

「僕の発言によって、たくさんの人たち、とくに女性の皆さんに不快感を与えたことについて、心から謝罪します。」

だそうです。

 

30分謝罪を聞いても私には伝わらなかった。

 

 

 

考えてみました。

夫婦問題でもよくあることです。

夫のふとした発言に妻がひどく傷つき、激怒したり心を閉ざしてしまうことが。

 

妻の態度で初めて「しまった!」と気づき、これはまずいことを言ってしまったと思い「本当に申し訳なかった」と夫が謝ったとします。

 

「ごめんなさい」「悪かった」「反省してる」と何度も何度も繰り返し謝っても妻は許してくれません。

 

夫が妻に何か取り返しがつかないことを言ってししまう前には、だいたい妻から注意をされたり、自分とは反対の意見を言われているようです。

 

妻を自分より下に見ている夫は、目下のものが自分に逆らってきたと思って過剰反応してしまいます。

 

そこで夫は何を言ったかというと

「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ!」

「子ども産むくらいしか能がないくせに」

「お前がそんなんだから浮気されても仕方ないだろ」

「お前みたいなやつと結婚してやったんだ、ありがたいと思え」

などなど。

 

これを後になって「失言でした。ごめんなさい。」と言われても

「いやいや、失言ではなくて本音が出たんですよね。」

「おまえをバカにしていますごめんなさいって、それで謝ったつもり?!」

となってしまいます。

 

話が飛躍してしまったでしょうか?

 

 

 

実際過去に矢部さんが岡村さんに対し

「妻には『ありがとう』と『ごめんなさい』の言葉が大切だ」

と言った時

「白旗上げたんか!」

と返してきたので、引いてしまい話を広げることをしなかったと言っていました。

 

矢部さんは

「岡村さんは女性を敵として見ている」

「結婚して子どもがいたらチーム。お母さんは監督。」

「結婚して自分に合わせてくれて、子どもができてさらに妻(女性)を尊敬するようになった。」

とも話していました。

 

矢部さんは岡村さんに対し、

「芸歴も長くなり偉くなって甘えている。謝ったからって、そういう考えを持った岡村隆史は変わらない。変わらなければいけないから性格変えろ。」

「そんな自分を注意してくれる人はありがたいんだ」

「こんなことになって良い機会かもしれない」

と言っていました。

 

岡村さんのどんな考え方が今回の発言をさせたのか、相方だからわかる過去の言動で話し伝えていました。

 

岡村さんの相づちから本当にに伝わっているかな?と少し不安になりましたが。。。

 

立場上公開処刑することで岡村さんを助けた矢部さんを私は優しいなと思います。

 

今後の岡村さんに注目です。

 

 

 

私は夫婦相談にみえる方にいつも思っています。

 

我慢の積み重ねで何事もないかのようにお互いが無理して過ごすより、ケンカをして問題が浮き彫りになって良かったねって。

 

その時は混乱して、何が何だかわからなくて、どう解決してよいのか悩むけど、命さえあればやり直せない事なんかない。

 

どこが悪かったのかわかれば直すことができるし、直すことができればもう一度仲良くなることだってできる。

 

「ごめんなさい」って謝ることはもちろん大切だけど、何が悪かったか何にパートナーが傷ついているかに気づくこと、そして変わろうとする行動が伴えば絶対相手に伝わるって。

 

 

その結果、前よりも良い関係になることだってあります。

 

コロナで人生観が変わるような経験をされている方もたくさん見えると思います。

 

このチャンスに浮き彫りになる、今まで目を背けていた夫婦の関係に真正面から向き合ってみてはいかがですか?

 

 

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妻が夫としたいのは情報の交換ではなく情緒の交換です

こんにちは 愛知県名古屋市の夫婦問題相談室

リボーン 今枝朱美です。

 

緊急事態宣言で「名古屋飛ばし」されています。

対象であっても無くても同様に気を付け、心して生活したいと思います。

 

そこで家にいる時間が多いので、テレフォン人生相談を聞いています。

私は弁護士の大迫恵美子先生が好きです。

優しい口調ですが、その人のことを想うからこそはっきりと現実を突きつけます。

今はつらいかもしれないけど、気持ちを切り替えるきっかけとなり、背中を押してくれます。

 

そして今日お話しする「弾む会話は情報の交換だけではなく情緒の交換です」を教えてくれたのは加藤諦三先生です。

 

子どもが生まれ徐々に妻との会話が盛り上がらなくなってきたことを指摘され思い悩む夫からの相談です。

 

会社では何の問題もなくコミュニケーションが取れる。

妻と一緒に映画を見てストーリーについての話もできる。

でも、どう思ったかの感情の話になるとうまく言葉にできない。

それでいつしか顔色を見ながらの会話になってしまう。

 

加藤先生はすぐに状況が呑み込めました。

 

「あなた小さい時にけがをしてね、医者に連れて行ってケガを治してくれる人はいたけど、『痛かったね、痛いの痛いのとんでけぇ~』っていってくれる人はいなかったんじゃないの?感情を共有してくれる人が。」

 

この男性の家庭では喜怒哀楽を表現しぶつけ合うような関係が無かったんですね。

 

「そっか~悲しいね~」

「すっご~いおいしい!幸せ!!」

 

女性がただただ思いに共感してほしいだけで話すことを、男性はアドバイスしよう、結論付けようとしてがっかりされることが多いです。

 

男性にありがちなことですが、そうでなくても今までに経験していないことは男女に関係なく誰でもできません。

 

最後に加藤先生はこう言われました。

 

「合理性は知的合理性だけじゃないんです。

知的合理性からみると無駄なこと、それは実に深い意味があるんだと。

 

無駄というのは一つの視点から見て無駄なんですよ。

感情的合理性というのがあるんです。

それは無駄じゃない。

だから、それが生きるってことなんです。

 

このことで自分を責めないで、自分の個性だと思って、今の改めることとしては、無駄の中に人生の本質もあると。

 

今まで立派だと思っていた人ばかりから学ぶのではなく、なんだこの人たち、無駄な人だと思っていた、そういう人の中に本当に生きる真実があるかもしれないと、視野を広げてみてください。」

 

感情を読むことが苦手なことは個性。

確かに。

 

しかし、それを知って過ごすか知らないで過ごすかは大違い。

知ることで見えてくるものは大きく変わります。

 

妻が夫としたいのは、情報の交換だけではなく情緒の交換です。

 

それがむずかしいと感じたら、まずは気持ちへの共感から始めてくださいね。

 

自分も同じような感じがする。

けど、どうしていいかわからない。

具体的な言葉が思いつかない。

妻からの攻撃を受けると固まってしまう。

 

そんな時は少しでも早めに相談に来てください。

あなたの状況に応じた具体的な方策を私と一緒に考えましょう!

 

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コロナの影響って夫婦問題に関係ある?無い?ピンチはチャンス!

こんにちは 愛知県名古屋市の夫婦問題相談室

リボーン 今枝朱美です。

 

事務所から徒歩10分のところに名古屋能楽堂があります。

 

加藤清正像の横の桜は大木で枝が地面すれすれまで張ってとても立派できれいです。

 

少し早めに咲くので毎年とても楽しみ。

 

29日に散歩してきました。

 

 

満開一歩手前で一番きれいな時です。

 

 

コロナウィルスの影響で、お花見宴会の人はいませんでしたよ。

 

 

 

コロナと言えば、3月の初めは突然学校が休みになり、小さいお子さんのいる方の相談キャンセルが相次ぎました。

 

このまましばらくはひっそりと過ごすことになるのかと思っていると、すぐに夫婦同席相談がバンバン入ってきました。

 

・子どもが毎日家にいて親にもストレスがたまり夫婦関係に悪影響を及ぼす。

 

・不安をあおるニュースばかり流れ、悪い方悪い方に考えを持っていかれる。

 

・こんな時こそ自分の人生について改めて考え、夫婦関係を見つめなおす良い機会となる。

 

このような原因で改善したいと考え、相談したいと思ってくれたようです。

 

こんな時だからこそ夫婦で力を合わせ、ウィルスという外敵から家族を守らなければいけません。

 

究極の時こそ、その人の本心が見えます。

 

辛い時にひどいことをされると一生残る傷となり、

 

困ったときに助けられると一生忘れない思い出となります。

 

そう!

ピンチがチャンスなんです!!

 

この人について行こう

この人を守っていこう

 

と思うか

 

こいつとはやっていけない

こんな奴は地獄に落ちろ!

 

と思うかは紙一重です。

 

たった一言の言葉のチョイスが、、、

 

返事をしなかった、言葉をかけなかったばっかりに、、、

 

やっているからいいと思ったら、、、

 

 

「なんかかみ合わない」

そんなことはありませんか?

 

男性と女性は発想が全く違います。

 

育った家庭でも常識が大きく変わります。

 

それなのに、夫婦だから、好きで結婚したんだからって価値観が一緒になるわけがありません。

 

あなたの言動が相手の思うところと大きくずれているのです。

 

それはあなたの目線で何度見ても見えません。

 

第三者の目線は問題点を見つけることに役に立つと思いますので、ぜひ一度相談に来てください。

 

 

 

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「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」ですね

こんにちは 名古屋の夫婦問題相談室

リボーン今枝朱美です。

 

中国最古の兵法書「孫子」の一節に

「彼を知り己を知れば百戦殆う(危う)からず」があります。

その先は

「彼を知らずして己を知れば 一勝一負す、

彼を知らず 己を知らざれば 戦う毎に必ず殆し」

と続きます。

パートナーの価値観をよく理解し自分の価値観もよく知っていれば、夫婦ゲンカしても離婚なんてことにはなりません。

 

自分のことだけわかっていても、パートナーのことをよくわかっていなかったら、うまくいくときがあったとしても、いかないときもあります。

 

パートナーのことも自分のこともどっちもわかっていなかったら、いつもいつも同じことで大喧嘩を繰り返さなければいけませんよ。

 

 

「知る」ということがとても大切なのです。

 

喧嘩をするとついつい相手のムカつくところに目が行きます。

 

そして、

それが悪い。

それをしなければ問題は起きない。

おまえが直すべきだ!

相手を非難します。

 

でも、なんでそうなんだろう?と少し考えてみましょう。

 

実家のご両親の関係性、親子関係は?

 

どんな学生時代を送っていたんだろう?

勉強は?友人は?部活は?

 

望む仕事につけているのかな?

仕事でストレスたまっていないかな?

 

最近体調はどうかな?

疲れはたまっていないかな?

 

会社で嫌なことでもあったのかな?

子どものことで心配事でもあるのかな?

 

お腹すいてない?

暑くない?

毎日眠れてる?

痛いところない?

 

 

その人その人によって、大切にしていることは違います。

 

例えば私は、

自分のことなら我慢できますが、他人に迷惑をかけている人を見ると我慢できません。

 

嫌なことがあったら、誰かに聞いてもらうだけでスッキリし、ばらくすると忘れてしまいます。

 

お腹がすくと元気がなくなり不機嫌になりますが、食べるとケロッと回復します。

 

他人に迷惑をかけない、嫌なことは吐き出す、食事をしっかりとる、ということを大切にしているんですね。

 

私とは逆に、嫌なことがあったら思い出したくないから黙ってそっとしておいてほしい、一人の時間を大切にしたいという人もいると思います。

 

 

好きで気が合って結婚したパートナーだと思いますが、決して同じ価値観ではありません。

 

大切にしていることだって違って当然です。

 

相手の手の内を知らずに、起きている出来事だけを取り上げてケンカをしていても、なかなか理解し合うことはできないと思いませんか?

 

相手の戦略を知るということではなく、その前に相手の大切にしていることをもっとよく知ろうとちゃんと真正面から向き合ってくださいね。

 

ずいぶん前になりますが、ご主人の不倫が発覚して精神的にまいってしまった奥様をどうしていいかわからず困ったご主人が奥様を連れ夫婦で相談にみえました。

 

その奥様が言っていました。

 

「こんなことになって久しぶりにケンカをしました。

そしたら主人の顔にしわがいっぱい増えていたんです。

すごく驚きましたが、気づいたんです。

ずいぶん長い間主人の顔なんて見ていなかったんですね。

浮気されても仕方ないです。」

 

ご主人も自分のことに興味が無いと思っていた奥様がこんなにも取り乱す姿を見て、心底反省してみえました。

 

顔を見なくなってからの10年以上、お互いに相手のことを「知りたい」という気持ちで向き合っていたらと思います。

 

事件により相手と自分の本心をお互いに知ることができ、10年以上の空白という溝を埋めることができました。

 

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

 

 

 

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夫婦の幸せの形ってどんな形ですか?

こんにちは 名古屋の夫婦問題相談室

リボーン 今枝朱美です。

 

コロナの影響でお子さんが家にいるために相談予約がキャンセルになり、時間が空いています。

 

読めていなかった本を読んでいますが、今日はアマゾンプライムビデオで「東京ラブストーリー」を6話までを一気に見てしまいました。

 

ファッション、電話、タバコ、懐かしいわぁ~

(私の方が少しお姉さんだけど、、、)

 

 

コロナの影響でたくさんの夫婦関係にも影響が出ています。

 

私の友人の奥さんはドラッグストアにお勤め。

お客様からのクレームと過去最高の売り上げとで騒乱中、「今までで一番疲れた」そうです。

 

非常事態の時こそ夫婦の関係が問われるときです。

ピンチをチャンスとするか、溝がさらに深まるか。

 

友人は夕飯を作って労ったそうですが、はたしてそれが正解かどうかはそのご夫婦にしかわかりません。

「ありがとう!あなたも忙しいのに嬉しいわぁ!」

 

「おいしい!一日の疲れも吹き飛ぶわ!」

 

「帰ってきてご飯ができてるなんて夢みたい」

 

「あなたが旦那様で本当に幸せ」

 

となるか

 

「ドヤ顔で感謝を期待されても、こっちは疲れとんじゃ!」

 

「つくるだけ作ってキッチンぐちゃぐちゃ。やめて欲しいわ」

 

「食欲もないから食べられない。残すと怒るし。。。」

 

「もうこんな時間なんだからお風呂に入って眠りたい」

 

「どう?どう?って聞かれても、おいしい以外の答えは受け付けないくせに」
 

吉と出るか凶と出るかは、毎日どれくらい相手のことを想っているかにかかってきます。

 

こんな時は何がしたいのだろう?

 

何を大切に考えているのだろう?

 

言葉より行動だよな。

 

まずぎゅっとハグして「お疲れ様」。

 

空腹が一番の敵だから。

 

体力がないから疲れただろうな。

 

部屋が散らかってると嫌だろうな。

 

静かにしたいよね。

 

おもしろい話して元気づけてあげよう!

 

ドライブでスイーツでも食べに行って気分転換したいかな。

 

 

自分のことしか考えていない人は、良かれと思ってしたことで相手をドット疲れさせる結果となります。

 

間違った結果となっている人でも、意地悪でしているわけではありません。

良かれと思ってしているのでたちが悪いです。

 

わからなかったら聞くのが一番なのですが、いつもいつも同じことを聞いていてはまたそれも地雷となります。

 

 

夫婦の幸せの形はそれぞれです。

 

にぎやかな笑いの絶えない夫婦漫才みたいなのを幸せと感じる夫婦もいれば、会話が無くても空気のような存在でいることを幸せだと感じる夫婦もいます。

 

 

よその夫婦とくらべてはいけません。

 

自分たち夫婦の幸せの形は、自分を知りパートナーを尊重し、少し我慢して少し譲って、二人ですり合わせていきましょうね。

 

何年もかけて二人だけの素敵な幸せの形を作ってください。

 

 

 

ちなみに友人は奥さんから何の感想も労いの言葉もなく、後片付けに細かいダメ出しをされてしまいました。

 

さすがにへこんでいると、「おいしかったよ」とフォローがあったようですあせる

 

その一言で明日も頑張れる優しい旦那さんです。

 

 

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ムカつくところは好きだったところではありませんか?

こんにちは 名古屋の夫婦問題相談室

リボーン今枝朱美です。

 

昨日は暖かかったですね。

ちょっとの空き時間に1㎞泳いできました。

歩いて3分のところにプールがあるので便利です!

 

ところで

「釣った魚にえさをやらない」ってよく言いますよね。

でもそれってあったりまえじゃないですか?

 

恋愛時代はエサまきまくりですよね。

ほら、あなただって。

 

デートだと言えば早起きしてお弁当つくりましたよね。

朝シャンして髪巻いて念入りにお化粧して、彼の好きそうなひらひらした服着たりして。

 

付き合いたい、好かれたい、結婚したい。

ですから我慢もすれば頑張りもしますよね。

 

で結婚したらおにぎりすらコンビニで買い、

休みの日にはフリース上下に髪はボサボサでノーメイク。

 

そんなもんですよ。

リラックスした感じでいいんです。

 

それはそうとして、

今旦那さんのムカつくところは好きだったところではありませんか?

恋愛中はグイグイ引っ張っていってくれるところが男らしくて好きだったのに、結婚したら「あなた一人で暮らしてるんじゃないのになんて自己中なの?!」ってなったり。

 

恋愛中は何でも言うことを聞いてくれる優しいところが好きだったのに、子どもができたら「子どもに手がかかるのにおまえは何もひとりで決めれんのか!!」ってなったり。

 

男性は女性より変化することが苦手なんです。

 

特に「お前は女心がわからんのか!!」とか言いたくなってしまうような旦那さんはです。

 

男(彼氏)→男+夫→男+夫+父

このように変化しながらも役割が増えていくことに対応するのがとても苦手です。

 

あなたは腹が立ったり悲しくなったりすると思います。

 

でもよくよく考えてみると好きだった旦那さんがムカつく旦那さんに変わってしまったわけではありません。

 

旦那さんは何も変わっていないだけなのです。

(変わってくれないことが罪と言えば罪ですが、、、)

 

女心のわかりにくい特性を持っている旦那さんをお持ちのあなた。

 

微妙な女心はわからないけど、細かいところにいちいち文句をつけないとか、決まったことはちゃんとやってくれるとか良いところもたくさんああるはずです。

 

「なんでこの人と結婚するって決めたのかな?」って思い出してください。

 

今ムカつくところが、意外と好きだったところなのかもしれませんよ。

 

 

 

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結婚すると発生する義務を知っていますか?

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今日は婚姻は署名捺印して役所に届け出ると効力を発揮し、結婚するといろいろな義務や権利が発生するという話。

皆さんそもそも結婚するときに婚姻の義務って考えて結婚していますか?

芸能情報でも不倫問題は盛り上がりますので、貞操義務はよく知っていると思いますが、今回お話ししたい義務はこの3つです。

 

①同居・協力・扶助の義務

②婚姻費用分担義務

③日常家事債務の連帯責任

 

①一緒に住み、日常生活(性生活も含む)を協力し助け合う義務があります。

夫婦が同等の生活になるようにです。

家事育児分担で良く揉めていますが、相手が大変そうなら協力し助け合うのは婚姻の義務なのです。

外での仕事量に違いがあるなら、その分家での仕事で協力して助け合うのも義務。

共稼ぎの奥さんが休む間もなく夕飯の支度をしているのを、ソファーでゲームをしながら待つのはやめましょう。

むかつくからって自分は子どもと楽しく夕飯を食べ、食事の用意もせずふろの湯も落とし相手をいないものとするのはやめましょう。

 

②婚姻費用分担とは結婚生活にかかるお金は二人で分担し合います。同額出し合うのではなく、同じ生活ができるように負担し合うということです。

「誰のお金で生活できると思っているんだ!」ではなく収入の多いほうが多く負担することは義務です。

奥さんは毎日ホテルのランチにエステ、旦那さんは一日500円の小遣いはおかしいです。

変な話ですが、自分が節約してためた貯金も二人のもので、権利は半分ずつです。

 

③日常生活で使ってしまいできた借金は二人で返すことになります。

明らかなギャンブルや仕事の借金は別ですよ。

相手キャッシングをしても生活費に使ったなら二人で返すんですね。

家計をオープンにしないとたまりたまって取り返しのつかないことになるので、たとえ財布は別でもお互いに隠さないことが必要です。

 

婚姻関係にあるということは、二人は同等の生活をするために協力して助け合う義務があるのです。

なので別居や離婚時には婚姻費用分担請求や慰謝料や財産分与などの権利も発生します。

 

結婚してもお互いを尊重し、それぞれの価値観を大事にして干渉し合わない夫婦関係もあると思います。

しかし、婚姻は民法で規定されています。

金銭の権利以外で強制力はありませんが、「普通は」「常識でしょ」「あたりまえ」を否定する前に義務があることは知ってくださいね。

 

ことが大きくなる前に、離婚したい方も修復したい方も相談に来てください。

正確な情報を知り、自分に合った対策を考えましょう!

 

代理人をたてることは勝負がつくまでの争いを意味し、両者の傷が深くなることが考えられます。

気持ちの切り替えひとつ、負けるが勝ちで意外と丸く収まることもありますよ。

夫婦同席相談一回で劇的に変化、セックスレスまで解消

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

自営業の仕事に関する考え方の違いから3年以上もケンカをしているご夫婦が相談にみえました。

最近ではお互いに「言っても無駄」とあきらめ、それでも不満を抑えることができず無視とキレるを繰り返していたようです。

条件によっては離婚も視野に入れ、離婚か修復か悩んでいるようでした。

 

投げやりな夫と怒りが収まらない妻。

二人をつなぎとめるものは子どもしかないのかな?と思い話を聞いていましたが、腹が立つのは相手に期待するからで、期待するのは気持ちがあるからです。

本当は二人とも仲良くしたいんだなぁ~と伝わってきました。

 

怒ってばかりいると、だんだん自分が何に怒っているのかわからなくなってしまいます。

 

何に怒っているのかわからない相手に、何をすれば怒りが収まるのかわかるはずもありませんよね。

 

不満を聞けば

「仕事が、、、仕事の、、、」

と話すのですが、どうもそれ以外にもありそうです。

 

話を聞き進めると、出産後の気持ちのすれ違い、親がサラリーマンと自営業家庭の違い、それぞれの父親の真逆な性格、PMSや生理痛、休みたい夫と話したい妻など、相談シートに記入した「価値観の違い」「性格の不一致」などがどんどん紐解かれていきます。

 

仕事のことや子どもの行事のことなどは必要に迫られ話しますが、それだけでもしんどいのに、それ以上の会話をすればケンカの種になり、今では全く会話していないようでした。

もう離婚かもしれないと思い悩み最後の手段だと考え、時間とお金を使いわざわざ二人そろって相談に来たのです。

 

家で二人だけではなかなか話せない事でも、話せます。

 

言いづらいことでも聞いてもらえば話しだしやすいです。

 

二人だけでは思ってもいないところの問題点に気づくこともあります。

問題点に気づくと少し反省したりもします。

今までやらなかったことも、やってみようかな?と思えてきます。

 

そこが運命の分かれ道。

きっとダメだろうとあきらめてしまうか、

ダメもとでも一度やってみるか。

 

ところがこの旦那さんがえらかったのは、「最初は頑張ってやってみた。」ところです。

気持ちは置いといて、まず行動したのです。

 

やってみたら奥さんが喜んでくれたという結果が出たので旦那さんの気持ちも上がってきます。

奥さんが素直に受け入れたところも素晴らしいですね。

 

何をしたのかはヒミツですが、奥さんは喜んで機嫌も良くなり怒らない、怒らないからご主人も無視しない、無視しないってことは会話もできる、会話ができればさらに奥さんもうれしい。

 

2回目の奥さんだけの相談の時はすでにニコニコでした。

仕事の悩みは全く解決していないのにです。

3回目は二人で来てくれました。

 

家で二人だけではなかなか話せない事でも、話せます。

 

言いづらいことでも聞いてもらえば話しだしやすいです。

 

これはご主人の言葉です。

本当は夫婦で話さなくちゃいけない事を面と向かうと言えない人が多いです。

一回で劇的に変化して、セックスレスまで一気に解消してしまいましたが、もっともっとお互いを分かり合うために相談は続きます。

 

同じ修復希望でも、元に戻りたい夫と元に戻りたくない妻

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

夫婦相談をしていて夫婦同席相談では両方の意見を聞くことができます。

夫婦が同じように「修復して仲良くなりたい!」と言いながらも、ケンカが絶えず話がかみ合わないのはなぜでしょう?

 

そんなご夫婦の多くはこのように言います。

夫は「元の仲が良かったころに戻りたいです。」

妻は「もう元には戻りたくありません。」

 

戻りたくないなら、もうダメってことのように思えますよね?

どういうことなのか考えていきましょう。

 

多くの夫は結婚しても状況に変化のない人が多いです。

独身時代と同じ地域に住む。

独身時代と同じように仕事ができる。

友人は学生時代の友人と職場の友人。

趣味は車、釣り、スポーツなど継続しているもの。

家事と子育ては妻任せ。

 

多くの妻は結婚と出産で様々なことが変化します。

結婚により引っ越す。(実家から離れ知らない土地へ)

引っ越しで仕事を辞めるか転職。(キャリアと人間関係が途切れる)

友人とは疎遠になる。

趣味は環境が変わり一度中断。

地元で結婚したとしても出産で休職または退職。

妊娠出産授乳育児で身体に大きくダメージを受ける。

子育てでコミュニティーが変わる。

仕事に復帰しても家事と子育ての多くを担う。

夫婦となり家族が増え、もちろん楽しいこともたくさんあります。

しかし、この間にどちらが悪いは関係なく大小さまざまな要因で、夫婦の仲がこじれたとしましょう。

夫の元の戻るは、生活が何も変わらず妻との仲が良くなることを意味します。

妻の元に戻るは、すべて捨てたところから今までの苦労を繰り返すことを意味します。

 

熟年離婚はもちろんのこと、子どもが小学校に上がったら、子どもが義務教育を終えたら、子どもが成人したら、子どもが独立したら、と我慢してきた妻たちは同様に考えています。

「やっとここまで来たのに、元に戻りたいって何なの!!」

「また私に苦労を繰り返せっていうの?!」

このような感じでしょうか。

 

仲良くなりたいと願うなら、元に戻ることに力を費やすのではなく、この人とならこの先も一緒にいたいと思われる自分になることに力を注いでくださいね。

相手の悪いところなら山ほど言えるけど、自分の悪いところがいまいちわからないから直せないと思っているあなた。

あなたのどこを直したら修復できるかを私がズバリ見つけますので相談に来てくださいね!!

 

 

卒業された相談者さまから長文メールをいただきました

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

12月で卒業した会員さんからメールをいただきました。

たくさんの会員さんの中でも、3年10か月は過去最長です♡

 

彼女は感情を表面に出すことが苦手なタイプで、小手先の「男が喜ぶ女のさしすせそ」が超へたくそでした。

しかし、芯がとても強く何があってもへこたれず、持久力は誰にも負けません。そして素直で自分に正直です。

会社でもその安定力で同僚にも慕われているようです。

 

そんな彼女にできる彼女ならではの修復方法を一緒に考えました。

いくら万人にとって良いことでも彼女が自分で「できる」「やりたい」と心底思い、楽しんで実行しないと結果は現れません。

また、目標をしっかり定めても、状況が変われば変更点も出てきますので、毎回毎回確認と作戦の立て直しもしました。

 

結果、彼女は自分にとって「幸せだなぁ」と思える夫婦関係を手に入れることができたのです。

私もたくさんのことを教えていただき、共に成長することができたことに感謝します。

 

「今枝さんのところに1人でも多くの夫婦問題に悩むひとが来ますように」と、メールを公開することをOKいただきましたのでご紹介させていただきますね。

 

今枝さん

先日まで3年10か月、カウンセリングをありがとうございました。

これまで受けたカウンセリングを振り返ってメールをさせて頂きます。

 

初め伺った時の状況は、夫から切り出された離婚は取り下げられたものの、まだ夫には脇の存在があり、一人不妊治療の病院に通うものの、それを夫に言えない状態でした。

 

初めのカウンセリングは、夫の脇の存在がチラつき、自分も鬱々していた気持ちでいっぱいで数回は泣いていた記憶があります。

夫とも心休まらない関係だったような気がします。

今枝さんからこれをしたら?これはまだ早い等適切なアドバイスを頂き、カウンセリングの帰り道、カフェに寄って、アドバイスの内容を振り返り、とったメモを読み返してスマホで調べたり、次のカウンセリングまでできることを実行していました。

 

そのうち今枝さんから勧められたウィンドーショッピング、夫へお土産買う、春は桜がきれいなスポット、ファッションセールなどに行き、カウンセリングの帰り道を歩くことが実はとても楽しみになりました。

このあたりから自分を整え、楽しむことで、少しずつ夫との関係性も良くなったような気がします。

 

カウンセリング3年目の頃は、こうあるべきという自分の思考のくせがわかりかけ、夫や周りの人にあわせて楽しい時もあり、当初の希望はすべては叶っていないかもしれないけれどなんだか幸せだなと心から湧き上がっていることが増えてきました

このころからカウンセリング時とっていたメモの量も減ってきていました。

 

今、今枝さんに最後に頂いたプレゼントを身に着けています。

大変綺麗なもので一層自分磨きしたくなりました。

 

今枝さんにはお母さん、お姉さんのようにも接してもらい

大変お世話になりました。ありがとうございます。

まだ道半ばでまたもしかしたらお世話になるかもしれませんがその際は宜しくお願いします。

 

暖かい気持ちに感謝です。ありがとうございました!!

卒業祝いに見ているだけでもうっとりしちゃうような、Saluteの商品をプレゼントしました。

たくさん努力した彼女が輝くのにふさわしいものです。

これからも内から外から輝く素敵な女性でいてくださいね。

 

 

結婚に対する金銭的価値観の違い

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今月の卒業会員さんは初回相談から2か月、離婚成立での卒業の男性です。

結婚して二人でコツコツ財産を築き、老後を見据えた穏やかな生活を夢見ていた夫。

片や結婚することで金銭的な負担が減り、自分の自由になるお金と自分の貯金が増えると思っていた妻。

 

夫から見れば夜な夜な遊びまわり使いたい放題の妻。

約束した生活費も入てもらってもまだ足らず夫の持ち出し分が出る始末。

 

妻から見れば金に細かく数字で追い詰めてくる経済的モラハラ夫。

夫のマンションのローンを払わされている気分。

 

結婚前によく話し合い、確認し合ったはずなんですけどね。

 

共に生活を楽しむことは無く、気持ちはすっかり離れ、問題は金銭だけ。

別居だ離婚だ家庭内別居だと揉めながら、無駄に同居期間を延ばすことは財産分与をわかりづらくします。

 

婚姻期間中にどっちがたくさん稼いだか、どっちがたくさん使って、どっちがたくさん貯めたかは関係ありません。

結婚したら夫婦のお財布は一つです。

ざっくり言って、別居時の財産から同居時の財産を引いて半分に分けるだけの話です。

個人的にどう分けようと自由ですが、もめて家庭裁判所に委ねると最終的にはそうなります。

 

たった2か月で二転三転しましたが、最後には二人の協議で話はまとまり離婚が整いました。

二人とも職を持ち、婚姻期間も比較的短く、子どももいなかったため離婚を選択することとなり短期間で決着しました。

 

しかし、もし私のところに相談に来ていなかったらと思うと、夫は気持ちの切り替えができず金銭の話がまとまることはなく、怒りは執念となり問題は長引いたことだと思います。

 

調停となると相手のあらを探し言いたくないことで長期間争い、楽しかった思い出も全部消え、相手を一生恨んで過ごすこととなったかもしれません。

 

最後まで「相手はそんなことしてきた?!」と思うこともありましたが、年内で決着し心機一転新しい年を迎えてもらうことができて良かったです。

 

どんな結果であろうとも、あなたにとっての最善の方法を一緒に見つけましょうね。

 

 とはいっても、相談に乗ってくれるのはどんな人?と思ったら。

ほらこんな感じ。クリックしてみてニコニコ

12月はクリスマス 浮気問題の悩み相談ください

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今月はクリスマスベルクリスマスクリスマスツリー 浮気問題で悩むひとのアンテナは反応しまくりです。

あなたの気持ちに寄り添うとは言うものの、お話を聞かせていただいて、

「それは離婚することないでしょ!?」

と思ったり、

「そんな人のためにあなたの人生を無駄に過ごすことないでしょ!?」

と思ったら、私の意見としてお話はさせていただきます。

 

それでもこうしたい!というあなたの覚悟が決まれば、最善の結果となるように応援します。

自分の意見に賛同してくれる身内や友だちにだけ相談していませんか?

 

婚姻関係にある中で、浮気や不倫は離婚理由になる項目の一つとされています。

した方が圧倒的に悪いけど、それで終わりではありません。

離婚するにしてもいったん二人の関係を整理してけじめをつけ、その先の人生を前を向いて進んでほしいです。

 

修復したいならなおさらです。

バレた、認めた、謝った、それから二人がどうするかが問題です。

 

攻め続け、一生がんじがらめにして暮らすか。

無視してそれぞれ勝手に暮らすか。

また結局同じことを繰り返し続けるか。

大喧嘩して一からやり直すのか。

時間をかけて関係性を変えていくのか。

 

はたから見ていてありえないと思っても、夫婦が良ければ成り立つ場合もあります。

 

私としての許容範囲は広いですが、夫婦として風通しの良い関係、子どもがいれば父母として協力し合える関係は必須です。

あなたにとって最善の方法を一緒に見つけましょうね。

 

 とはいっても、相談に乗ってくれるのはどんな人?と思ったら。

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この機会に浮気問題に決着をつけましょう!

これからの長い人生を楽しむために。

夫婦ですれ違う「謝った!」「謝ってない!」問題

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

今月はいいふうふの日でたくさんの修復希望の夫婦同席相談をお受けしています。

夫婦ゲンカは一つの同じ事柄を全く逆方向からとらえ、相手が自分の意見に従わない(従わせたい)ために起こります。

 

ふたりは白だ黒だと言ってケンカしているのですが、第三者として話を聞く私からはよーく見えるのです。

そして相手の立場をお話しし、気持ちを通訳することで少しずつ絡まった糸をほぐしていきます。

 

その中で真っ向から意見が食い違う「謝った!」「謝ってない!」問題。

例をあげてみますね。

 

謝った 反省した態度で「申し訳ないことをした。悪かった。」と伝えた。

謝ってない うつむいてごにょごにょと 言っていただけで、はっきり「ごめんなさい!」と謝ってない。

 

謝った 共通の友達夫婦立会いのもと、「俺が悪かった。お前に嫌な思いをさせてごめんなさい。」と謝った。

謝ってない 私が言っても認めなかったくせに、友達夫婦に言われたから謝っただけ。本心で謝ってない。

 

謝った 誓約書にサインして謝罪の気持ちを伝えた。

謝っていない サインしただけで、直接言葉で謝ってもらっていない。

 
こんな感じで食い違っていきます。

背景や前後があることなので、これだけで判断できないところはありますが、どれも「謝ってない」ことはありませんでした。
 
しかし、された方は納得できていないのです。
 
誠意が足りない場合もあれば、真意をくみ取れていない場合もあります。
 
相談ではその点を聞き手が理解できる言葉に変え、時に時間をかけて心をほぐしながら通訳していきます。

 
自分自身を見つめなおす、相手の立場に立ってみる、第三者になったつもりで考えるなども解決には有効ですが、なかなかうまくはいきません。
 
そんな時は、知識と経験のある第三者の専門家に相談し意見を聞くという方法もありますので、お困りの場合はぜひ一度相談に来て下さいね。
 
とはいっても、相談に乗ってくれるのはどんな人?と思ったら。

ほらこんな感じ。クリックしてみてニコニコ

発達障害の特性への理解とわたしたちができること

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

私の所属するNPO法人日本結婚教育協会主催の年一回の講演会「いのちつなぐ」が10月13日奈良県文化会館で開催されました。

講師は笹森理絵先生。

笹森先生は発達障害の当事者であり、3人の発達障害の保護者、社会福祉士など専門援助職という3つの視点から発達障害と関わっておられます。

ご自身の体験などから、発達障害の具体的な特性や対処法をお話しいただきました。

 

できないことはその人の特性なので、頑張りが足らないとか怠けているわけではないのです。

会社で「言われなくても臨機応変に自分で仕事を見つけてやるように。」と言われても不安になるだけ。

家で夫に「お風呂みてきて。」と言われしばらくお風呂を眺め戻ってきて呆れられ。

子どもは小学生になっても字が書けなくて暗号のようになり母親が責められたり。

 

子どもが生まれ発達の違いに気づき、初めて自分も診断を受けてみたら

「できないのは自分のせいではなく、脳の構造の問題。」

と言われ、全身から力が抜けるほどびっくりしたそうです。

「目の前に一条に光が差す思いをしたことを覚えている、人生が反転した瞬間だった。」と手記に書かれています。

笹森先生は数学以外のお勉強が良くできたことと、ご両親も診断は受けてないものの同じなので、余計に気付くのが遅れたそうです。

 

夫婦の場合。

自分が、パートナーが、発達障害だとわかったら。

わかって良かったと思う場合もあれば、困ったと思う場合もあるかもしれません。

しかし、どこかしら好きで結婚した相手です。

発達障害だからダメだということは全くありません。

特性を理解し、対処法を見つければ大丈夫。

 

私はたくさんの悩めるご夫婦を見てきていますが、発達の凸凹も性格の凸凹も同じように考えています。

お部屋を片付けられない人はたくさんいますし、人の気持ちを察することが苦手な人なんて言ったらほとんどがそうだからケンカしてるんです。

こだわりが強い人もいっぱいいるし、苦手なことだって無い人なんていません。

ほら、一緒でしょ?

 

まずは自分の特性、価値観、性格をよく理解する。

それと同じようにパートナーのことも理解する。

そして共に生活することでペースをつかみ、わからないことは言葉を交わしすり合わせていく。

「何でできないの!!」って怒ってもできないことはできない。(できないというより、あなたの思うようにはできないって感じです)

時に我慢することも譲り合うことも必要ですよね。

自分の苦手なことは助けてもらえばいいし、得意なことは頑張ればいい。

同じ性格だから、同じ価値観だからってうまくいくわけではありません。

違うからこそ新たな発見もあり日々の何気ない生活が楽しいのです。

 

でも、なんかわからない、生活しづらい、ケンカが続いてしまう、毎日が苦しい。

そんな時は相談に来てくださいね。

みんなには見えないあなたの特性やパートナーの特性が私には見えることってよくあるんです。(特殊能力があるってわけではなく、ベテラン相談員だからなんですけどね。)

対処法を一緒に考えましょう。

ハロウィンですが仮面夫婦から脱却しましょう

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

ハロウィンイベントは年々盛大になってきますが、あなたは仮面夫婦で悩んでいませんか?

 

一般的に仮面夫婦とは、「対外的には夫婦として振る舞っているけれども、実際には二人の間に愛情や親密なやり取りがないような夫婦」です。

さも問題かのように扱われますが、「そうですがなにか問題でも?」と考える人もあります。

 

セックスレスも同様ですが、夫婦に不満がなければ何の問題もなく、穏やかな波風のない夫婦と表現したり、お互いに自立し相手を尊重する夫婦なのかもしれません。

しかし、それを問題とし日々辛いと悩んでいるなら、それはなんとかしなければいけませんね。

 

あなたの捉え方一つだったり、思い違いがちょっとしたことで解消されるかもしれない。

また、何も無理して夫婦を続ける必要はないのかもしれないし、卒婚が最適かもしれない。

あなたの中に「夫婦とはこうあるべき」「相手がおかしいのが原因」「普通はこうなのに」という思いが強ければ強いほど苦しくなってきます。

 

あなたにとってストレスの少ない心地いい毎日が過ごせる選択は何なのでしょう?

100組あれば100通り、夫婦の数だけ解決策はあります。

 

ジェノグラム(家族関係図)、職歴、性格、過去の出来事、今大切にしたいことなどから考え、自分のこうなりたい姿や夫婦家族にとっての最善だと思える方法を私と一緒に見つけていきましょう。

 

この機会に仮面夫婦から脱却しましょう!

これからの長い人生を楽しむために。

 

仮面夫婦が嫌ならどんな夫婦になりたいのか考えましょう。

「離婚する前ににそれを知っていたら」とならないために

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

近年の日本の気候は、夏と冬が厳しく長くなり、春と秋が短くなっているようです。

夫婦も一緒のような気がします。

 

結婚平均年齢が男性31歳、女性29歳と聞き、

「30になったら結婚しようかな~。」

なんて楽観的に考えて、

30で恋愛しようと持っても適当な相手が自然に現れるわけでもなく、思い返せば20代に好きだった元カレ元カノより素敵な人はなかなか見つからない。

焦って大慌てで見つけた相手と「結婚したい」という気持ちで意気投合。

「やったー!結婚できた!!」

 

盛り上がって結婚して、張り切って子どもができたことはいいけど、子育ては思ったより大変で自由は一切ない。

かわいい写真をいっぱいアップするつもりだったのに、自分がボロボロでそれどころじゃない。

子どもをやっと保育園に預けたと思ったのに、毎日が家事と育児分担でもめてケンカばかり。

何でもないような日々を幸せだと思えず、SNSで見る幸せそうな夫婦を見ては自己嫌悪でため息。

情報が多すぎて穏やかで何もないことを幸せだと感じられなくなっているような気がする。

少しの不満も我慢できず相手のせいにして当たり散らす。

相手を変えてやろうと必死になり、ダメなら別れるしかないとあきらめる。

 

草が芽吹きポカポカしてくる春はどこだったんだろう。

暑さが和らぎ食欲が出てくる秋は過ぎたのだろうか。

 

その時その時は本当に大変だし、起きている問題は自分ではどうしようもできないことだと思い込んでしまうでしょう。

 

でも、離婚した後になると、

「あの時ああしていれば」

「あの時にそれを知っていたら」

「あの時だれかに相談していれば」

と誰もが思います。

 

結婚生活はいい時ばかりではないかもしれません。

 

しかし、立ち止まってよーく見つめてみると、だれにだって春もあるし秋もあります。

また、夏もあって冬もあるから楽しいんです。

私は経験者だし、たくさんの悩みを聞いているからわかります。

 

離婚してから「あの時ああしていれば」と思う前に。

離婚する前の今、辛いことを話に来てください。

相談する場所があることを知ってください。

 

「離婚する前にそれを知っていたら」とならないために。

 

私が悩んでいるあなたの相談をお聞きします。

なんで私ばっかり変わらなくちゃいけないの?と思うあなたへ

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

相談に来られた悩める方のお話を聞いていて、もちろん傾聴共感しますよ。

でも、私のところに来られる方は聞いてほしいだけじゃないのです。

自分たち夫婦の今の状況は第三者からはどう見えるかを聞きたいのです。

 

そして、改善するために何かできることはあるのかも知りたいのです。

ですから少し耳の痛い話もするし、頑張らなきゃいけない話もします。

 

過去と他人は変えられないが未来と自分は変えられる、これは誰もが知っていること。

それに加え、夫婦は鏡、これも間違いありません。

皆さん全く意見が違うからケンカになっていると思っていますが、似たもの夫婦で意地を張り合っているから同じことを繰り返しているんですよ。

 

だったら、どちらかが何かを少し変えればいいだけなんです。

そのどちらが先に変わるか変えるかが難しいらしいのですが、相談に来て気づいたほうが先でいいのです。

相手は知らないし気づかないからやっているんだから。

 

言われたから仕方ないから一回やってみよ、でかまいません。

「向こうがあんなことしなければ、私はこんなこと言わなくて済むんです。」じゃなくてー。

夫婦関係を修復したくて来たなら、自分から流れを変えてみませんか?

 

「なんで私ばっかり変わらなくちゃいけないの?」

って、それが一番簡単だから。

 

勝ち負けじゃないんだから、ちっとも悔しくなんてありません。

あなたが変われば鏡である相手も同時に変わるって想像できますよね?

 

幸せになりたい、そう思うなら、まず先に相手を幸せにしてあげてください。

そして相手に愛される自分でいてください。

 

夫婦は鏡です。

ほら、幸せはすぐそこにありますよ。

まさか結婚しても○○だとは思わなかった!!

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

48歳で離婚して丸10年経ちました。

パートで離婚し、50歳でリボーンを立ち上げ、4年半で専業で生活できるようになりました。

誰の援助もなく生活できているのは、自分はもちろんですが、親も子どもたちも元気で自立しているからこそだと思い、みんなに感謝しています。

 

結婚生活に疑問を持ち悩んでいる皆様。

「まさか結婚しても○○だとは思わなかった!!」

という悩みはありませんか?

 

私は新婚の時に人生最大のピンチだと思うくらい悩んでいたんですよ。

 

新婚旅行から新居に帰ると、家に電気がついているのです。

なんと!舅が住んでいたのです!!

舅が建てた家ではあるんです。

6年以上家族が誰も引っ越さないので、それまでも舅が一人で泊りには来ていたのです。

でも空いているから新婚夫婦に住んでいいと言ってくれたんです。

1階奥の6畳の和室と応接間と仏間は、自分の荷物をそのままにしてほしいとは言われていました。

2階6畳2部屋と、ダイニングキッチン風呂トイレの水回りは使っていいと言われていました。

 

でも、でも、まさか新婚旅行から帰り新婚生活が始まっても、奥の和室に舅が住み続けるとは思っていませんでした。

 

舅は家族のいる家で夕飯とお風呂を済ませ、車で20分かけてわざわざやって来るのです。

夜寝て朝起きるとそこから仕事に行くのです。

トイレは使いますが、ガスは使わず6畳の和室に電気ポットを持ち込みお茶を飲んでいるので、「お前たちに何も迷惑はかけていない」というのです。

 

逆に、私の入れたお茶や用意した朝食は「いらん」と拒否するのです。

チャイムを鳴らして玄関からではなく、勝手口のカギを自分で開けて、声もかけずにキッチンを通り自分の部屋に入るのです。

そして3日に1回の息子(夫)の当直の日でも嫁だけの家に一人で泊りに来るのです。

20数年の人生で、私の周りで、そんな生活をしている人はいなかったので想像もつきませんでした。

 

「まさか結婚しても毎晩舅が泊りに来るとは思わなかった!!」です。

 

夫や姑にやめてほしいと訴えましたが、「お父さんはいうことを聞かないから、今までもずっとそうだったから」で相手にしてもらえません。

 

 

夫婦相談をしていると、

「まさか結婚しても○○だとは思わなかった!!」

という相談がかなりあります。

 

「まさか結婚しても1ルームマンションから引っ越さないとは思わなかった。医者なのに、、、」

「まさか結婚しても毎日嫁の母が遊びに来るとは思わなかった。」

「まさか結婚して転勤になったのに妻がついてこないとは思わなかった。」

「まさか結婚したのにセックスをしないとは思わなかった。」

「まさか結婚したのに生活費が折半だとは思わなかった。」

「まさか結婚したのに休日一度も一緒に出掛けないとは思わなかった。」

 

育った環境が違う、親が違う、価値観が違うと言ってしまえばそれまでですが、我慢できないこともあります。

何とか手を尽くし、違いをすり合わせていかなければ共に生活できません。

 

私はというと、訴え続け絶対に何とかしなければと思っていました。

夫は親をとるか妻をとるか。

家を出て社宅に住む案も出たころに妊娠、切迫流産で入院。

初孫だったこともあったのかな?精神的な不安をなくすという方向で、だんだん泊りの回数が減っていきました。

出産したころには私も母として強くなり、舅の泊りはなりました。

 

一番の解決は夫婦のコミュニケーションですが、暖簾に腕押し、ヌカに釘の場合も多く、伝え方によってはよりこじれます。

最初に我慢して、すれ違いを見逃すと、どんどん大きなすれ違いを認めざるを得なくなります。

 

同じ価値観の親や友達に相談しても、解決案が出てこないことってありませんか?

悩んでいるなら少しでも早く、こじれる前に私のところに相談に来てください。

違った視点でのアドバイスができるかもしれませんし、すっきりと見極めができるかもしれません。

 

やれるだけのことをやって自分の人生を選択しましょう!!

猫を追うより皿を引けば解決することがたくさんあります

こんにちは、夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

相談をしていていつも思うことがあります。

「猫を追うより皿を引け」

先日の相談でこんな話になりました。

夫は家のことを何もしないという話の流れから

 

相「便座カバーがいつもおしっこで濡れてるんですえーん

知らないで座るとギャー!!ってなって、それでいつも私がカバーかえて洗濯するんです。」

私「それで?」

相「自分で濡らしたら自分でかえて欲しいです。」

私「『濡れてるからかえてよ。』って言えば?」

相「そんなこと言ったら不機嫌になるから言えないです。」

私「なんで便座カバーしてるの?不衛生だし、洗濯面倒だし、暖房便座じゃないの?」

相「そうなんですけど電気入れてないんです。」

私「なんで?」

相「夫はケチで、電気代がもったいないって言いそうなので。」

私「洗濯機回す電気代と水道代と洗剤代と比べてどっちが得なの?

だいたい今の時期便座温めないし。」

相「・・・。」

私「どっちみちトイレの掃除はするんだから、腹立つは、カバーかえて洗濯するは、そんなの嫌だよね?」

 

「猫を追うより皿を引け」

 

「便座カバー 濡れるの嫌なら 取ればいい」

 

ケンカの種が取り除けるものなら、便座カバーのように取ってしまいましょう音譜

一事が万事、こんな感じの発想で自分で自分を苦しくしている人がたくさんいますよ。

 

相談お待ちしています。

DV・モラハラ どうすればいいの?

こんにちは 夫婦問題相談室リボーン今枝朱美です。

 

最近多いのが、DVやモラハラで離婚したいと思っているというご相談。

これは男女にかかわらずです。

女性支援センターの方たちと何度かお話したことがありますが、皆さん口をそろえて「DV男は絶対に変わらない。今すぐ離れて離婚するしか方法はない!」と言われます。

殴って倒れている女性をボコボコにするような男性は問題外で、病的であり危険すぎるのですぐさま離れて非難するべきです。

しかし、皆さんがどう対応したら良いか迷うパターンがいくつかあります。

 

口げんかの収拾がつかなくなったとき、ものを投げつけてきた。(身体的DV)

暴言を吐いたり無視をしてくる。(精神的DV)

何をしているのか、一日に何度もラインで聞いてくる。(社会的DV)

お金の管理をさせてくれず、お金に細かい。(経済的DV)

セックスを拒んでいると、身体を触ってきたりセクハラ発言をしてくる。(性的DV)

やることを否定したりバカにしてくる(モラハラ)

 

などなど、なんかモヤモヤする、DVと言えばそうなんだけど、、、

モラハラなのかよくわからない???

よくある夫婦喧嘩っていえばそんな気もするし、、、

友達に相談すると「DVだから別れたほうがいい!」と言われるし、、、

こんな時は私に相談してくださいね。

 

DVやモラハラは悪いことで、すぐやめてほしいです。

しかし、離婚するしか解決方法がないと決めないでください。

良かれと思ってやっている場合や、その方法しか知らない場合、やっている本人が別のことで苦しんでいる場合などもあります。

 

逆に、すぐにでも離れなければいけないのに、正しい判断ができず一歩が踏み出せない大変危険な場合もあります。

ひとりで判断しないで、ひとりで我慢しないで、無責任な意見に惑わされないで、ぜひ相談に来てください。

 

また、自分はDVだモラハラだと言われるけど本当にそうなんだろうか?と不満に思っている人も、夫婦関係を良くしたいと思う気持ちがあるのであれば相談に来てください。

 

6月は父の日 お父さんにも感謝です

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

皆さん、5月の母の日はいかがでしたか?

カーネーションとかプレゼントとともに「ありがとう」の言葉もいただけましたか?

どんなプレゼントより、本当は「ありがとう」の言葉が嬉しいですよね。

お仕事にプラスしての毎日毎日続く、終わりのない家事育児は「ありがとう」の言葉でかなり報われます。

 

次はお父さんに「ありがとうドキドキ」を言う番です。

「いつも家族のために頑張ってくれてありがとうキラキラ

 

そんなことが素直に言えたらどんなにいいだろう。

仲良くしたいのにいつもケンカになってしまう。

私の気持ちを全然わかってくれない。

価値観が違いすぎて、あきらめるしかないのだろうか?

 

悩んでいるならぜひ一度お越しいただき、私にお話聞かせてください。

一緒に考えて解決しましょう!

「メシ、フロ、ネル」だけでよかった時代から半世紀

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

「ブログを読んで、たくさん気づかされることがあり相談に来ました。当てはまることがいっぱいありました。」と夫婦相談で言っていただき、勇気づけられ今日も書いています。

 

戦後の高度成長期( 日本では戦後1955〜73年の約20年)、お父さんたちは一生懸命働きました。

サラリーマンが多くなり、仕事とは会社で働くことのみで、家は休むために帰るところでした。

ですから、帰って奥さんと話す言葉は3つでよかったのです。

「メシ、フロ、ネル。」

これならだれでもできます。

家事や子育てに口を出すこともなく、奥さんの気持ちを察し気の利いたコミュニケーションを求められることもありませんでした。

 

それから半世紀が過ぎ、世代が2回変わりました。

 

終身雇用制や年功序列は崩壊し、退職金も確定ではなく、年金も不安がいっぱい。

専業主婦より共稼ぎ世帯が増え、女性も働けと言われても低賃金で保育園も満員で入れない。

夫婦で家事は分担制、相変わらずの母性神話がありながらもイクメンを求められる。

世の中同様、夫婦の形も多様化し、正解がなく難しすぎます。

 

高度成長期の親を見て育ってきた私たち世代(私は58歳)が、子どもたち(30歳前後)に何を見せてきたかが問われています。

子どもたちは親を選ぶわけにいかないからどうしようもありません。

 

しかし、間違いなく子どもたちの家庭での価値観、夫婦関係のあたりまえは親の影響をもろに受けています。

そこで、自分の価値観を知り、自分とは違う相手の価値観があることを知り、認め合いすり合わせる部分を作っていくことが大切になります。

違う価値観を夫婦で全く同じにする必要はないし、それは無理なことです。

 

対等な立場でケンカすることはかまいませんが、上下関係で支配しようとしないでください。

相手とは違うことは頭ではわかっていても、どうしても収まらない、繰り返してしまう、それで悩んでいる夫婦は本当にたくさんいます。

 

ぜひ一度夫婦相談に来て私を交えた3人で話してみませんか?

第三者が入ると、堂々巡りから一歩踏み出し流れが変わったり、解決の糸口が見つかることもありますよ。

 

「男とは女とは」の思い込みに気づくこと

夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。

夫が話を聞いてくれないから悲しい、わかってくれないから腹が立つ。
とご相談に見える奥様。でもよくよくお話をうかがうと、
「専業主婦なのに家事が完璧にできていないように思い不安。」
「働きたいけど、雇ってもらえるのかできることがあるのか不安。」

自分の不安を相手への不満に置き換え、責めることで自分を保つ気持、わかります。
私もパート収入しか無い自分を卑屈に思っていた時期がありました。
男は仕事、女は家事子育て、と考え完璧を目指しどんどん自分を追い込んでしまう。
かと思うと、世の中で「女性の社会進出」と聞くと焦り、「イクメン」と聞くと夫を責める。

今までの自分の「男とは女とは」の既成概念に縛られながら、ネットやテレビの情報に翻弄されて辛くなる方、本当にたくさんいらっしゃいます。

社会で作られた男女の役割に振り回される必要は無く、自分の家庭をつくればいいのですが、長年かけて培ってきたそれぞれの価値観はそうそう簡単に変わりません。
自分の思い込みに気付き、相手の思い込みを知り「それでいいのだー!」と、(バカボンのパパのように)ストンと腑に落とすのがこれまた難しい。

「不衛生なほどゴミ屋敷じゃなくて、飢え死にするようなことが無ければ何だっていいよ。夫婦が良ければ大丈夫。笑顔ですごせることが大事だよ。」とお伝えしています。

「相手が望んでいるだろうから嫌だけど我慢してやる。」じゃなくて、「自分もそう思いそうしたいからする。」「相手が喜ぶことをするのが嬉しいからする。」方がだんぜん楽しいです。

仕事も家事も子育ても、どっちがやってもいいしふたりでやってもいいし、お金があるなら働かなくていいし、家政婦雇ってもいいし、お金が無いなら稼げばいい。

社会的環境から形成される男女の役割への思い違いや思い込みに気づいたら、夫婦関係が今よりもっとラクになるところがたくさんあると思いませんか?

大人の発達障害、困っているのに「困った」と言われるのです

夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。

先週末はお休みをさせていただき、大阪へ「結婚教育」の勉強に行ってきました。

丸2日間9時から5時までびっしり講座が続きます。

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その中のひとつに、田島由美子カウンセラーの「大人の発達障害」がありました。

ご自身の体験を交え大変わかりやすく、「なるほど」「確かに」と、うなずくことばかりの講座でした。

田島カウンセラーは「困っているのに『困った』と言われる人のために知って欲しい10のこと」とし、子ども・青年期・夫婦と3シリーズで通常は講座をされています。
田島さん

私のところのご相談で、「主人が私の事を全然わかってくれません。」「妻が何をして欲しいのかわかりません。」「話が全くかみ合いません。」「普通の事ができないんです。」は、よくよく皆さんがおっしゃることです。

しかし、情報の氾濫からそれらを発達障害のせいにしてしまうことがあり、大変危険です。

育った環境の違いもあるでしょうし、男と女のこうあるべきの思い込みもあるでしょう。

私は医師ではないので診断はつきませんし、決め付けは良くないと思います。

理解し合えないパートナーを持つことは「何でこうなってしまうんだろう?」と悩みの絶えない毎日だと思います。

しかし、理解し合えないと思っていたのは知識が無かったからだとしたらどうでしょう。

発達障害であった場合、どのように理解すればよいのか、田島カウンセラーに教えていただきました。

理解が無ければ悪意は無くても苦しめてしまう

(わたしたちの立場からはこう見える)

・人の気持ちを察しない人

・相手に何事もあわせようとしない人

・常識がない人

・すぐに怒る

・パニックになる

(発達障害当人はこう感じている)

・理解できないことをいつも強制される

・自分の気持ちがわかってもらえない

・伝え方がわからない

・誰に伝えたらわかってもらえるのかわからない

・絶えず不安

困っているのに『困った』と言われる人の気持ちが良くわかります。

気持ちを知りさらに対応の方法を知ります。

・視覚的構造化

・表現の工夫

・傾聴、共感  などなど

攻撃が激しすぎる場合や、精神的に病んでしまった場合は対処が変わりますが、

「発達障害を治せ!」という話ではないのです。

・優れた部分が突出している

・決められた事は本人が理解できれば絶対守る

・嘘はつけない

・全国一斉模擬試験は常に上位

こんなところが好きで結婚したってところ、ありませんか?

そして、成績が良くて高学歴、良い企業に勤め高収入の場合も多く見られます。

理解して対応を変えると、生活しやすくなるかもしれません。

変わらないこと、変えられること、良く考えたらなんでもなかったこと、

毎日の生活で疲労困憊してしまっていると、とても一人では考えられません。

そんな時は、ぜひ相談にいらしてください。

お話ゆっくりお聞きして、あなたにできることを一緒に考えて伴走します。

イカフライを全部食べると、なぜ母は喜ぶのに妻は泣くのでしょうか?

夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。

私が共に学び続け共に広め続けている「結婚教育」

NPO法人日本結婚教育カウンセラー協会代表理事 棚橋美枝子代表の「結婚教育ラジオ講座」

ゲストは河村総研代表の河村操さんでした。

結婚して席が入った途端パートナーを親と間違え、「それができて普通」と普通を求めます。

操さんのお話、

ある日妻がイカフライを作ってくれて、それを全部食べたところに妻が来て

「私のイカフライが無い!」と泣き出しました。

「しまった!!」と思いましたが、妻がポロポロ泣いているのを見ると、情けないやら面白いやらだったそうです。

核家族化が進み、家族=親を求めてしまいます。

イカフライを全部食べるとお母さんは喜ぶのに妻はポロポロ泣く。

夫や妻はお父さんやお母さんとは違うことを教えないといけない時代になってしまっています。

 

「そんなバカな」 と思うかもしれませんが、ハッとした方もおられるのではないせしょうか?

実際夫婦問題の基本はほとんどがそこです。

「私は子どもが3人います」あなたの意味付けは?

NPO法人日本結婚教育協会相談員 今枝朱美です。

 

「私は子どもが3人います。」

3兄弟

 

これを聞いてあなたはどう思いますか?

 

・子育て楽しかっただろうな。

・私は2人です。

・3人も子どもがいるようにみえないな。

・お金もないのに3人も産んでよくやるよねぇ~。

・私の方が多いし。

・子どもがいるのがそんなに偉いの?

・どうせ私は1人しか育てていませんけど。

・大変だったろうなぁ~

 

「私は子どもが3人います」

ただこれだけの事実にいろいろな意味を付けているのはあなたです。

 

仕事から帰ってきたご主人に食事の準備をし、食べ終わった食器を片付けコーヒーを出しました。

コーヒー

 

ご主人はコーヒーを飲むとソファに移動してくつろいでいます。

くつろぐ夫

テーブルに置かれたコーヒーカップを見て、あなたはどんな意味付けをしますか?

 

・うわっ、信じられない。

・後で片づけるだろう。

・も~ぉ、しかたないなぁ~

・私に洗えってことか!!

・全部飲んでくれてうれしい。

・私はあなたのお母さんじゃないから。

・これを洗えば全部おしまい。

 

そこにあるのはただの使用済みコーヒーカップです。

 

好きで好きで仕方なかった恋愛時代

ケンカしてムカついている時

おまえのいれたコーヒーは最高だなって言われた時

体調がすぐれない時

大好きなケーキ買ってきてくれた時

 

同じコーヒーカップが違って見えます。

コーヒーカップに意味づけしているのはあなたです。

 

 

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ふんわりリボンブログ 「性(SEX)と結婚教育」夫婦相談の現場から

 

元祖イクメン「どちらかじゃないとできないことは、子どもを産んでおっぱいをあげることだけ。」

夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。

 

と同時に、結婚教育相談員でもあります。

27日はカウンセラー資格を取得し活動し続けながらも繰り返し学び続けることのできる、結婚教育基礎講座Ⅱin大阪のお勉強会に参加してきました。

 

このごろは大阪でのお勉強会で

「今枝さんの夫婦問題のブログ読んでますよ。歯車のブログとっても良かったから、結婚式の祝辞でご紹介しました。」

と言っていただいたり。

「はじめまして、性のブログいいですねぇ~。マグロのブログ面白かったです。男性の気持ちも良くわかってますね~。」

と初めてお会いする男性にも声をかけていただいたりして嬉しくなります。

 

第4講座は、「今考えてみる・・・ 男として、夫として、父としての在り方」

協会の顧問でもあり、NPO法人KiRALi代表理事、ファザーリング・ジャパン顧問などなどの福井正樹さんの講座でした。

福井さん講座風景

 

男として、夫として、父として、一人の人間である妻とどのようにかかわっていくか。

 

男として結婚を考える時期には、他者のことが考えられる自分になっているかを自問自答し、愛する人ができたら一緒に何ができるか考え、長い時間一緒に○○していこうと思えるかを考えた。

母の代わりが妻ではない、女性も愛する男性の世話をすることが幸せだと勘違いしてはいけない。

愛する人と一緒に生きていくことが幸せである。

 

ふぇ~~~。こんな男性がいたら、もう一回結婚したいかも、、、

 

子どもを育てることは、自分が親として成長することを自覚し、子どもと一緒に成長することを妻と考えること。

 

福井さんは元祖イクメン。手伝うレベルではなくすべて半分っこだったそうです。

なぜなら「どちらかじゃないとできないことは、子どもを産んでおっぱいをあげることだけ。」だから。

 

夫としては、人としての目線で相手を見て、大切なのは愛にも怒りにも悲しみにもちゃんと向き合うこと、お互いに必要だと思うこと。

女としての妻への愛は冷めても、人としての妻への愛は冷めない。

 

うっっ!!カッコよすぎる

 

なんだかんだ言っても、お互いの人権を理解しての夫婦関係が信頼関係を強固なものにして人間愛でつながっているのですね。

 

素敵な夫婦関係には努力も必要なことも最後に話されていました。納得。

 

この人を愛すと決めた覚悟と潔さ、やってきたからこそ言える自信が感じられるお話にほれぼれしてしまいました。

 

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結婚した時は誰でも夫婦一年生です

夫婦問題カウンセラー 今枝朱美です。

 

学校では友だちと仲良くやれていたのに、

会社では人間関係もよく、仕事の結果も出しているのに、

どうして家では夫婦でうまくやれないのだろう?

すぐケンカになってしまうのだろう?

人とのコミュニケーションをとることは苦手ではないのに、

と悩まれている方へ。

 

よく考えてみてください。

 

言葉もうまく話せない頃から、公園の砂場でスコップの取り合いなどをしましたよね。

そのつどお母さんから、「じゅんばんだよ。」「かしてっていわなきゃ。」「いっしょにやろうか。」と手とり足とり教えてもらいましたよね。

砂場

学校でも泣いたり泣かせたり先生に叱られたり、人の様子を見たりして友人関係に毎日試行錯誤していたと思います。

友だち関係を20年以上かけて身につけます。

 

社会人となり、右も左も分からない中に放り込まれ、先輩や上司に叱られても何も知らないからという謙虚な気持ちで、仕事も含め何もかも1つ1つ覚えましたよね。

悔しい思いをしたり落ち込んだりして、一日8時間以上、週5日以上、何年もかかり人間関係を学んだとになります。会社人間

会社では組織の利益を考え教えてくれたり、できなければコミュニケーションの必要のないその人の適所に居場所を作ってくれます。

 

夫婦関係ではどうでしょう?

 

親元であったり、一人暮らしであったり、その人は家で生活をしていました。

場所は家なのでお互いにあたりまえのように自分はできていると思っているし、

相手に対しても、大人なんだし社会人なんだし、好きになった人だしできると思っています。

でも、婚姻関係にある夫婦としてその人と生活することは初めてです。

 

ふたりとも夫婦関係をわざわざ教えてもらったことは無く、親の姿が記憶にあるだけです。

自分の育った家庭を常識として振りかざしぶつかっても、親が違いますからかみ合いません。

お互いが夫婦一年生です、わかっていないを前提に二人でゼロから作っていってくださいね。

新婚夫婦

 

私もこの歳になり結婚教育を学んだ今となり、「自分はわかっているし相手も知っていると思っていたけど、違っていたんだなぁ」と気づくことがいっぱいです。

私の教えてもらったこと、これからさらに学ぶことをどんどん伝えていこうと思います。

 

ジェンダーバイアスが夫婦の価値観の相違ではないですか?

夫婦問題、結婚教育相談員今枝朱美です。

 

1月31日、大阪で結婚教育基礎講座Ⅰが開催されました。

繰り返し開催される基礎講座ⅠⅡⅢは、結婚教育相談員資格を取得した後もさらに引き続き学びの場となります。

第4講座  「男として、夫として、父としての在りかたについて考えてみる」は、鳥取NPO法人KiRaLi代表理事であり協会顧問でもある福井正樹氏です。

その中で、今回はジェンダーバイアス(社会的文化的性差別、性的偏見)について考えました。

ワークでは「男女の違い」を書き出します。

それを、生物学的性差ジェンダー(社会的文化的性差)に分けてみます。

男女の違いといっても、親から言われたこと、学校で教えられたこと、歴史的にあたりまえとされていること、政治的に決められていること、どこで線引きすればいいかわからず、まあどっちでもいいと言えばいいことかな?

と考えると、私は生物学的性差しか思いつきませんでした。

次のワークは「理想の夫」を書き出します。

高収入、包容力、決断力、家事が得意、子どもと遊ぶ、大工仕事、、、、

これって、逆転してはできないことですか?

そして夫にも「理想の妻」がありますよね?

夫も妻もどっちでも自分ができるようになればラクになれること、気付かせてもらいました。

私も昭和の女なので、かなりジェンダーに縛られています。

 

そして今日は、名古屋大学の男女共同参画室の三枝麻由美助教からも、

「わたしたちのまわりのジェンダーって?」を教えていただきました。

世界的に見る日本のジェンダー・ギャプ指数は世界105位。

日本より下はアラブ系の国くらいです。

健康、教育は問題ないけど、政治経済の指数のひどいことひどいこと。

女性だけが頑張っても無理で、男性の理解と意識改革が必要です。

その反面、男性も「男らしさ」と言うジェンダーにプレッシャーを感じていることを知りました。

社会で結果を出さなければ男としての価値がないのか?

「男らしさ」を示すため、達成するために行われる犯罪。
そして、男女共に感じる現在の恋愛、結婚、子育てのしづらさ。

社会経済状況は変化しているのに、ジェンダーバイアスは昔と変わっていないからです。

 

離婚原因で一番多いとされる「価値観の違い」は、

ジェンダーバイアス(社会的文化的性差別、性的偏見)によるものが多いと思います。

仕事、家庭、社会でのジェンダーについて、結婚を決める前によく話し合うと良いのではないでしょうか。

自分ではあたりまえなので、話し合う必要を感じていないことに気付きましょう。

基本的には結婚して相手に依存しあうのではなく、一人ひとりが自立して社会と関わり共に認め合い支え合い協力して家族を作っていくと良いと思います。

男が外で働き、女が家事をしてもOKですが、話し合って理解して納得しての役割分担ですか?それぞれが自分のこうあるべきで決まっていませんか?

結婚してからも、経済状況や家族状況が変わったらその都度話し合い、お互いの不満について知り修正していくことが大切です。

ジェンダーの視点に立つことで、これまで見えなかった問題が見えてきたり、判断が異なる可能性があります。

夫婦の価値観の違いとは、ただのジェンダーバイアスではありませんか?

そんなことで大好きで結婚した人と離婚するなんてもったいないですよね。

 

夫婦問題相談室 リボーン

 

コミュニケーションがうまくとれないときは

昨日私の所属する「NPO日本結婚教育協会」の棚橋代表主催のウェブセミナー「ウェビナー」が開催されました。

第一回は顧問の福井正樹氏をお招きして、「アラフィフ世代、おとな夫婦講座」でした。
福井さんは特定非営利活動法人KiRALi代表理事として、ありとあらゆる方面から子育て支援をしておられます。
アラカン世代でありながら、元祖イクメン、そしてブルースのミュージシャンでもあります。
私とでも気さくにお話してくださる器の広さ、人として、男性として、大人として、カッコよすぎます。

「おとな夫婦」と言うテーマで、パートナーとしての夫婦、子どもたちに対する夫婦、子どもが巣立った後の夫婦、子育てする子どもたちと関わる夫婦など、90分たっぷりお話してくださいました。

そして、おとな夫婦として一番大切なことは コミュニケーション
「自分が思っていることを相手がわかりやすいように伝える、相手が言ったわかりにくいことも噛み砕いて理解する。」
「最小単位である家族でコミュニケーションをとれない人が外で取れるわけが無い、外でとれているとしたら、それは家族や妻に甘えていると言うこと。」
「コミュニケーションはキャッチボールと一緒、相手に合わせた取り易いスピードで取り易いコースに投げる。」
と、お話されました。

本当にその通りだと思います。

理解できないお前が悪い、わかってくれないあなたが悪い、では話になりません。
自分の不満をうまく言葉で伝えられず、日々の行動にイチャモンをつける、無視する、暴力を振るう。
それでは甘やかしてくれない、褒めてくれない、抱っこしてくれないで泣く子どもと一緒です。

コミュニケーションを取ろうとする努力が大事ですが、コミュニケーション能力には人によって差があると思います。
得意な人ばかりではありませんので、コミュニケーションがうまく取れない場合は、その差は自分が考えている以上に大きいことを知って欲しいです。
ですから、キャッチボールと言っても、グローブをはめてではなく、大人が幼稚園とボール投げをするくらいのイメージで、下手投げでほわっと胸の正面に投げて欲しいです。
うまい人がへたくそな人に合わせてあげてください。
夫婦としての責任もって、そして愛を込めて。

 

夫婦問題相談室 リボーン 今枝朱美

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